花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

インドァーのお楽しみ

2008年09月10日 | 映画、観劇

このブログの「花と緑を追いかけて」という題名上、どうしても趣味の山歩きや高原散策の記事が多くなり、「naoさんは年がら年中山に行ってタフだね~。どこにそんな体力があるのか不思議」とよく言われます。
現実には、シーズンに一度行くぐらいがせいぜいなのですが

きっとブログ仲間の皆様も、いつもゴツイ靴を履いている、登山ズボンにチェックのシャツスタイルの私をご想像かと思います
でも私・・・
都会も大好き、お洒落も大好きな(いちおう)レディーのつもりでおりますわ。

8月下旬の雨の一日、フリフリスカートにパンプス姿で、ご近所の友人ぷりんさんと都心で映画と歌舞伎を鑑賞
優雅なインドァーの楽しみを味わってきました。

「歌舞伎の前には軽くて楽しい映画がいいわね~」と言うことで観たのが「SEX AND THE CITY」
これごとブログの題名に持ってくるとスパムに遭いそうなので控えましたが、H度もさほど過激ではなく、ニューヨークに住む40代のお洒落な女性4人の友情物語でした。

恋、仕事、家庭・・・
それぞれ共に悩み喜び、場合によっては恋人より大切な友。
女の友情が日常の細かなやりとりや、大胆なおしゃべり、率直な感情表現に現れていて、テンポも良くとても面白い映画でした。



ブログ仲間のhiyamizuさんの記事によると、「SEX AND THE CITY」は、アメリカのケーブル局HBOで、1998年から2004年にかけて放送された全6シーズンの連続テレビドラマだそうです。
《ニューヨークに暮らす30代独身女性4人のセックス・ライフを大胆に描き、大人の女性の本音に迫ったセリフの数々、最先端のファッションなど都会暮らしの喜怒哀楽や女性同士の友情を盛り込んでいる》と謳っていて・・・
エミー賞を7回、ゴールデングローブ賞も8回受賞とか
映画やドラマに詳しいぷりんさんの話では、日本でもWOWOWで放送され、彼女も時々見ていたそうです。

叉WOWOWではこの夏の8月8日(金)~17日(日)まで、TVシリーズ「SEX AND THE CITY」(SATC)を一挙94話を放送したようですが、我が家はWOWOWに入っていないので・・・
夜更かしした時、東京12チャンネルでたま~~に見ることがあります。
今でも(今日も)夜中の3時15分からやっていますが、映画よりも赤裸々で過激な台詞が飛び交い、眠気も吹っ飛ぶ事がありますので要注意かもですね



TVドラマから4年後、映画でも全く同じ設定で40代になった4人の物語が展開されます。
売れっ子ライターのキャシーの結婚を巡る悲喜こもごもに、女の友情が絡むお話で・・・
TVドラマを見ていなくても充分に楽しめます
ニューヨークの街の生活と、4人が着こなすファッションを観るだけでも楽しい映画でした。

雨の日の平日にも関わらず、有楽町の日劇はほぼ満席
やはり圧倒的に女性が多く、上映中の2時間半はあちこちで笑い声が・・・
どこで笑うかでその人の品位が問われますからね~
皆大きくアハハではなく、秘かにクスクスです。


                     


映画を観終わってから銀座のデパートでお買い物などをして時間をつぶし・・・
観劇用のお弁当を買って、午後の6時に歌舞伎座に入りました。
「八月納涼大歌舞伎」の第三部
  ・紅葉狩り
  ・野田版、愛陀姫


「歌舞伎を観るのが趣味なのか?」と問われれば、「イエス」と答えるほど見てはいませんが・・・
歌舞伎通のぷりんさんの影響で、一年に一度は必ず観に行きますね。
たまにはあの華やかな中に身をおくのも良いものです

特に勘三郎の舞台は面白い
今回もオペラ「アィーダ」から題材を得た「野田版・愛陀姫」が楽しみでした。

勘三郎の「友の会」に入っているぷりんさんにいつも良い席を取ってもらっていますが、この日も真ん中の前から4列目のとても観やすい席でした。
斜め二列前の席に、ナント小泉前総理大臣がいましたわ
福田さんが総理の職を投げ出す前だったので・・・
オペラ好きの小泉さんも呑気に歌舞伎版の「アィーダ」鑑賞が出来たのでしょう。


勘三郎が斉藤道三の娘「濃姫」役で、織田方の囚われの姫「愛陀姫」の恋敵となりますが・・・
う~~ん
勘三郎の女形ってイマイチ好みではありません。
七之助の「愛陀姫」は儚げで可愛くてとても良かったけど
ヤハリ勘三郎は「研辰」や「鼠小僧」のような、動きのある主人公の立ち役が合う感じです。
ポンポンとアドリブが飛び出すような楽しさが今回は全くありませんでした。

そして歌舞伎の舞台で突然、オペラの曲が流れるのもね~~~
野田秀樹さんの大胆な試みには今までも感心しましたが、今回はあまりピンとこなくて・・・
歌舞伎大好き人間のぷりんさんですら、「今日は映画の方が面白かったわ」との感想でした。

でも・・・
仕事の引継ぎや研修が続いた中で、このような優雅な一日を過ごせた事は嬉しい限りでした。
ぷりんさん、誘っていただきありがとう。
次回の「文楽」も楽しみにしていますね。


コメント (24)
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