大寒波がもたらしたもの

2023年02月01日 | 住まいづくり

10年に1度の寒波。

とても10年に1度なんてものではない凄さ。

あちこちから、本当にあちこちから凍害のお電話をいただきました。

設備担当は朝から夕方まで飛び回っています。

友人の不動産屋さんにお電話したら、も~う大変で~、と。

アパートの仲介管理をしているから。

安く建てたアパート程、断熱に拘っていないから。

この寒さでは、水もお湯も出な~い、って不動産屋さんに電話が来るのね。

設備の業者に電話しても、娑婆中その騒ぎだから手が回らないのね。

だいたい電話しても出てくれないって言っていた方もいたから、今凄い状態なのね。

当社の建てたお客様の建物は、水廻りが凍結するということはほぼない。

凍結防止帯もいらない省エネ・・・・・凍結防止帯ってすごく電気を使うから、在来住宅は冬は電気料が倍になるのね。

水も排水も床下を走っている。

床下も居室も基本的には同じ環境。

屋外にある、ボイラーやエコキュートが問題だけど、そこには水道凍結防止帯を付けている。

 

今電話いただいているのは、よその工務店さんで建てられた物件。

エコキュートが凍ったと電話いただいて、お話をお聞きしていたら、節電コードをご自分で付けられているのだと。

とりあえず、それを外してみてくださいねと。

厳寒になる地域ではプロは絶対付けてはいけないって言うわね。

皆さんどうしていいのか、どこへ頼んでいいのか分からなくて電話をくださっている。

今週いっぱいはまだ凍みそう。

空き家が多くなっていて、そこで水道が破裂している場合もあると思う。

夕方設備屋さんの社長さんとお会いしたので、「どんなご様子ですか」とお聞きしたら、とても手が回らないのでお断りしています、と。

設備屋さんだって、いつも仕事をいただいている工務店さんからの仕事が優先でしょうね。

建ててもらった工務店さんが廃業されていて、どうしていいか分からない方のまではすぐに対応してくれないのね、きっと。

だからうちの会社にも見ず知らずの方からもお問い合わせが来るのね。

昨日は築30年の方がバスのカウンターの中からお水が出てと。

これはメーカーでなければ直らない。

でもメーカーだって、凄い状態だから、「30年前の部品はありませんので、直りません」とつれない。

最近商品がブラックスボックス化してきているから、簡単に治らない。

話は変わるけど、中古トラックの買取をする時、新しいのはダメなんですって、発展途上国に持っていくには、最新のコンピューターが入っているのは、現地で修理ができないから、オンポロでも「昔」がいいのだと。

これは車だけではないわね。

最近のもの、どんどん進歩しているけれど、私たちだって結局、修理するよりも買い換えたほうがいいですって言われることあるでしょう。

これからは修理と言う言葉も死語になるかも。

修理できるようなシンプルな機器が欲しいわ。

お読みいただきありがとうございました。

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コメント (4)
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