籾摺りがやっと終わった。
我が家の籾摺り機は万石式。これは籾をローラーで剥いた後、網(篩)の斜面を滑らせ、玄米、玄米と籾の混じったもの、籾の3種類に分け、玄米は袋詰め機に送り、玄米と籾の混じったものは再度篩に掛け、籾は最初のローラに戻す仕組みになっている。
それぞれの行程に送るには、最下層にある籾を1番上の受けに揚げなければならないが、籾が揚がらずそこから多量の籾が出てきてしまった。開けてみると、金属の周りに樹脂できた羽根のようなものがあり、そのが完全に磨耗していた。部品の調達は難しいので、その羽根を修理することにした。固定してあるナットを緩め、可動範囲で最も外側に寄せてみた結果、無事に籾摺りを終えることができた。
稲刈りで、軽トラを使っていると、荷台のサイドパネルが開かないことに気付いた。
良く見ると、パネルを支えている蝶番が変形している。バックしているときに、作業場の柱に引っ掛けてしまったらしい。サイドパネルが開かないと、もみ殻が運べない。
車屋に修理に出すと結構値段が掛かるので、自分で直すことにした。まずパネルの後ろ側にナットを外し、パネルを後ろにスライドさせると外すことができた。
次に、以前水道屋さんに頂いた首がぐるぐる回るレンチで蝶番をくわえて調整したら、うまく直った。ただ塗装が剥げてしまったので、たまたまあった白いペンキで塗って仕上げた。
むむ、完璧。
乾燥機の余った灯油を家庭用のボイラータンクに移していると、今度はタンクのゲージが壊れてしまった。屋外にあり毎日太陽光線を浴びるので樹脂が劣化してしまったらしい。ゲージのトップにある目印が取れてしまったので、その下を黒い樹脂で補強しボンドで固定した。
当面は何とか凌げそうだ。
最近の週末はこんな感じで終わってしまう。人生、故障と修理の繰り返しだね。