亀井幸一郎の「金がわかれば世界が見える」

マクロな要因が影響を及ぼす金(ゴールド)と金融の世界を毎日ウォッチする男が日常から市場動向まで思うところを書き綴ります。

日本目線

2013年10月03日 23時27分35秒 | 国際情勢

トマス・モア(注:モアでなくペインの誤表記・・・の2013年10月4日訂正「トマス・ペイン」)「コモン・センス」と聞いて頭の中の端の方で記憶の断片が蘇った。受験で入れた記憶だが、残っている。詳しい内容も知らず簡略な解説と共に記憶というより覚え込んだものだった。コモン・センスによると「政府はたとえ最上の状態においても、やむをえない悪にすぎない」。イギリスからの独立の正当性を説き、独立戦争の戦意を高めたとされる。これは10月2日付の朝日新聞天声人語で読んだものだが、確かにそうした歴史的背景を知らないと、なぜ共和党は頑なにオバマケアに反対するのかということが見えてこない。

 同じように、なぜインドの人々は金を買い求めるのか?ヒンズーの教えでは、光り輝くものは邪悪なものから身を守り、それを持つ人を更に富ませると・・・・。同時に農村部で銀行の普通預金口座を持つ人はわずか40%にすぎない。つまり6割の人は銀行に口座すら持っていない。金を保有することが、富の蓄積の手っ取り早い手段ということになる。

郷に入れば郷に従えではないが、日本目線では理解しがたいことも多い。

コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« FRBの政策転換を難しくす... | トップ | 「実質金利上昇で金は一気に1... »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (fairlane)
2013-10-04 13:20:20
向こうさんの目線で日本を見ても実にふしぎな国でしょうね。日本人は何のために鬱病になるほど働いているのか理解できないに違いないです。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

国際情勢」カテゴリの最新記事