河津桜は盛りを過ぎていましたが、春めき桜(足柄桜)とおかめ桜が丁度見頃でした。
松田町の桜と言えば山の斜面に咲く「河津桜」が有名で
TVで何度も紹介されていましたね。
1970年代に伊豆の河津町で偶然発見された「寒緋桜」と「大島桜」の自然交配が広まったものだそうです。
こちらは春めき桜
南足柄市内の農家などで彼岸の頃に咲いていた桜の枝から育成し、
2000年3月に品種登録された比較的新しい桜です。
寒緋桜とシナミザクラの交雑種の一つとされており、足柄桜とも呼ばれています。
「おかめ桜」は寒緋桜とマメ桜との交配種
イギリス生まれで、日本女性の代表的な「おかめ」という名前が付いたとか・・・
これら三種類の桜が堪能できましたが、この日の天気予報は午後からマーク
申し込み締め切り日の寸前まで参加を迷っていましたが、リーダーさんの
「河津桜の最盛期は過ぎましたが、内藤園の早咲桜が見頃ですよ」という
お話で行く気になりました。
この日は空けており、一人家にいても淋しいだけですから・・・
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9時45分、小田急「新松田駅」前集合で、そこから歩いて行きました。
(桜まつり期間中はシャトルバスが運行されていますが)
ワンゲルの会ですから、いずれにしろ歩くのが当たり前です
東名高速道路をくぐって、松田山を登って行きます。
この日の参加者は男性10人、女性4人の14名でした。
まずは河津桜のトンネルで有名な「西平畑公園」を登っていきます。
ここからは酒匂川の流れと東名高速道路、富士山と箱根の山々はもちろん
遠く相模湾から大島まで望めますが、この日は眼下の町も霞んでいました。
3年前の3月25日に山仲間のYさんと「矢倉岳」を登った帰路に、ここに来ていて
(その時の記事はこちらです)
富士山や相模湾を始め、見事な眺望を楽しみましたので・・・
今回は葉が少し出ていましたが、これだけの河津桜が見られただけでも満足でした。
前日の15日(日)で桜まつりは終了で、賑やかな出店も見当たりませんが・・・
私たちの最終目的地は更に登った「内藤園」詳しい情報はこちらでどうぞ。
新松田駅から歩いて40分、入り口で300円を支払って入りました。
桜はまだ若木ながらも、ピンクの濃淡と黄色の菜の花との競演が見事でした
薄っすらと陽も照りだして、紅梅や花モモも加わった園内は桃源郷のような美しさです
こちらがこれからが見頃の「春めき桜」(足柄さくら)
上着も脱いで、暖かい陽光を浴びながら「お弁当タイム」です
すぐそばには「おかめ桜」も満開でした
桜の種類がこんなにたくさんあるなんて、最近まで知りませんでしたわ
3年前の2月に主人と行った西伊豆一泊旅行の帰路、「熱海梅園」に寄った際
近くに咲いていた「熱海サクラ」(糸川さくら)を思いだしました。
今の私にはまさにこの様な場所が必要なのです。
来て良かったとつくづく思いました。
こちらは花モモだそうです。
菜の花は最盛期を過ぎていましたが、一人3本の持ち帰りができました。
帰路内藤園のお土産屋さんで、リーダーの奥様が「一昨日の土曜日も下見に来た」と話したら
たくさんのハネ物のタクアン漬けを皆様にと、無料でいただけたようです。
菜の花もタクアンもせっせと手際よく14人分に分けて下さるお仲間さん
頼もしいお方ですね
(素人とは思えない手さばき!という声がかかりましたよ)
2時過ぎに新松田駅で解散です。と同時に雨が降りだした
有志だけで「懇親会」(反省会?)と称して駅前のお店に入りました。
家に帰っても待っている人がいない私、紅一点で参加です
余計なことを考えず無心に歩いて、綺麗な桜を楽しみ・・・
そして皆様と賑やかに飲むビールが美味しかったです。
今の私にとっては「ハイキング」が一番の癒しのような気がします。
内藤園の菜の花をリビングに飾りました。
翌日の17日は20度を越えて、庭もリビングにもポカポカと春が来ましたね。
そして今日3月18日は父の祥月命日、そして主人の7ヶ月目の「月命日」です。
父を見送って1年が経ったのです。
15日の日曜日にお寺で、弟一家、息子一家と私、そして父の本家の従兄弟一家が集まり
一周忌を済ませました。
今回は急きょ早咲き桜の速報をUPしましたが
次回は再び「鳶尾山から八菅山」の後半を続けたいと思います。