花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

寄のロウバイ園と松田山の河津桜

2019年02月25日 | 花シリーズ
2月半ばの先々週は雪が降ったりで、真冬の寒さが続きましたが
先週からは一転、春を思わせる暖かい日が多くなりましたね。



2月22日(金)に神奈川県松田町の「河津桜」が満開になったとの発表がありました
23日の土曜日からはライトアップも始まったとか

予定を変更して、早春のお花情報を先にUP致します。

早春のお花を求めて「松田町」へ(2月17日)
古い山仲間3人とのスケジュールがようやく決まった2月中旬・・・
最初はYさんの希望で、房総半島の水仙ロードを歩きながらの「富山」ハイキングを考えていましたが
南房総市に問い合わせると「水仙はもう終わりました」との返答



ならば松田町からバスで30分の所にある「寄のロウバイ園」に行きたい」とKさんが希望した。
問い合わせると「ロウバイ祭りは2/11に終わったが、お花はまだ咲いています」との返事
「松田山の河津桜と合わせて見に行こう」と決まりました。

寄(やどりぎ)の「ロウバイ園」
小田急「新松田駅」で待ち合わせて9時40分発の寄行きのバスに乗った。
ちゃんとした山姿のグループもいてバスは満員、増発バスも出たくらい・・・



終点の一つ手前の停留所で、完全武装の山姿の一団は降りて行った。
聞くと「シタンゴ山から宮地山」に登るとか(私たちも2回行っている)
「鍋割山」と「高松山」はタクシーで奥まで入ったね。

高松山と花じょろ道・虫沢古道コースと、松田山緑の風自然歩道はワンゲルで歩いている。
丹沢に近い山懐にある寄(やどりぎ)地域は山好きにとってはお馴染みの場所なのだ。



終点の寄から案内板に沿って斜面を7~8分登って行くと「ロウバイ園」に着きます。
入り口で300円払って中に入った。

このロウバイ園は地元の方々が平成16年に標高380メートル付近の荒廃農地を整備し、
地域振興に貢献しようと平成17年度寄中学校卒業生が250本のロウバイを記念植樹したのが始まりです。



植樹されたソシンロウバイは現在、約20,000本以上・・・
敷地面積13,000平方メートル以上と日本最大級のロウバイ園となりました。



園内はロウバイの香りで溢れていました。

ロウバイの中にピンクの早咲きの桜が混じっていて、一足早い春色に溢れていますが
願わくは青空を背景とした写真を撮りたい・・・



願いが叶って青空が広がってきました
展望台に登ります。



展望台からは山々が望めました。



眼下に寄(やどりぎ)の里の風景が広がっていました。
右奥の頭だけが見えている大きな山は、ここから登山道が始まる「鍋割山」でしょうか?

このブログを始めた頃のGWに登りましたね。



展望台から下り、「ロウバイ園」の入り口近くで持ってきたお弁当を食べました。
ロウバイ祭りが終わって、売店や食堂は閉まっていました。

私たちは12時45分のバスで「新松田駅」に戻りました。

松田山の河津桜
1時半に、JR御殿場線の松田駅前からシャトルバスに乗り
斜面の上のハーブガーデンまで行きました。



松田山のふもとに広がる斜面では、約360本の河津桜と木の下に植えられた菜の花を楽しむことができます。

この日の咲き具合は6分咲き・・・
河津桜のトンネルを下る形で鑑賞して行きます。



眼前には松田の町並みや箱根の山々、天気が良ければ富士山も望むことができて
シャッターポイントは盛りだくさん。

この日は残念ながら富士山は見えませんでした。



河津桜は早咲きオオシマザクラ系とヒカンザクラ系の自然交配種と推定されています。
本場の伊豆の河津が有名ですね。

色が濃いピンクで丸くて可愛い桜です



2012年の3月25日に、私とYさんは二人で「矢倉岳」を登った帰りに此処に寄り
満開の河津桜と富士山を楽しんだ覚えがありますこちらです。

あの日、ケァマネをしているKさんは日曜だというのに急遽仕事が入りキャンセルだったので、
彼女にとってはこの17日の「松田山の河津桜」が初めてだったのです。

7年前Yさんと訪ねた時は今回より一カ月も後です。河津桜の見頃はソメイヨシノなどに比べると長いようですが
今年は暖冬でお花が早いのか?
「桜祭り」も前回は4月1日までやっていたようですが、今年は3月10日まででビックリです



尚開花情報は松田町の公式ホームページでご覧ください。



私たちは桜に目を向け、写真を撮りながら20~30分かけて下って行きました。

下り切った所で左に曲がり歩いて行き、案内板に従って右手の東名高速道路をくぐり
住宅地に出て75号線を渡るとすぐにJRの松田駅です。ここまでが12~3分・・・

ここから10分足らずで、小田急の新松田駅です。
私はワンゲルでも2回松田山を訪ねているので、何となく覚えていました。



JR御殿場線の「松田駅」の反対側の改札口と、小田急「新松田駅」の改札口は歩いて2~3分です。
私と鎌倉に住むKさんはJRで、Yさんは小田急で帰る方が便利です。

私たちは本数の少ない御殿場線「国府津」行きの電車時間に合わせて、駅前のお店で一休み
甘いものを食べながらお喋りを楽しみました。

Kさんの体調が悪くて秋のハイキングが中止になり、去年のGWの弘法山登山以来の
再会です。

40代の初めにこのメンバーで山に行くようになり、すでに30年が過ぎました。
40~50代はアルプスの山々を歩き回りましたが、最近はハイキングや花巡りが多くなりました。

まだまだ元気な内は、青空の下で歩きましょうね。
今度はGW頃に計画する予定です。

この日の翌日の18日は「着付け教室」でした
先々週は雪の降った15日以外、連日趣味の会の参加や友との食事会&美術館、

そして前日の16日の土曜日は知人と写真展に行ったりで出ずっぱり・・・
流石に疲れはてて、その後の2~3日はウツラウツラと昼寝の日々が続きましたわ


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湯河原「星が山公園・サツキの郷」の紹介と着物の話

2017年06月19日 | 花シリーズ
昨日の日曜日は夫の月命日、息子とお墓参りに行きましたが
ランチを終えた午後2時過ぎには本格的な雨となりました。

梅雨とはいうものの、先週はカンカン照りが続き、連続4日間の趣味の会での
コミニティーハウス(通称コミハ)通いは日傘が必需品でしたね。

初夏に咲き誇るサツキの花「湯河原・サツキの郷」(6月4日)
6月に入ると、湯河原の星が山公園の5万本のサツキが咲きだし、山の斜面が紅色に染まる
「サツキの郷」をご存知ですか?

