ステップワゴンのユーザー車検を無事終了した。15年で4万4444キロ。4が重なることを「しあわせ」というらしい。
ところで、今回の車検で、新たに2つの発見があった。1つはヘッドライトの光軸検査の変更、もう1つは車検証の備考欄の記載事項の追加、この2項目である。
ヘッドライトの検査が、ハイビームからロービームでの測定に変更となっていた。このことにより、ハイビームで調整してあった車は、再調整しない限り不合格となる可能性がある。私の場合も、ロービームでダメで、その後ハイビームで再検査し合格となった。当面の間は、ハイビームの測定も可能のようだ。
よく調べてみると、検査方法が変更されたのは平成27年9月1日。変更点は、平成10年9月1日以降に製作された自動車の前照灯試験は、原則、すれ違い用前照灯(ロービーム)により検査を実施するというもの。
ただし、その後の通知で、前照灯の審査は、当面の扱いとしてすれ違い用前照灯(ロービーム)の計測で不適合の場合は、走行用前照灯(ハイビーム)を計測するものとし、軽自動車も同様とする。私は、この通知により救われたらしい。
車検証の備考欄に「受験種別」「検査時の点検整備実施状況」「受験形態」の3項目が追加されていた。正確には今回追加されたのではなく、平成26年2月17日から記載されていた。したがってもう1台のフィットにはすでに書かれていた。
今回の車検証で気になったのは、検査時の点検整備実施状況が「点検整備記録簿記載なし」となっていた点。今までは受付時に点検整備記録簿の記録の有無を確認されたが、今回は聞かれなかった。
フィットの車検証を見ると「点検整備記録簿記載あり」となっており、ちょっとショック。いずれにしても、現在の車検制度は、前車検・後整備でも可能なので問題は無い。
なお、受験形態は「使用者」と記載されるべきところ、フィットは「認定整備工場」となっていた。これもミスだね。使用者が正しい。
現在困っているのは、8月の軽トラと3月のフィットの車検の際の光軸調整をどうするかだ。
無調整のまま本検査を受検し、運よくロービームでパスするか、または暫定期間のハイビーム検査でパスするか。もしくは事前にロービームで調整し受検するかだ。なお暫定のハイビーム検査はいつまで続くか分からないらしい。