日光杉並木マラソンの帰りは恒例の日光旅行。
今年は、東照宮の四百年式年大祭をやっている。徳川家康が亡くなったのが元和2(1616)年4月17日。今年は2015年、満で399年、数えで400年目に当たる。
ここの拝観料は大人1200円。2人で2400円だから結構いい値段だ。
表門をくぐると、最初に現れるのが「見猿聞か猿言わ猿」。ことわざの「見ざる聞かざる言わざる」を表現したものらしい。
東照宮といえば、国宝の陽明門が有名だが、現在工事中。以前、来たときも工事中で、実に運が悪い。
陽明門をくぐると、今度は唐門がある。この中の拝殿で参拝するのだが、多くの人が並んでいて、やっとは入れた。
眠り猫の下を抜けて、約200段の階段を登ると奥宮に着く。そこには徳川家康の墓があった。
公式ホームページには次のように書いてある。
家康公は、元和2(1616)年4月17日駿府城(静岡県静岡市)で75歳の生涯を終えられ、直ちに久能山に神葬されました。そして御遺言により、一年後の元和3 (1617)年4月15日、久能山より現在の地に移されおまつりされました。
輪王寺の中心的建造物は「三仏堂」だが、こちらも保存修理中。
二荒山神社の奥には、輪王寺の大猷院(たいゆういん)がある。ここは徳川三代将軍「家光公」の廟所(墓所)らしいが、すべての神社仏閣の拝観料を支払うと全部でとんでもない金額となるので、外から見るだけで帰ってきた。
今回は東照宮、輪王寺、二荒山神社の3か所の御朱印を押してもらう予定だったので、御朱印帳を持参した。東照宮以外は拝観料を払わなくても受付で押してもらえる。御朱印の料金は300円が多いが、二荒山神社は500円。
東照宮の後は、奥日光までドライブし湯ノ湖の湖畔で昼食、涼しさを満喫し帰ってきた。
でもそれからが大変。
途中の日光杉並木は雷と豪雨で数本が倒木し通行止め。
我々も迂回し帰って来たが、文化財を守るのは大変だね。