去年カメラ仲間のおじ様に教えてもらい、同じ写真を趣味とするSさんと行ってきました。



5月27日~6月11日までの「サツキ祭り」の期間中は、東海道線の湯河原駅から臨時バスが出ていて
30分ほどバスに揺られて「星が山公園」に登って行きます(会場近くには臨時駐車場もあり)

眼下に「相模灘」が望めます。ポツンと見える島は「初島」でしょうか?



建っているのは『友逢(ゆうあい)の鐘』



真下に突き出ている緑の真鶴半島と、水平線の向こうに広がる伊豆半島の山々が望めました。



広角気味に引いて撮るとこんな感じです。

本当は7日の水曜日に実行するはずだったのですが、天気予報が雨マーク
二人のスケジュールを調整してこの4日の日曜日に行きましたが、残念ながらサツキはまだ5分咲でした。



前々日の夜中に雨が降って、傷んだ花びらが多くアップの写真が難しい・・・



白いサツキがあることで、赤い色がいっそう目立つのでしょう。



紺碧の相模灘・新緑の山とオレンジ&ピンク色のサツキが一面に咲き誇る「サツキの郷」
白い夏雲が眩しい・・・



サツキ祭りの期間中は地元の農産物がテントの前に並びます。
私は大きなレモンと、オレンジ、そして玉ねぎと地元の農家の手作りの梅干しを買いました。



駅前から9時の臨時バスで「サツキの郷」に行き、現地を11時半発のバスで戻りました。
駅前のお店でランチ&お喋りしましたが、Sさんは翌日一泊で名古屋から旧東海道歩きだそうです。
私も翌日八王子の中学時代の友人と逢うので、長居はできませんでしたが・・・

4月の鎌倉で桜と着物姿の女性の撮影以来2か月ぶりに会ったSさんとは、同じJRの駅まで電車も一緒
知り合ってまだ6年ですが、笑って泣いて、心の内側の弱みまで話せる大事な友人です。

            

ご近所仲間と着物の「着付け教室」通い
昨年の秋の「コミニティーハウス祭り」で、私が所属するコーラスサークルの歌の発表会に
ご近所仲間3人が見に来てくれましたが・・・
その折、着付け教室もあることを知りました。



月に一回の教室に、仲間3人で早速入会した次第です。

私は母と伯母(子供がいなかった母の姉)の着物がタンスの4分の3を占領していて
一度も袖を通さないで処分するのも忍びなく・・・
食事会や観劇用に着れる着物を見極めるために(断捨離目的)で通い始めたわけです。

6月から9月までは夏物の着物の季節、母の一重の着物(訪問着と紬)の2枚があったので
それに合う夏帯&帯あげ&帯じめがないので、上大岡の京急デパートで催される「着物のリサイクル展」に
「サツキの郷」に行った前日の土曜日、仲間と3人で行ってきました。



帯は1000円から、着物は3000円から並びます。
私は一重の紬用に白い博多帯を買いました。

あまりの安さに名古屋帯も3本、あれやこれやで計12500円也
これでは最初の目的の断捨離どころではないと反省中です

一緒に行ったのんちゃんは着物も数枚買って、帯とで合計25000円分買ったそうです
一人で持てない荷物で、敬老パスを使ってバスで行ったのに、帰りはご主人に車で迎えに来てもらいました。



デパート開店の5分前に着くために9時半前に家を出て、買い物を終えたのが12時過ぎ
おなかもすいたので、3人でランチをしていくことに

長年お茶をやっていて、以前からこのバーゲンを利用しているFさんが買ったのはつづれの帯を一本だけ
一人で着物を着ることが多いFさんが、私たちと一緒に着付け教室に通う目的は「慣れるため」だそうです。

その内ご近所同士、着物姿で鎌倉でのお食事会を楽しみましょうね。

中学時代の友人と、鴨居のららぽーとでランチ(6月5日)
着物にかかわって思い出したのが、鈴乃屋さんの積み立てお買物券

40代の頃、わが街のショッピングセンターにあった大手着物店で着物を買った際、
鈴の会の会員になり、毎月2000円を積み立てていました。

「何年積み立てていたのかしら?」
もうとっくに満期となり、5~6年前にカードが送られてきて、「登録するために来店してください」と
記されていた手紙が入っていたがそのままになっていた。

その間その店はわが街から撤退し、横浜駅の駅ビルのジョイナスにあると聞いていたのに
更に遠くの横浜線の新横浜の先の鴨居「ららぽーと」に移っていたのだ。

私が今突然死んだら宙に浮くであろうお買物券・・・
八王子に住む中学時代の友人と逢う方々、手続きに出向きました。



大型ショッピングセンターの「鴨居ららぽーと」でtomoちゃんとお喋り&ランチ
日頃は家で個食の私はこういう時はしっかりと食べて楽しみたい。

ただこの週の後半、血液検査を入れていたので・・・
三日連続の外食の最後は意識して、さっぱりとした和食としました。



一人分のメニューは、素材の種類が少なくなりがちなので、
こうした形で好きなだけ食べられる野菜料理が嬉しいですね。

結局、鈴乃屋さんのお買物券は20万円たまっていた。
着物の断捨離を考えているのにこれ以上何を買えばいいの~
「1割分を商品購入で使っていただければ、残りは現金化できますとの事」、さてさてさて・・・

三日連続の友とのランチは楽しかったけど、流石の私も喋り疲れましたわ


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オフ会で伊東へ・ツツジとフジとお食事&お喋りを楽しむ

2017年05月08日 | 花シリーズ
連日お天気に恵まれたGWも終わり、今朝は久しぶりの雨となっています。
萌黄出した緑は日に日に濃くなり、花々があっという間に咲きだし・・・
私はGWから入梅の頃までが、1年中で一番好きな季節です。

