
「荒れ模様」どころか大荒れの市況となった。多くの事前予想で12月の米雇用増は10万人を超えまいと見られていたが結果は既に報道に詳しいが16.7万人増。しかも10月(7.9万人⇒8.6万人)、11月(13.2万人⇒15.4万人)とそれぞれ増額修正されるという“おまけ付き”。雇用の安定は所得の安定を意味し個人消費の安定を連想させる。米7-9月期の経済成長(GDP)は2%へと減速していたが、07年下半期には3%前後の安定成長路線に回復するというバーナンキFRBの見通しを裏付けるという見方から、利下げ観測が後退、ドルは急速に勢いを取り戻した。最近は強弱織り交ぜの米国マクロデータだが、意外に強いものが目立っていたのでこれも有りという面でサプライズとはいえない。金市場はこのデータ発表と共にドル急騰の裏腹に急落状態となった。今週末のリスクシナリオが現実化したということ。我慢しながら積み上げた積木を崩されるという昨秋以降の展開が続いている。昨年末の住友メールに書かせていただいたが、こうした環境のなかドルは循環的に下げ、金は下値を切り上げるという見方をしている。基本的には世界的にカネがぐるぐる回っているので、投資環境に大きな心配はないというのが大勢観ということ。
今さらながらだけど、それにしても以前に比べて難しい環境だね。様々な材料があって、それぞれの要素はお互いに影響しあい、時に共鳴現象が起こり予想以上に大きな影響力を発揮したり、また逆に効果を打ち消しあったりと、価格への表れ方は様々。これが相場の現場の姿。したがってこれを見ておけばいい、あれを見ればいい、というような単純なものではないわけ。一筋縄で行かないところがマーケットの面白さであり、それに対応しようとすることで生きた知識も身につくと思っております。
きょうの東京は寒い。冷たい雨が降っている。
今さらながらだけど、それにしても以前に比べて難しい環境だね。様々な材料があって、それぞれの要素はお互いに影響しあい、時に共鳴現象が起こり予想以上に大きな影響力を発揮したり、また逆に効果を打ち消しあったりと、価格への表れ方は様々。これが相場の現場の姿。したがってこれを見ておけばいい、あれを見ればいい、というような単純なものではないわけ。一筋縄で行かないところがマーケットの面白さであり、それに対応しようとすることで生きた知識も身につくと思っております。
きょうの東京は寒い。冷たい雨が降っている。
私は現物持ちなんで、まあ我慢できますが、先物の人
は精神面を保つのが大変ですね。私には先物をやる
根性は到底ありません(^^)。
今の相場を見てると700㌦なんて気の遠くなるほど
高い壁のような気がしますね。私はラジオをよく聞く
のですが、そのラジオCMで今しきりに「金・プラチナ
買います!!」っていうのが流れます。金市場がこの
数年沸騰してるから金・プラチナの買取市場も沸騰
し始めたんだと思いますが、この市場ってどれくらい
なんでしょうね。一つ一つの取引は数グラムから数十
グラムなんでしょうが、チリも積もればなんとやらで
結構バカに出来ないような気もします。なんせこっち
は売りっぱなしでしょうから・・・・
冷たい雨…でも、2009年土星のお告げがありますよね。私、昨年の記事にあった「土星のお告げ」とても気に入りました。律儀にやってくる5年サイクルのドル安、その頃になるかもしれない、と思いましたので。
黒い電話とNHKニュースしかない僻地から東京に帰り、
住友メール拝読しました。
800㌦の数字が輝いて見えました。
とりあえず、昨年のように買い場続きの年にならない様にお祈りしています。できたら昨年の高値を抜けます様に!
亀井先生と皆々様のご健康・ご多幸お祈り致します。
どこを基準に下値と考えたらよいのでしょうか。
05/7月、05/11月の下値から切りあがると考えれば600ドルが下値ですし、
06/6月、06/10月の下値から切り上がると考えれば、580ドル近辺が下値です。
01/12月、05/7月を下値基準とすれば、500ドル以下になります。
つまり、ファンダメンタルに上昇は理解できるのですが、どこの部分が過剰流動性によるものかが分かりません。
あと、万が一のためにWEBメールを作られたほうがいいのではないでしょうか?G-mailとかHotmailとかです。ただですし。アカウントで先生の受け取りアドレスを表示しておけば、どこから送信してもいいのですから。
先生は相当PCスキル高そうですから蛇足かな・・・と思うのですが念のために・・・です。
先週末はえらい動きました。原油先行下落の株下落と来れば次は・・・ただ、逆の動きを期待していたのは願望に近かったのですが、残念でなりません。しかし、雇用統計はあまりの好材料に度重なる利上げによる景気減速懸念からの利下げ期待派(多分結構いると思いますが)に大きめのインパクトがあったようです。むしろ、予想通りもしくはより悪い指標が出た方が、株高と商品高を誘発したかもとも思えます。
ただ、原油市場の大きすぎる調整によってファンドが損失を被ったとの情報や昨今の外為、特にドル円以外における調整が大きいことが気がかりです。この辺で、底値を固めていずれさらなる高値を取りに行く動きとほとんどがそう思っているでしょう。来週以降日経や国債市場を含めたそれらの動きに関心があります。今月は日銀政策決定会合とFOMCがあって余計に荒れるかもしれません。
森永さんが面白いこと書いているのでリンク貼っておきます。
http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/feature/news/070104_morinaga/index.html
諸外国、特に中東情勢を併せ予想はかなり難しくなったと実感します。