今日は私たちの結婚30周年の日である。早めに帰宅したいところだが、今日も宴会。仕事なので仕方ないが、それなりに早く帰りたい。
ところで、30年前の今日1986年4月26日は、我々の結婚どころではない事態が起きていた。チェルノブイリ原発事故である。ロシア時間の1時23分(日本時間6時23分)に事故は起きたが、事故直後、我々が式を行っていたころは、事故は公表されていなかった。
ウィキペディアには『当初、ソ連政府はパニックや機密漏洩を恐れこの事故を内外に公表せず、施設周辺住民の避難措置も取られなかったため、彼らは数日間、事実を知らぬまま通常の生活を送り、高線量の放射性物質を浴び被曝した。しかし、翌4月27日にスウェーデンのフォルスマルク原子力発電所にてこの事故が原因の特定核種、高線量の放射性物質が検出され、近隣国からも同様の報告があったためスウェーデン当局が調査を開始、この調査結果について事実確認を受けたソ連は4月28日にその内容を認め、事故が世界中に発覚。当初、フォルスマルク原発の技術者は、自原発所内からの漏洩も疑い、あるいは「核戦争」が起こったのではないかと考えた時期もあったという。日本においても、5月3日に雨水中から放射性物質が確認された』と記載されている。
忘れることのできない記念日となってしまった。