今年の職場旅行は、日帰りでの「はとバスツアー」&「夜の東京マジックショー」となった。日帰りとはいっても朝6時から夜10時過ぎまでのスケジュールなので、1.5日分くらいの中身のある行程だ。
午前8時に浜松町のバスターミナルを出発し、最初に立ち寄った海ほたる。さすがにこの時間だと空いている。家族で木更津のアウトレットに来た時は混んでいて寄ることもできなかった。「早起きは三文の徳」といううことだね。
11時くらいにはちょっと早い昼食タイム。会場は南房総の浜焼き市場きよっぱち。
会場内はとにかく暑い。11月でも半袖のTシャツで十分。係員が食べ方を説明した後、2人で1つの網つきのバーナーでサザエやホタテなどを焼い食べるのだが、大型バスが何台も入れる駐車場と100人以上は入れる会場とあって、浜焼きの雰囲気がでない。海の見える浜辺でグループで浜焼きを愉しんでいる雰囲気とは雲泥の差だ。場所も大通り沿いの畑の中とあってイマイチ。
まあ、房総というと海を目当てに来るお客はいるが、内地にはなかなか来て貰えないということで、地元の人が知恵を絞った結果、このような場所での浜焼きとなったのかもしれない。
でもボリュームは満点。食べ放題と言いながら、あまり出ないときもあるが、ここはそんなことはない。
次に向かったのはミカン農家。
ここでミカン狩りとなったが、食べ放題とは言うものの先ほどの浜焼きでおなかが一杯。それでも小さめのミカンを4~5個をもぎって食べた。お土産に買おうと思ったが、自宅のミカンとあまり差がないのでやめた。
次に向かったのはマザー牧場。名前は聞いたことはあったが行くのは初めて。
名前の由来はガイドさんの話によると、創業者前田久吉がこの牧場を亡きお母さんに捧げたので『マザー牧場』と名付けたとのこと。
前田は産経新聞や東京タワーなどを創業者で、大阪の郊外にあった生家は貧しい農家で、お母さんの口ぐせは「家にも牛が一頭いたら、暮らしもずっと楽になるけど・・・」といっており、このことが前田の心に奥深く残り、また、これからの日本にとって畜産振興が必要であることも考え、亡きお母さんに捧げる牧場という気持ちをこめて『マザー牧場』と名付けたのだそうです。
ここでは、自由時間が2時間あったので、腹ごなしの意味で端から端まで一周回ってきた。
園内には、子どもが遊べる施設のほか、草花が楽しめる広大な場所があった。しかし、時期が11月ということと、今年の秋の長雨で花の付きが悪く、絶景にはならなかったようだ。それでも多少はペチュニアが残っていた。
園内ではアトラクションも行われており、私が見たのは「子豚のレース」と「シープショー」で、ともに子どもたちは盛り上がっていた。
マザー牧場を出ると東京への帰路となるが、「はとバス」の中では、レインボーブリッジから見るフジテレビ本社ビルや東京タワーなどの夜景が一番良かった。
帰りは予定の午後6時より遅れ、東京駅に6時45分到着した。
ここからは、丸の内ブリックスクエア3階の「マジックバー 銀座十時 丸の内店」に会場を移し、親睦旅行第2部となった。
幹事には申し訳ないが、第1部より2部の方が面白かった。
あっという間に2時間が経過し、自宅へ向かったが、後になって思い出しても、マジックのからくりが分からない。
- あの腕時計はいつ外されたのか?
- 長袖の中の腕に貼られた小さなシールはどのようにして貼られたのか?
- 目の前で名前を書いたカードがなぜミネラルウォーターのペットボトルに入ってしまったのか?
- マジシャンのテーブルはなぜ宙をまうのか?
しばらくはこの話題で盛り上がりそうだ。