伊豆「小室山公園」ツツジ祭り(4月29日)
GWのスタートの日に、ブログ仲間のラッシーママさんの伊東の別荘に誘われ行ってきました。



丁度小室山のツツジが見頃だろうと、案内されました。



435,000平方メートルの広大な園内に、40種類約10万本のつつじが赤い絨毯を敷いたように咲き乱れます。



一昨年も「ワラビ採り」に誘われた際に案内された小室山のツツジ祭りですがこちらで紹介しています。
今回は駐車場が下の方だったので、ツツジの中を歩き登っていきました。

振り返ると濃いピンクのツツジの中に真っ赤なツツジのゾーンが見えます。
帰りはあそこを通っていこう・・・



この日は初夏の暑さで流石に喉が渇き、私たちはソフトクリームの売店に一直線です。



ツツジのトンネルの中を下ります。



真っ赤なツツジが新緑の中にいっそう映えて見えました
今回小さなコンデジだけで、デジイチを持ってこなかった事を後悔しましたわ

ランチは「お刺身定食」を楽しむ
伊豆半島の東側にある「伊東市」にはたくさんの活き魚料理屋さんがあります。
今回のランチタイムも当然お刺身ね



残念ながらだんだんさんが遅くなるとのことで、ラッシーママさんご夫妻とビオラさん
そして私の4人でいただきました。

「細野高原のワラビ採りに行きませんか」と、4月上旬にラッシーママさんから誘われましたが
私は腰に自信がなくて、今回は前日のオフ会だけ日帰りで参加しました。

ワラビ採りに意欲的なだんだんさんと、私と同じ日帰り参加の沼津に住むビオラさんと
熱海駅で10時半過ぎの伊豆急のローカル電車に乗るつもりでいましたが・・・

伊東駅近くの名所とフジ見学
だんだんさんは熱海で特急の「踊り子号」に乗り、その電車が途中で切り離されて下田方面ではなく
山の中の伊豆長岡まで行ってしまったらしい

何時に伊東にたどり着けるか分からないと言うことで、だんだんさんが到着したらすぐに迎えに行けるようにと
昼食後、駅近くの公園で待機することになりました。

昭和初期に建てられた木造3階建ての「東海館」



温泉旅館として建てられましたがその後廃業し今は市の文化財として観光施設になっている建物です。



今でも日帰り入浴などができるようでした。
古い木造建築は凝っていますね。



裏側の「松川」にかかる橋から眺めると更に絵になりました。



橋を渡ると公園がありました。
広場を囲むように藤棚があり、丁度見頃で楽しめましたね。



この藤棚の下のベンチでお喋りを楽しみながら、だんだんさんからの連絡を待ちました。

帽子が何度か飛ぶほどの風の強い日で・・・
この日は一眼レフカメラは持って行かなかった私、小さなコンデジではフジの花のアップ撮影は無理でした。



すぐそばにこの様な案内板がありました。
伊豆の「伊東市」はイタリアの「リエティ」という街と友好都市だそうです。



オリーブの実を挽いて油を取り出す大きな石臼が置かれていました。
「リエティ」はオリーブ油の産地らしい・・・

午後2時近くにやっとだんだんさんと連絡がとれて駅で落ち合い、
だんだんさんが食事をしたお店で紹介されたという、山野草が植えられたオープンガーデンに行こうとなりました。
車で向かいましたが、場所が見つからず、たどり着いたのは「丸山公園」



小沢川のせせらぎと自然林いっぱいの「水と緑」の公園で、ハイキングコースもあるらしい。
6月上旬にはホタル観賞会が開かれ、ゲンジボタルが幻想的に舞う姿を楽しむこともできるとか・・・

ネットで調べると、早春には梅を、春には桜、初夏の花菖蒲、秋には紅葉と
四季の移り変わりが感じられる自然公園でした。

結局、目的地のオープンガーデンは何人もの人に聞いても分かりませんでしたが
「丸山公園」というとても良い所を知りました

その後、トップにUPしたツツジの美しい「小室山公園」に行った次第です。

ラッシーママさん宅の別荘で夕食とお喋り


女4人でアッという間に食卓に美味しい物が並びました。
(私はワインと、朝一番で初採りしサッと茹でたスナップエンドウと生ハム&チーズを持参)



午後5時前から9時まで、楽しいお喋りが弾みました。
ママさんが用意してくれた、サザエのつぼ焼きを食べたのは何年ぶりかしら

ラッシーママ家の名物「中華チマキ」は夜食用のお土産に頂き、私とビオラさんは伊東発21時12分の
電車に乗るため失礼しました。

歓談中に寒冷前線が突然通過し、一時風雨が酷かったのですが、帰る頃は降っていた雨もやみ気温も下がりました。
楽しさで高揚した頬には気持ちが良かったです。

翌日もお天気に恵まれ、ワラビ採りも大豊作だったようです。
それらの様子はラッシーママさんだんだんさんビオラさんのブログをご覧ください。





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真夏の夜の花の精「月下美人」と、我が家の花々

2016年08月07日 | 花シリーズ
本格的な真夏がやってきました。
ギンギンの太陽光線、真っ白な入道雲、そして蝉しぐれ・・・

暑い!暑い!と家に籠っていても欲求不満は募るばかりですから、
この一週間はコーラスグループの夏祭り参加のお手伝いや、アウトドァー専門店に出かけてのお買い物、
そして斜め向かいのお宅に2日間庭の剪定に入った夫のお仲間さんへのお茶出しで
それなりに忙しく過ごしていました。

4日間ほど、夕方には1時間7000歩弱の防犯パトロールの参加で大汗を流しましたよ。

パトロール仲間宅の「月下美人」
7月末に、パトロールのお仲間2人のお宅の「月下美人」が見事に咲きました。


「今夜は外に出しておくから、naoさん自由に撮影していいわよ」と、私よりも一ヶ月早くにご主人を亡くした
すぐそばに住む同じ未亡人仲間に言われて写真撮影をしてきました。


我が家にも月下美人はありますが、霜にやられて全滅寸前の苗を夫が救ってくれました。
でもまだまだ小さくてお花を持つのは来年以後になりそうです。


かぐわしい香りの月下美人、夜の8時15分・8時45分・9時15分と3回カメラを抱えて行きましたが
9時15分になると我が家の1軒先の角を曲がった途端香りが漂よってきました。

