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もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

わが家の白犬(白熊)の愚痴語録

2007年12月04日 | 家・わたくしごと
「我輩は白熊である。名前はピース。あんたの知人が「エース」という名の犬を飼っているからといって、僕の名を勝手に「ピース」にしないでくれ。まるでタバコの名前みたいで不愉快だよ。」
「僕に向かってワンワンと言うな。熊なんだからガオガオと言ってくれ。」
「変な服を着せるな。僕は、スーパーマーケットに連れてこられるような貧弱かつ軟弱な小動物じゃないんだ。だいたい白熊が白いのは、雪と氷の色に同化し、カモフラージュしてるんだよ。こんなTシャツを着せられたんじゃ、北極に戻ったら俺の居場所、バレバレだよ。」
「変な帽子をかぶせないでくれ。僕はサンタじゃないんだよ。」
「寝るときに僕に抱きつくのはかんべんしてくれよ。俺は冷たいのが好きなんだ。「ぬくもり」ってのは苦手なんだよ。」
「とにかく、僕は犬じゃない。すごく怖くて、恐ろしくて、凶暴な白熊なんだから、かまわないで遠くで見るだけにして欲しいんだよ。」
 はいはい、わかりました。今度、北極に行く機会があったら、連れていきますから。でも、噂によると向こうも地球温暖化で結構、氷が解けているらしいですぜ。君のことを枕として絶対に使いませんから、それまでわが家の「愛犬」として、存分に立ち振る舞ってくださいませ。