2月11日は初午で郷土料理の「しもつかれ(我が家では、「すみつかれ」という)」を作って稲荷様にあげた。
私は大好きだが嫌いな人も多い。特に外から転入して来た人で好きだという人を聞いたことがない。
Wikipediaにはこんな風に紹介されていたが、全くその通り。
しもつかれとは北関東地方に分布する伝統の郷土料理で、初午の日に作り赤飯とともに稲荷神社に供える行事食。鮭の頭と野菜の切り屑など残り物を大根おろしと混ぜた料理である。地域によりしもつかり、しみつかり、しみつかれ、すみつかれ、すみつかりとも呼ぶ。
『宇治拾遺物語』『古事談』などの説話にも記述されている「酢むつかり」を起源とする説が有力であり、江戸期、飢饉の時に飢えを凌ぐための食物である救荒食(きゅうこうしょく)としてよく使われるようになった。
鮭(新巻鮭)の頭・大豆(節分に撒いた残り)・大根・人参・その他の余り物を細切れにしたり、目の粗い大根おろし器の鬼おろしで粗くすり下ろして酒粕と共に煮込む。地域によっては油揚げを刻んで入れることもある。調味料を一切用いず、鮭や酒粕の量を加減することで味を調整するのが一般的である。
地域によってさまざまな食べ方があり、冷えた状態で食べることも温めて食べることもある。
独特な味や香りとその外見から、好き嫌いが激しく分かれる。