その名のとおりの「真夏の夜の高貴なお花」という感じですね。
私も我が家のまだ細々とした「月下美人」を枯らさないように育てねばと改めて思いました。
せっかく夫が養生して生き返らせてくれたお花ですから・・・

我が家の真夏の花々

夫は仕事から帰るとお風呂が沸くまでの時間、自分で作ったデッキに並ぶ植木に水をやり、草を抜き
水盤のメダカに餌をやり、そして最後にゴルフのスィングをして心を癒していました。

夫が遺した大きな水盤が三つありましたが、メダカももう居なくなりましたので、息子が二つ片づけて・・・
7月末、最後の一つの水盤に夫が遺したスイレンが咲きました。

夫が愛した「ホテイアオイ」もいずれ咲きだすことでしょう。


一昨年の8月4日に「肺炎」で入院した夫は、一見とても元気で
まさかそのまま二度と我が家に帰れないなどとは、夫婦ともども思ってもいませんでした。

「一週間の抗生物質の点滴入院」と言われ、最初の三日間は私が病院に行くたびに
あれを持て来い、これしておくようにと注文がありました。

「紫式部に水を忘れずにやるようにとのご主人からの伝言です」と、
看護婦さんからの電話があったのは2年前の、入院して3日目の今日でした。

入院4日目から事態は深刻になり、深夜医者に呼ばれたりしたのですが・・・
そんなことを思いだしながらシンミリしている私です

去年の今頃は外壁工事で水撒きができず、夫が最後まで気にしていた「コムラサキ」
実が生らずに心配しましたが・・・
今年はせっせと水撒きをしていますから、地味な花が咲き小さな実が生っていますよ~
お父さん、見えますか~?


どこからかタネが飛んできて、実生から芽を出した木を育てるのが好きな夫でした。
この盛夏に咲く「ムクゲ」もその一つです。今年も咲いていますよ~~

でもね、貴方が遺したたくさんの盆栽や山野草が姿を消しました。
守れなくてごめんなさい
少しづつ整理をして、私好みのお花を増やしています。


真夏の太陽の下で一番元気なのは「日日草」

ビタミンカラーのお花を門の上に置きました半夏生にそっくりなコンロンカ(ハンカチの木)を思わず購入・・・


親しくなった防犯パトロールのお仲間は皆さんお花好き・・・
タネから育てた苗をしょっちゅう戴きます。


色とりどりの「ジニア」(ヒャクニチソウ)は20苗近くもあり、庭に地下植えした残りを
戴いたその他の花々と寄せ植えして門の前に置きました。


斜め前のお宅の庭の剪定を終え、最後に夫にお線香をあげてくれた若いお仲間に
「主人の残した盆栽などは大部分枯らしてしまった」と言うと

「それで良いのです。奥さん好みのお花を植えてください」と
でも大きな木は手に余って、夫を最後まで補佐してくれた彼に頼もうかと思っています。


戴いたお正月用の紅白の「葉ボタン」と、葉っぱが美しい「コリウス」も植え込まなくてはなりません。
暑くなりましたので、明日の朝の仕事にいたします。

アオジソがこぼれタネからたくさん茂り畑に蒔いたバジルも山のように発芽しました


楽しみにしていた山仲間との登山が中止になってガックリし、
夫の事を思い出す日々で気持ちが沈みがちですが・・・

ダウンすることなく元気でいられるのは、毎日アオジソ5~6枚をソーメンや納豆のお供にし、
バジルをトーストサンドに挟み(これが美味しい
採れたてのトマトを食べているからと、勝手に解釈しています。

そして雨以外の日は必ず7000~8000歩歩く事も、元気で過ごせる秘訣かも知れません。
この酷暑の夏を何とか無事に乗り越えたいと思っていますよ~

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国営「ひたち海浜公園」のネモフィラ

2016年04月24日 | 花シリーズ
「見晴らしの丘」のネモフィラ(4月15日)

4月14日のNHKのローカルニュースで紹介されていた「ひたち海浜公園」のネモフィラ

今年は暖冬の影響で2週間早いとか・・・
お花は見頃とお天気が勝負

快晴に恵まれた15日に「それ行け~」と、カメラ仲間同士行ける人だけで見に行った


国営ひたち海浜公園の春の風景としておなじみの、幻想的なネモフィラハーモニー。
広大な“みはらしの丘”一面(約3.5ha)に、450万本のネモフィラの花が広がります!


ネモフィラは、ハゼリソウ科ネモフィラ属の一年草
品種はいくつかあるようですが、ここひたち海浜公園で植えられているのは「インシグニスブルー」


見渡す限りのブルーの世界は、まるで地上を離れて空中散歩をしているかのよう…


ただねぇ~、こう広いと圧倒されてファインダーを覗いても構図が決まらない
写真撮影はとても難しいです


私が所属している写真サークルの講師は「風景の中にはできるだけ人物を入れるように」と言います。
それも「絵になる人物を」と・・・


ネモフィラを前にどっかり座り込んで、270mmの望遠レンズでファミリーを狙います。
白い雲も湧きだして好い感じ


こちらはシニアの二人連れ・・・

雲よもっともっと大きくなぁ~れ
でも、風に流れて雲はすぐに消えてしまった


小さなネモフィラも風に揺れていて、撮影は難しくて満足な写真は撮れなかったけど・・・


可憐なネモフィラの花と、青空と、そして海が見せてくれる広大な絶景は、
私のザワついている気持ちを癒してくれました

「玉子の森のフラワーガーデン」のチューリップ
西口ゲートを入ってすぐの松林の下の花畑では、色とりどりのチューリップが咲いていた。


今年は270品種約26万本のチューリップが楽しめるとか・・・


木漏れ日が差し込み幻想的な雰囲気を作り出している・・・


青紫色の「ムスカリ」は流れる水のイメージでしょうか?


