「今日はランチでも外に食べに行こう」と思っても、私の住んでいる那覇市郊外では、食事といえば、たいてい「食堂」での定食、「そば」の看板を出す店の「沖縄ソバ」、あるいは揚げ物いっぱいの弁当に限定される。少なくても沖縄に来た頃は、そう考えていた。始めのうちは観光客気分で「食堂」も「そば」も楽しめたが、正直、それにも飽きてしまう。と思ったとき、登場したのが数年前から乱立を始めた「CAFÉ」と、その存在に気づかなかったホテルのランチ・ブッフェである。
ホテルのランチ・ブッフェなんて東京で過ごした40年近い人生でほとんど行ったことがなかった。だいたい国分寺に住んでいると旨いランチ・ブッフェがあるホテルまで行くのが一苦労であって、そんな遠くまで行く位ならば、近くに数あるファミレス、回転寿司から選択するだけでも十分楽しめたのである。
しかし沖縄には身近に高級な(高級そうに見える)ホテルがいっぱいあるのだ。都市型のホテルで、といえば那覇市内に行けばいいし、ちょっと青い海を見ながら、という気分になったら、思い切って30、40分のドライブで恩納村のリゾートホテルに向かえばいい。
今日は久しぶりに那覇市内のホテルのランチ・ブッフェに出かける。客のほとんどは「ジモティー(地元の人々)」である。考えてみれば当たり前であって、那覇市内に宿泊する観光客は、昼は絶対にどこかに観光に出かけてホテルなんかにいるはずがない。つまり那覇市内のホテルのランチは、大抵「ジモティー」に向けなのだ。土曜日は家族連れでいっぱいである。ピザの大皿から、オリーブを全部落として、オリーブなしのピザを自分の皿に乗せる子ども、「いっぱい食べなきゃ損なのよ」と子どもに説明する母親、自分の皿に乗せたケーキをそっともとに戻すオバサン・・・。味を楽しむのは当然ながら、見るのも、聞くのも楽しいひと時である。
さて、いっぱい食べた後、最後の締めは、デザートとコーヒーである。しかし、いつも思うのだ。最後のコーヒーの味がわからなくなるまで、どうして食べるのだろう?いつまでたっても学習できない私の弱点・・・。
ホテルのランチ・ブッフェなんて東京で過ごした40年近い人生でほとんど行ったことがなかった。だいたい国分寺に住んでいると旨いランチ・ブッフェがあるホテルまで行くのが一苦労であって、そんな遠くまで行く位ならば、近くに数あるファミレス、回転寿司から選択するだけでも十分楽しめたのである。
しかし沖縄には身近に高級な(高級そうに見える)ホテルがいっぱいあるのだ。都市型のホテルで、といえば那覇市内に行けばいいし、ちょっと青い海を見ながら、という気分になったら、思い切って30、40分のドライブで恩納村のリゾートホテルに向かえばいい。
今日は久しぶりに那覇市内のホテルのランチ・ブッフェに出かける。客のほとんどは「ジモティー(地元の人々)」である。考えてみれば当たり前であって、那覇市内に宿泊する観光客は、昼は絶対にどこかに観光に出かけてホテルなんかにいるはずがない。つまり那覇市内のホテルのランチは、大抵「ジモティー」に向けなのだ。土曜日は家族連れでいっぱいである。ピザの大皿から、オリーブを全部落として、オリーブなしのピザを自分の皿に乗せる子ども、「いっぱい食べなきゃ損なのよ」と子どもに説明する母親、自分の皿に乗せたケーキをそっともとに戻すオバサン・・・。味を楽しむのは当然ながら、見るのも、聞くのも楽しいひと時である。
さて、いっぱい食べた後、最後の締めは、デザートとコーヒーである。しかし、いつも思うのだ。最後のコーヒーの味がわからなくなるまで、どうして食べるのだろう?いつまでたっても学習できない私の弱点・・・。