21日の「箱根ドライブ」の第一の目的は日帰り温泉入浴でした
出かける前にネットで調べて”箱根で一番高い所にある乳白色の温泉”
と言うキャッチコピーに惹かれて「湯の花温泉」に行く事に決めましたが・・・
日帰りの客は4時までと聞き、温泉の方を先に選びました。
富士屋ホテルの前を左折して一号線を箱根町方面に進むと「駒ケ岳」が正面に見えてきます。
ロープウェーのある芦ノ湖方面から見るのとは逆の裏側の駒ケ岳の姿ですね。
山頂にロープウェーの駅舎が見えていますが・・・
この辺りは、旧道「湯坂道」に通じていて、リュックを背負ったハイカーがたくさん歩いていました。
西武グループのゴルフ場とホテルなので、どこと無くお洒落な感じがします。
日帰り入浴は12時から16時まで(平日はPM1:00~PM4:00)
入浴料は一人1625円でした。
ロビー奥のガラス張りのコーナーを「お休み処」として自由に使ってくださいとの事でした。
目の前がゴルフ場です
木々の一部は秋色に染まっていますね。
お風呂は山野草が植えてある中庭を突っ切って行きます。
施設は弱冠古いものの流石にホテル、タオルは自由に使えます。
洗い場はそんなに広く無くて、湯船も透明の内湯と乳白色の露天風呂だけ
でも・・・
硫黄の香りのする露天風呂に浸かっていると、諸々のストレスが消えていくようでした。
ホテルは「湯の花温泉ホテル」ですが、源泉は「湯の花沢温泉」と言うようです
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山野草のお花は終わっていましたが、赤い実が成っていました。
こちらはツバキの実でしょうか・・・
マウスオンで「ヤマボウシ」のたくさんの赤い実をご覧下さい
主人は私より15分も長く入って、「ああ気持ちが良かった!、硫黄の匂いのする温泉は温まるな~」と言いながら出てきました。
この温泉の手前にある「芦の湯温泉」は乳白色ではありませんが、湯の花が浮かぶ良いお湯でした。
4年前に山仲間と「湯坂道」を歩いた後、芦の湯温泉に入った思い出があります。
その時のことに少し触れてみたいと思います。
紙焼きの写真が色あせていて、お見苦しい点はお許し下さい。
「湯坂道」
2003年の2月に、いつもの山仲間と3人で、箱根の湯元から芦の湯温泉まで歩きました。
通称「湯坂道」と言われる鎌倉古道・・・
江戸時代に旧街道が開かれるまで使われた鎌倉時代の主要道です。
源頼朝をはじめ多くの武士が、ここを通り箱根権現(現在の箱根神社)へ向かったそうです。
冬の陽射しを浴びながら、シモバシラが融けだした道をひたすら登っていきました。
「湯坂山」「浅間山」と越えて行きますが、頂上がハッキリと分らないくらいのなだらかな登山道です。
湯元から芦の湯まではおよそ3時間の登りです。
歴史を感じながらの、この年の新春第一回目のハイキングでした。
10年間同じ職場で働いていた仲間でしたが、この時は3人とも退職してそれぞれ違う所で働いていて、中々スケジュールの合わない日々でしたね。
それは今も変わりませんが・・・
いいえ、親の介護問題やら孫の誕生で当てにされている今の方がもっと大変ですね
やがて見晴らしが利いて「駒ケ岳」が見えてきます。
「鷹ノ巣山」を越えてから国道に出て「芦の湯温泉」に向かい、お楽しみの温泉入浴でした。。
そしてお食事処で3人だけのささやかな新年会を催しました
3時近くまで飲んで食べてお喋りをして、バスに乗ったら宮ノ下から渋滞が始まり慌てた覚えがあります。
当時私は区の公的施設のアルバイトをしていて、この日は5時から研修だったのです。
辛うじて間に合いましたが・・・
日曜日の箱根は冬でも渋滞があるのですね
そんな事を思い出しながら、今回は車で芦の湯温泉を通過して、ススキが見頃の仙石原に向かいました。
箱根「湯の花沢温泉」の詳しい情報はこちらです。
そして4年前、私たちが日帰り湯とお食事を楽しんだ「芦の湯温泉・きのくにや旅館」の情報は・・・
こちらをご覧下さい。