春のお花が堪能できました

ひたち海浜公園のネモフィラも例年ならゴールデンウィークが見頃ですが
今年は暖冬の影響で、4月18日に満開となったそうです。

見頃のピークは25日までとか・・・
5月に予定している方は、開花状況を確かめてからお出かけくださいこちらでどうぞ
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花より団子・桜も終わりです

2016年04月13日 | 花シリーズ
桜前線は北に向かって過ぎ去りました。

私の住む地域は3月23日に開花宣言が出され、その後寒の戻りで
3月31日に北鎌倉に行った時がようやく7~8分咲・・・

それから10日間の、私の桜とのかかわりを纏めたいと思います。

鎌倉円覚寺の桜(3月31日)
高校時代の友人を案内して、北鎌倉を散策しました。


この日は晴天に恵まれ、気温もグングン上がり・・・
それまでの低温続きで咲きそびれていた桜も、あっという間に開きました


今年の桜で唯一青空を背景に撮れたのが、
この北鎌倉の桜だったような気がします

もっともこの日は撮影目的で行ったわけでなく・・・
半年ぶりに会った学生時代のクラスメートとの、語らいが主でしたから・・・

老舗の会席料理のお店でランチを楽しみ東慶寺横の喫茶店でお茶しながらお喋りです


昨年9月に「エクシブ初島」一泊旅に行って以来の再会に、花より団子でしたね。

「舞岡自然公園」の桜(4月6日)
桜は満開になりましたが、中々お天気に恵まれない日々が続き
6日(水曜日)に、ようやく太陽が顔を出しました

私も時間があったので「今年の桜撮影はこの日が最後!」と思い出かけました


最初は2年間の補修工事が終わった鎌倉鶴岡八幡宮の参道の「段葛」に行こうと思っていたのですが
ブログ仲間の銀河さんがUPした、何とも味気ない「段葛」の画像を見てその気が失せました

結局我家から歩いて20~30分の「舞岡公園」に行きました。
静かなお花見風景が見られる自然公園です。


駐車場近くの広場は、若いママさんたちが子供と一緒に賑やかにお花見・・・


桜の種類が一番多い「おおなばの丘」に行きました。
葉が出てきてそろそろ終わりの桜です。

ここはシニアの姿が多く、三々五々お弁当を食べながら桜を愛でています。
「こんにちわ~」と、山と同じように挨拶をしたら・・・
突然ワインの入った紙コップを手渡されました


シニアのおじ様たちのグループが、上品に宴会をしていました。
「僕たちは総合商社勤務だった仲間で、皆海外駐在経験者・・・」
「こうして毎年ここに集まって、グローバルな話を楽しんでいる」とのこと

「僕はベトナム勤務だった」「私はポーランドとチェコ」
他にブラジルとインドとイタリア・・・

「私の仕事仲間にご主人が三〇商事の初代ベトナム支店長となり着いて行った人がいて」
「彼女最初ショックを受けていましたわ」と話したら
おじ様の中の一人が友人夫妻を良く知っているそうで、話が弾みました。

日本酒に桜が浮かび、風情があります
私もワインを2~3杯いただきました。


夫とスティして5年通ったオーストラリアのパースでの日々の話を私も語ったり、
旅をしたイタリアやチェコの話でも盛り上がり、楽しいひと時でした。

お酒が飲めるということは、人とのコミニュケーションが取りやすいと実感です


30分くらいおじ様たちと飲んで食べて歓談し、その後古民家方面に向かいました。

木々が芽吹き、その中に混じる山桜の白やピンクが美しい・・・
でも、イマイチ青空が広がらず、ちょっと残念です。

2年前の父を見送った後に訪ねた舞岡公園は、晴天の中の桜がとても綺麗でしたこちらです。

新宿御苑のお花見は中止(4月7日)
舞岡公園を訪ねた翌日は、OL時代の仲間と新宿御苑で「桜を愛でる会」
でも・・・
この日は大雨でお花見は中止


新宿駅西口のハイアットリージェンシー東京でランチ&お喋りでした。
お店の詳しいことはこちらでどうぞ

前菜やサラダはビュッフェで種類も多いランチコースはローストビーフメニューを選ぶ


前菜だけでお腹がいっぱいになり、ビュッフェで選んだ「竹の子ご飯」は、2~3口しか入らない
日頃簡単な食事で済ませているので、これだけで一週間分の栄養を摂った気がしました。

10人出席の予定が、帰路の交通機関が・・・乱れる心配ありで2人がキャンセルです。


雨女はだぁ~れ

でも危惧したほど酷い風雨にはならなくて、2時半の解散後同期だけ4人で
同じホテル内で場所を変え、アイスクリームを食べながら更にお喋り・・・

青春時代を共に過ごした仲間たち同士、半年に一回娘時代に戻ります

この日は完全に「花より団子」となりました。

MM21の桜も終わりです(4月11日)
写真仲間のSさんと市民ギャラリーで展示中の「写真展」に行ったあと、近くのMM21でランチをしました


4月も中旬だというのに、北風の強い寒い日でした。
ソメイヨシノも終わりですね。

北鎌倉で7~8分咲のソメイヨシノを見て丁度10日が過ぎました。

イタリアンで食事&お喋りですダイエット中だからデザートは我慢ね


「やはり自分好みの良い写真を見ることで、いろいろ勉強になるわねぇ~」と・・・
毎日のように電話やメールで話していても、お喋りは尽きることがありません。


お腹もお喋りもマンプクリンになって、外に出て日本丸近くに行ってみると
運河の中の「花筏」が見られました。

4月3日は前回紹介した「松田山・緑の風自然歩道歩き」が22000歩

その上、先週は突然の孫娘の見守りに2日間、朝早くから息子宅に通い・・・
この桜の咲いていた10数日間は、お出かけが重なり大忙しでした

流石の私も疲れて、夜は炬燵の中でウトウトする日々が続きましたわ


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速報・「城山かたくりの里」の花々(2)と、「津久井湖」ハイキング

