今日は久しぶりのお休み。ということで、冷泉家「王朝の和歌守(うたもり)展」の特別座談会いってきた。
出演は朝日新聞歌壇選者の佐々木幸綱さん、女優の真野響子さん。そしてコーディネーターは冷泉家に詳しい同新聞社の浅井聡さん。
私は根っからの理系。文学の「ぶ」の字もない人間だが、小さい頃は書道を習っており、書は大好き。また和歌はイマイチだが、小倉百人一首くらいは多少は知っている。
座談会の話もまあまあ面白かったが、実際の書物のほうが印象的。
書は、華麗に書いてあるかな文字。というよりも実用的な文字という感じがした。本は葉書サイズで小さめのものが多い。当然文字も小さい。自分たちが中学校のとき通称「細字」というものを書かされた。それに似ている。半紙を半分に折り、その間に原稿用紙を挟み、透けたます目に小筆で国語の教科書を転記する。結構細かいので「細字」といっていた。
しかし専用の和紙にやや大きめに書いたものもあった。私としてはこんなイメージがあった。
でも、この展覧会に参加して、また書を始めたい気持ちになった。