亀井幸一郎の「金がわかれば世界が見える」

マクロな要因が影響を及ぼす金(ゴールド)と金融の世界を毎日ウォッチする男が日常から市場動向まで思うところを書き綴ります。

休日を前にショート・カバー(ポジション調整)継続か

2013年07月03日 23時42分23秒 | 金市場
さて独立記念日の祭日を前に、本日3日のNYコメックスは再びショートカバー・ラリーの様相を呈するのか否かと見ていたが、例によって現地午前10時過ぎに仕掛け的な動きがあり10ドル超、値が飛んだ。下げ過程でもこの時間帯の注文がきっかけで動いてきたが、先日から上昇を狙う買い仕掛けに転じている。いずれにしてもテクニカル主導につき、問答無用で「買い」を引きずり出す。言うまでもなく、先日までは「売り」を引きずり出していた。

現地では5日の水曜日を休みにして連休という市場関係者も多いと見られる。したがって雇用統計の結果如何によっては、取引が薄い中で値動きが大きくなる可能性がある。

今夜の注目データ、給与明細の代行など労務事務サービスのADPが名簿に沿って調査する6月の民間就業者数は前月比5000人増の18万8000人の増加となった。市場予想は16万5000人となっていた。必ずしも本チャンの雇用統計と整合性があるわけではないが、方向を示唆するデータではある。もうひとつ、失業保険新規申請件数の方は前週比5000件減の34万3000件となった。このところnトレンドに沿った内容といえる。

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