2016年04月02日 | 花シリーズ
4月に入りました。
ソメイヨシノの開花宣言があってから寒が戻り、中々見ごろとなりませんでしたが・・・


暖かい春の日差しが降り注いだ3月31日、鎌倉円覚寺の桜は八分咲になりました。

高校時代の友人を案内して、去年と同じように北鎌倉を散策してきましたが
お喋りに忙しくて、今年も花より団子になってしまいました。


工事中だった鶴岡八幡宮の桜で有名な段カズラも通行可能となった由・・・

この週末は見頃となった桜見物で、鎌倉は人出が予想されますが
スッキリしないお天気で、今日も朝から暖房を入れている我が家です。



「城山かたくりの里」の花々
丁度一週間前の3月26日に行った「かたくりの里」の花々の続きをUP致します。


朝の内は曇っていて、カタクリの花びらも閉じていましたが、
お昼近くに晴れ上がり、見事に開き反り返りましたね


見応えのある大群落です

自然界では1万分の1本と言われる白中心のギザギザ模様が可愛いピンク



私の好きな「イワウチワ」

こちらは「大岩ウチワ」


こちらは「小岩ウチワ」

今から13~14年前に、このお花を見るためにトレッキングツァーに参加して
日立近くの「高鈴山」に登りました。

可愛い薄ピンクの小岩ウチワが、ショウジョウバカマと一緒にたくさん咲いていました

「イワナシ」

現地の案内人の方のお話では、これだけ大きいお花は珍しいとか・・・

背丈が10~15cmほどしかならない常緑低木。
名前は実がナシの実に似た味がすることから付いたそうです。

「長寿桜」

薄紫色の綺麗なお花で、本来は「チョウジサクラ」
それが縁起の良い名前になって園芸店で売られるようになったとか・・・・


古い農家風の建物の前には「ヒメコブシ」
ここが出入り口です。


そのすぐそばには「一人シズカ」が鉢に植えられ咲いていました。
山路で出会いたいお花です。

「津久井湖」を目指してハイキング
午後1時15分、私たち有志3人は、このカタクリの里から
8km先の「津久井湖」までハイキングを楽しみました。


前回山仲間のYさんとは、城山湖から草戸山を登り、高尾山口まで歩きましたが
今回はリーダーのK氏の案内で「津久井湖」を目指します。


気持ちの良い山道が続きます。


「金毘羅神社」までは前回歩いた時と同じ道
前回はここから桜の綺麗な城山湖に下りましたがこちらです。
今回桜はまだ蕾でした。


この日は上の展望台から「城山湖」を眺めます。

戦国時代につくられた津久井城跡の城山は、全体が県立公園として整備され、
桜や紅葉の映える湖面の美しい景観、往時を偲ぶ数々の史跡探訪が楽しめるようです。


途中一休みして「峰の薬師」方面へ下ります。
私は2月に転んで怪我した時のトラウマが残り、慎重に歩きました。

やがて「津久井湖」が見えてきて
更に下っていくと「峰の薬師」に出ました。


姿三四郎の決闘の舞台にもなった峯の薬師の歴史をしのび、津久井湖畔まで下ります。

下ってから、コンクリート道路の城山高校前のバス停までが遠かった
4時半過ぎに「橋本駅」行きのバスに乗りました。
流石に疲れましたが・・・


横浜線の橋本から、リーダー馴染みの大船の小料理屋(昨年暮れに忘年会をしたお店)まで戻り
反省会と称した懇親会です。

実は私、転んでから「硬膜下出血は大丈夫だろうか」と、少々ノイローゼ気味になりました。
両親が施設で転んで痣などを作ると「1~2か月後に硬膜に出血する場合があります」と
スタッフさんに何回か注意された覚えがあるからです

痴呆症状や歩けなくなる症状が出るらしい・・・

医師に相談すると「頬の場合はそう心配することない」との返事
「でも心配なら脳神経外科で検査すれば」と言われ、
この日一緒に歩いたK氏とSさんに励まされ、思い切って頭のCTスキャン検査をしました。

結果は「異状なし」

夫を亡くして以来、写真仲間には何かと助けられていますが
特にこのお二人には何でも相談し頼りにしています。
いつも本当にありがとう

この日飲んだビールがとにかく美味しかったです



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速報・「城山かたくりの里」の花々(その1)

2016年03月28日 | 花シリーズ
桜の開花宣言はあったものの、その後の寒さで見頃はまだ先・・・

3月26日(土)、写真仲間と「城山かたくりの里」で、春の花々を撮ってきました。
「東京街歩き」をUPする予定でしたが、旬の花情報を優先し変更いたします。


横浜線「橋本駅」から、午前10時発「かたくりの里」行きの直行臨時バスに乗って行きました。

この日のお天気は「曇り」
カタクリの花はお日様が出ないと開きません・・


でも、ここにはカタクリ以外の花々もたくさん見られます。
入園料500円を払って中に入りました。

まずはショウジョウバカマのお出迎えですこちらはバイカオオレン


前回ここに来たのは2008年の4月初め、あの時は黄色いカタクリも見られ
花モモの花々が鮮やかに咲き乱れていましたこちらで紹介しています。

私は今回4回目の来園ですが、小さな可愛い山野草の種類がずいぶん増えましたね


30万株のカタクリの群生地として、今ではこの季節になるとたくさんの人々が訪ねてきますが
20年くらい前に初めて来た時は、農家の裏山という感じの素朴な所でした。

曇り空なので閉じたカタクリがほとんどでしたが
私の大好きな雪割草がたくさん咲いていて満足でした

雪割草(オオミスミソウ)

小さくて可憐なこのお花、以前はなかったはず・・・


3年前の4月に、私は山仲間を誘ってカタクリと雪割草を見たいがために
新潟の「弥彦山&角田山」登山ツァーに参加したものですこちらこちらこちらです。


我が家近くの大船フラワーセンターでも少し咲いていますが・・・
横浜のお隣の相模原でこんなにたくさん見られるなんで感動です。


いつかはお墓参りを兼ねて・・・
佐渡のドンデン山の雪割草(オオミスミソウ)を見に行きたいと思っていますが
今年はこれで満足です。

雪どけの頃に咲くキンポゲ科のお花山地の日陰 に生息する多年草です。


花色は白が基本ですが、ピンク、ブルー、薄紫など多彩です。

「キクザキイチゲ」

青紫と白いキクザキイチゲもあちこちに咲いていました。
3年前の弥彦山で、カタクリと一緒に咲いていたのを思い出しました。

「日影ツツジ」

山地の崖や谷沿いなどやや 日当たりの悪い場所に生息する樹木。
花の色は淡い黄白色で、ツツジ の仲間では珍しいですね。

ツツジ類は他にも濃いピンクの「桜玄海ツツジ」がたくさん咲いていました

なだらかな斜面を登り切った所が「はな桃(ほうき桃)」の丘です。


以前来た時は色鮮やかなほうき桃が咲き乱れた桃源郷でしたが、この日はまだ蕾。
その代り早咲きの「おかめ桜」が咲いていました。

ここで私たちは持ってきた海苔巻きやオニギリを広げ、昼食としました


おかめ桜はイギリスの桜研究家イングラム(Ingram)がカンヒザクラとマメザクラを交配して作出。
名前は日本女性をあらわすおかめに由来するとのことですが・・・???

