花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

成田山「新勝寺」その1

2008年09月13日 | 日常の日記

日光でのあの車の自損事故から、丁度1年になります。
今でも、車が縁石にぶつかって飛ばされ歩道に突っ込んだ時の瞬間を思い出します。
そして「そばに電信柱や建物がなくて本当に良かった、そこに人がいなくて本当に良かった、歩道が広くて車がすっぽりと入る余裕があり本当に良かった」と・・・
しみじみ夫婦で話します。
主人は今だに、あの時の悪夢のような恐怖の体験が夢に出てくるそうです

その後、西オーストラリアをドライブ中には車が砂に埋まり、私が「ヘルプ・ミー!」と村まで助けを呼びに走った事も・・・
砂の中での毒蜘蛛騒ぎもありました

そしてこの春には、営業用の軽トラックの後輪が第三京浜道路を走行中にパンクして、車体を側壁にぶつけて破損
そんなこんながあった1年でした。

友人達にこの話をすると、驚きつつも「それでも大怪我がなかったと言うことは、やっぱり運がいいのよ」と慰められます。
母親がよくお不動様に通っていたという主人は「きっとお不動様が守って下さったのだ」と言いつつ、去年も今年も成田山に行っていない事が気になっていたようです。
それで先日、私も一緒にご本山の成田山「新勝寺」にお礼参り方々"これからもどうかお守りください"とのお願いに行ってきました。



こちらは去年建立されたばかりの、高さ15mの真新しい「総門」
十六面体の獅子頭により荘厳され、楼上に生まれ歳守り本尊八体仏が安置されているそうです。
・・・と案内書には書いてありましたが、どういう意味かしら?


<>

真新しい「狛犬」さんも、デンと左右に配置され、にらみを利かせていましたよ。
マウスオンでご覧下さい



総門を通り抜けると、その先の「仁王門」(国指定重文)が見えてきます。
文政13年(1830年)建立。
左右に那羅延金剛など4体が奉安されていますが、頑丈な金網で守られていて、とても撮影は無理でした。



大きな大きな赤提灯・・・浅草の方が大きいかしら?
「仁王門」をくぐって急な階段を登って行くと、「大本堂」と「三重の塔」が見えてきます。
足の弱い人用の回り道もありました。



大本堂に向かう前に、お線香をたいてその煙で体の悪い所をさすります。
主人は母親から、私は伯母から習ったおまじないかしら?
特に主人は高血圧と眼底出血がありますから、念入りにね・・・



こちらがご本尊不動明王を奉安する「大本堂」です。
昭和43年に建立されたそうですが、流石に立派ですね~!

大本堂は御護摩ご祈祷が行われる中心道場です。
私たちも「交通安全」と「家内安全」の御護摩をお願いしました。

最近、父が腰を痛たがっていて整形外科の通院が続いています。
先日は熱があるという連絡が施設から入り、連日様子を見に通っています。
息子一家のママとハー君も風邪で熱を出したとか・・・

仕事を再開したというのに、何かと色々あって心配のタネがつきません。
家族みんなの健康も願ってお祈りしました。



正徳2年(1712)に建立された「三重塔」(国指定重文)です。
周囲に「十六羅漢」の彫刻がめぐらされた塔だとか・・・
色鮮やかで見事ですね

パンフレットによると、高さは25m、雲水紋の彫刻を施した各層の垂木は一枚板で作られた珍しいものだそうです。


<
こちらは「鐘楼」です。
マウスオン・クリックで、一切経蔵もご覧下さい。
こちらも綺麗な色彩ですね。

日本の神社仏閣は、ワビサビの文化もあってか?赤色は別としてもあまり派手な建物は見当たりませんが・・・
仏教徒の多いタイに行った時、鮮やかな色彩のお寺の数々に驚きました
特に「エメラルド寺院」などは、金銀珊瑚にサファイヤ、ルビー、そしてエメラルド・・・
どこもかしこも色とりどりの宝石がちりばめられていましたもの
元々の仏教文化は極彩色の世界なのでしょうね。
最近、それが分ってきました。


近年、日本観光にやって来る外人さんも増えているようですね。
観光地では英語、中国語、韓国があちこちで見られます。

新勝寺の境内はとても広くて、「釈迦堂」や「額堂」「光明堂」などの国指定の重要文化財の建物がまだまだありましたが・・・
念願だったお参りを済ませてホッとした顔の主人が「ウナギを食べて帰ろう」と、私を促しました。




コメント (20)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする