米9月の雇用統計が先ほど発表された。今週発表されたISM製造業及び非製造業景況指数の内訳の雇用指数の数字の悪化、ADP全米雇用報告での雇用者増加数の低下にも関わらず、それほどの悪化は見られなかった。NFPつまり非農業部門の雇用者数の増加は市場予想14万5000人増に対し13万6000人の増加となった。予想は下回ったものの、下振れというほどではない。失業率も3,7%の前月比変わらずに対し3.5%に低下。自分が就きたい仕事に就けず、やむなくパートタイマーなどになっている人たちを含めた広義の失業率も8月の7.2%から9月は6.9%に低下していた。2000年12月以来の低水準とされる。ちょうどITバブルで沸いていたころの数字。しかし、給料の上昇は鈍い。平均時給は前年同月比で+3%超を維持してきたが、+2.9%となった。予想は+3.2%だった。それぞれの結果は、強弱まちまちだが、総じて悪くはない。
ドルは買われ、債券は売られ利回りは上昇。リスクオンの中で金も売られている。チャートは現地時間の午前8時34分時点のもの。株式も先物は上げているので、普通に読めばNY金は1500ドル割れだろうが、この後開いてくる株式市場などがどの程度反応するかにもよる。
さらに米東部時間14時(日本時間明朝3時)に予定されている講演で、この結果判明後のパウエルFRB議長がどう語るか。内容を待ちましょ。
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さらに米東部時間14時(日本時間明朝3時)に予定されている講演で、この結果判明後のパウエルFRB議長がどう語るか。内容を待ちましょ。