真っ青な空が広がってきました
「カタクリの花が開いて、イナバウワーみたいに反り返るよ~」


ほらね!ほらね!


ここまで反り返れば完璧だわ~

土曜日の午後、晴れてきたので混んできて・・・
カメラマンがズラリと並び場所取りに苦労しましたね。

三脚使用可能だったのに、持ってこなかったことを後悔しました。


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「小室山のツツジ」・伊豆オフ会(1)

2015年05月04日 | 花シリーズ
風薫る5月に入り、大型連休も後半となりました。


こちらは伊豆の小室山に咲いていたツツジですが、我住宅地も満開になりました。

連日お天気に恵まれ、初夏を思わせる暑さが続いていて
慌てて冬物を整理し、夏物を取りだし・・・

庭仕事・畑仕事に精をだしていますが、腰がちょっと重くて辛いです


伊豆でオフ会・春合宿(4月23日)
ブログ仲間のラッシーママさんから、伊豆の細野高原のワラビが採れる時期になったので
「1泊の予定で伊東の別荘に来ませんか」とのお誘いを受け

同じブログ仲間のだんだんさん銀河さんと楽しんできました。

過去2回「「夏合宿」には参加していますが、春の山菜採り目的は初めてです。

12時に伊東駅で集合し「ふしみ食堂」に直行新鮮なお魚料理を堪能します。


奥様のためなら協力を惜しまないラッシーパパさんとも、すっかり顔なじみになりました。

2年前山野草を分けていただきに、八王子のお宅に夫と伺ったとき
男同士が意気投合し「伊東で一緒に飲もう」となり、

去年の夏には「仕事が一段落の9月が良いかしら?」と実現に向けて、我夫婦も考えていましたが
夫の突然の死去により叶わぬ事となりました。残念

海辺の「道の駅・伊東マリンタウン」に寄ります
初夏の日差しが眩しい日でした


ラッシーママさんに紹介されたふしみ食堂も、この道の駅も夫と来たことがあったけ・・・

実はこのオフ会の前日に主人のお客様から、ご丁寧な夫を偲ぶお手紙が届き思わず号泣、
ちょっと感情的に不安定になっていた私です

「小室山のツツジ」
目的の「ワラビ採り」は翌日のお楽しみとして、
1日目はツツジが見ごろとなった「小室山」に案内されました。


赤いじゅうたんのようなツツジが見事です。
何度も来ている伊豆ですが、ここは初めてでした。


年に何度かお会いしているブログ仲間の皆様です。
(だんだんさんから送られてきた画像を使わせていただきました)

皆様マメに更新なさっていて、今回の記事も私が一番最後で出遅れました。
皆様個性豊かに簡潔にUPしていますので、訪ねて見て下さい。


私は写真の羅列で済ませます。


「リフトに乗って頂上に行きましょう」と初めて訪れた3人が提案
登ったことがあるラッシーママさんご夫妻は下で待っててもらい、上がってきました。


午後になり更に気温が上がったせいか?
相模湾の水平線もハッキリしませんでしたが、辛うじて「初島」が見えています。


こちらは反対の南側に連なる「天城連山」
百名山にも選ばれていますね。

この時期の、万次郎岳~万三郎岳のシャクナゲロードは
素晴らしいかった思い出があります。


銀河さんが「名門の川奈ホテルだと思うわ」とのこと・・・
海辺のゴルフコースでのプレーもさぞかし気持ちが良さそうね。


屋上が展望台になっている「森のぞうがん美術館」に寄っていくことにしました。


世界各地の木を材料にして、カッター1本で
一つ一つ別の木を嵌め込む手作りの作品が並びます。

ここは日本初の木のぞうがん美術館だそうです。


小室山を楽しみ、再びリフトで下って、ソフトクリームをほうばりました。
薄いピンクは「ツツジソフト」、白に近いのは「サマーオレンジ」

「ママさんパパさんお待たせしました」

別荘で「大宴会」
ラッシー家の伊東の別荘は小高い丘の途中にあり、細い道をジグザグに登っていきます

玄関前のシャクナゲが迎えてくれて燐家との間に咲くイバラが可愛い・・・




まだ3時過ぎだというのに、テーブルにはママさん手作りの見事なお料理が並びます。
それに各自が持ってきたお料理も加わり、料亭に負けない豪華さね

パパさんと一緒にビールにウィスキーと戴いて、お話も弾みます

途中ハプニングもあったりで、気が付いたら夜の10時を過ぎていました。
順番にお風呂に入り、翌日の早めの出発に供えて24時には就寝

ラッシーママさんご夫妻にはお忙しい思いをおかけしましたが、お蔭で春鬱も吹き飛びました。


            

(4月26日撮影)
燐家のお庭の手入れを任されていた夫が、我が家との間のフェンスに植えた
白いモッコウバラが4月20日頃から咲きだしました。

夫の亡きあと仕事を引き継いだ後輩の話では、施主様の希望で
「初夏から秋までお花の咲く時期が長い、青紫のルリマツリに植えかえる」との事・・・

(5月4日撮影)
そろそろ終わりの白いモッコウバラ、今年で見納めです

ちょっと淋しさを感じている時に、息子一家はGWの2日~3日はお嫁ちゃんのご両親と
妹さん夫婦、そして息子一家と総勢8人で熱海に旅行と聞きました。

「3日に私は山仲間と奥多摩ハイキング」と言ったものの
”私は家族ではないんだわ”と痛感・・・

”お正月やGWはファミリーが楽しむ時、独り者は淋しい思いをする時”と実感

でも・・・
お兄ちゃん孫のお節句と誕生会に招待されていますから、ひがむ事はやめにしますね。

何しろ私は一週間前に、熱海の隣の伊東で楽しい2日間を過ごしてきたのですから・・・
たくさんの心優しい友人たちに助けられて、何とか鬱にならずに過ごしています。




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千鳥ヶ淵でちょっと早いお花見

2015年03月28日 | 花シリーズ
東京・横浜地方は3月23日にソメイヨシノの開花宣言が出ましたが
その後、お天気は良いものの冷たい北風が吹き、桜の咲き具合が気になる所です。

