monoろぐ

古典和歌をメインにブログを書いてます。歌題ごとに和歌を四季に分類。

群霞・叢霞・村霞(むらがすみ)

2024年01月08日 | 日本古典文学-天象

はるのきて-あけゆくやまの-むらかすみ-おほろにのこる-よこくものつき
(後鳥羽院御集~日文研HPより)

眺めつるよもの木末のむら霞ひとつに成ぬ春雨のくも
かつらきやくめ路の谷のむら霞とたえは橋に限らさりけり
(正治二年院御百首~続群書類従14下)

ひはりあかる-はるののさはの-あさみとり-そらにいろこき-むらかすみかな 
(夫木和歌抄_慈円~日文研HPより)

霞中雁
くもれとも空たちのこす村霞あらはれ消えて雁そ行くなる
(草根集~日文研HPより)

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