7月19日は旧暦の6月16日、茂林寺の大般若祈祷会の日である。町内の檀家の人たちが朝6時に本堂に集まり祈祷会が行われた。夏に大般若を行うのは珍しいらしく、いわれは、昔、この時期に疫病が流行ったことに起因するらしい。
しかし、集まる人が年々少なくなってきたような気がする。堀工町内の下と上を合わせて30人くらいしか集まっていなかった。
ところで、住職の話では、寺の桜の木が外来種のカミキリに食い荒らされ倒木の危機にさらされているらしい。帰りに境内の樹齢100年を超えるソメイヨシノを見ると、大きな枝がバッサリと切られていた。
このカミキリの名前は、アロミアブンギ(和名はクビアカツヤカミキリ。またはクロジャコウカミキリとも呼ばれる)。草加市なども被害があるようだ。外来種は天敵がいなく繁殖力が強い。今後被害が拡大することが予想されるので、早めに手を打ちたいところだ。