春到来の暖かい日和に恵まれた27日(金)に、中学時代のクラスメートが住むマンション近くの
桜の名所「千鳥ヶ淵」に行ってみました。


ソメイヨシノは全体的にはまだ3~4分咲き・・・
所々5~6分咲きの木も見受けられました。

下の画像はすぐそばに建つ「イギリス大使館」です。


50代で未亡人になった中学時代のクラスメートのOさんが、横浜の戸建ての家を売って
このイギリス大使館から歩いて5分、東京メトロ「半蔵門」駅から歩いて3分の所に建つ
マンションに引っ越したと聞いたのは3年前でした。

卒業以来ずっと親しくしている同じクラスメートのTちゃんが、今年届いたOさんの年賀状に
”千鳥ヶ淵のすぐそばに住んでいるので、桜の季節に遊びに来て下さい”と記されていたとかで
「行ってみない?」と誘ってくれました。

「都心のマンション生活も興味があるしね」

有名店の和食弁当を用意しておいてくれました。これで1620円、美味しかったです


オフィスといった感じの8Fの角部屋を、1LDKに改装して住んでいるOさんの部屋で
賑やかにお喋りしながら頂きました。

明るくて広いリビングには、彼女独特のセンスが光る骨董家具が並び・・・
仕事に必要なミシンや着物地が収められていました。

Oさんはこの春10冊目の本を出した、着物リフォームデザイナーなのです。
詳しいことはこちらでどうぞ

食後は千鳥ヶ淵を散策(3月27日)

20度を越えた暖かい日差しに、5~6分咲きのソメイヨシノも見られましたが・・・


千鳥ヶ淵と言えば皇居の石垣とお濠に垂れる薄いピンクのソメイヨシノが有名なショットですが
あいにくまだ殆ど咲いていなくて、撮影できませんでした。


代わりに満開だったのがピンクの濃い「寒緋桜」と白い「大島桜」


父の転勤で中学時代は新潟市で過ごした私・・・

中2の時に「ソフトボール部」を仲間達と立ち上げ、私はサウスポーのピッチャー
Oさんはキャッチャーでバッテリーを組み
雪の季節以外は白球を追っていた1年でした。

でもその頃からOさんは美術担当の先生に絵の才能を認められ
市の展覧会で特賞を取ったとか・・・

昔話に花が咲きました。

中2中3のクラスメートだった元乙女たち揃って戌年で、70代が目の前となりました。


私とTちゃんが訪ねると聞いて、急きょ新潟からOさんの親友のKさんも前日に上京
Oさんのお部屋に2泊していくそうです。

旧近衛師団司令部庁舎
芸術家のOさんが案内してくれた所は、桜道の先に建つ「近代美術工芸館」
一般は210円ですが、シニアは無料で入れました。


中村ミナトの「ジュエリー:四角・球・線・面」展をやっていたので入りましたが
凡人の私にはとうてい身に付けられない作品ばかり

Oさんに言わせると「ファッションショーなどで使われるのでは?」とのことでしたこちらです。
                                

明治43年(1910)に陸軍技師田村鎮の設計により完成した司令部庁舎は赤レンガ造り、二階建て
スレート葺、簡素なゴシック風で、明治洋風建築としては代表的な存在となっています。 
関東大震災や第二次大戦をくぐりぬけ、ほぼ完全な姿をとどめています。

昭和52年に一部を改装して東京国立近代美術館工芸館として生まれかわりました(パンフレットより)   


千鳥ヶ淵のお花見は30代の時に両親と息子と来ています。
50歳前後の頃にはご近所仲間と3人で、新宿御苑とここのハシゴのお花見

そして主人と10年くらいに前に帝劇でミュージカル「エリザベート」を観賞した後
ここまで足を延ばしました。

過去3回来ていますが、この重要文化財指定の旧近衛師団司令部庁舎は初めてでした。


2時間ほど散策して再びOさんのマンションに戻り、コーヒーを飲みながらお喋りです。

話題はもっぱらOさんの経験を聞きながらの、これからの私の生き方

ご主人は11ヵ月間のガン闘病の果てに亡くなったというOさん
「気持ちが立ち直るのには3年かかったけど・・・」
「私は着物のリフォームの仕事が具体化していたので、ずいぶん助けられたわ」

「あなたは50代だったから飛べたのよ」と私が言うと
「70代だって飛べるわよ。諦めることない」
「3年後には好きな趣味で輝きなさい。いつまでもめそめそしていてはダメ」と
叱咤激励されました。

「まずは3年かけて生活をスリム化して、マンション住まいを勧めるわ」
助言を頂きました。


どうもTちゃんも私も長女でヌクヌク育っている分、芯が弱いところがあって
若かりし頃の苦労を語るOさんの迫力には叶わないと感じましたが・・・

たくさんの刺激をいただいて、5時過ぎには失礼しました。

渋谷で軽くディナー
半蔵門線で渋谷に出て、Tちゃんは井の頭線経由で八王子
私は東横線経由で横浜に帰りますが、渋谷で軽いお食事をしていくことにしました。


渋谷の様変わりには驚き、しばしウロウロ
完全なオノボリさん状態でした、
ようやく見つけた「イタリアン」での、桜エビのパスタとビールが美味しかったです
刺激がありすぎた1日に、二人して思わずタメ息をつきました。

9時半頃帰宅したら、点けて行った覚えのない玄関ドァー脇の電気が灯っている

今の私が一番怖いのは突然の孤独死と、押し込み強盗

主人が生きていた頃は点けたことがない電燈ですが、自動的に灯る門燈とは別に
今は防犯上夜から朝まで点けています。

ご近所の友人ノンちゃんのご主人が毎日犬の散歩で我が家前を通るので
日中もこの電気が点いていたら、ピンポーンを鳴らして確認して欲しいとお願いしています。

ですから起きるとすぐにこれを消すのが私の日課ですが・・・
元神奈川県警のご主人に今朝聞いたら「昨日は点いていなかったはず」との答え
「じゃぁ~いったい誰が点けたの

一軒家はとにかく無用心で怖い
他にも摩訶不思議な出来事が多々あって・・・
「やっぱりマンションの方が安心かな~」と呟いています。






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