花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

私の案内する「横浜物語」・その2

2009年09月28日 | 我が街・横浜
5連休の後は3日間連続のボランティアのような仕事があり
そして昨日の日曜日は息子一家と我家で食事・・・
慌しい日々を過ごしていましたが、気がつけば9月も終りですね。
こちら横浜も爽やかな秋の気配の感じられる季節となりました。

「横浜山手聖公会」

さて、私の「横浜案内」の続きです。
「港の見える丘公園」を出て、外人墓地から山手本通りを更に進むと
右手に緑豊かな「元町公園」が現れます。
その向かい側にある教会が「山手聖公会」です。

1901年に、居住区に住むイギリス人たちの手で
クライストチャーチが作られたのが始まりで
横浜山手聖公会が組織として成立したのは、1947年(昭和22年)だそうです。

この建物は、アメリカ人建築家のJ.H.モーガンの設計によるもので、
横浜市の歴史的建造物に指定されています。
2005年、心無い人に放火された事件には胸を痛めましたが・・・
綺麗に修復されたようですね。

「ベーリック・ホール」

「元町公園」周辺には「エリスマン邸」
昭和2年に建築された外国人向け共同住宅「山手234番館」などがあり
無料で内部見学ができます。

それらを見ながら更に歩いて行くと、広い庭の中に建つ南欧風の大きな建物が・・・
ここが「ベーリック・ホール」です

イギリス人貿易商ベリック氏の邸宅としてJ.H.モーガン設計で
1930年(昭和5年)に建てられたスパニッシュスタイルの洋館・・・
戦前の西洋館としては最大規模の建物だそうです。

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大きなホール、サンルーム、食堂の一階部分をマウスオン・クリックでご覧下さい
二階は書斎や寝室、子供部屋などのプライベートルームがありました。

「山手カトリック教会」

「ベーリックホール」から山手通りを歩いて5分いくと、ペパーミントグリーンの
とんがり屋根が見えてきます。
正面にステンドグラスのある「山手カトリック教会」です。

1862年にフランスの神父さんが建てた横浜天主堂が前身になっていて
鐘や聖母像は、初代のフランスから贈られた物をそのまま受け継いで使っているのとか・・・

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内部は撮影禁止でした。
マウスオンで、浮かび上がるキリスト像をご覧下さい
分りますか~?
中では賛美歌を歌っている人々がいて・・・
ヨーロッパの教会のような派手さはありませんが、心癒される教会でした。

ここで結婚式を挙げた親戚の女性がいます。
私も式に参列しましたが、その時の厳粛な風景が思い出されました。

この近辺は、「フェイリス女学院」をはじめ、横浜の有名女学校が建ち並ぶ一帯ですが
この日は教会に付属する幼稚園の子供たちの声だけが響く、のどかな午後のひと時でした。

叉、この辺一帯は横浜一の大邸宅が並ぶ地区で
あのジュリーと田中裕子さん夫妻も住んでいるらしい・・・

イタリア山庭園「外交官の家」
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1910年(明治43年)に明治政府の外交官内田定槌邸として
アメリカ人建築家J.Mガーディナーの設計で渋谷区南平台に建てられた
木造2階建・塔屋付のアメリカ・ヴィクトリア様式だそうです。

non_nonさんのソースをお借りして纏めましたので、内部の様子と
イタリア庭園越しに見える窓からの眺めをスライドショーでご覧下さい

今年の3月、このイタリア山庭園に移築されオープンしたばかりの
国の重要文化財です。

イタリア山庭園「ブラフ18番館」

大正末期に建てられた外国人住宅で、カトリック山手教会の司祭館として
1991年まで使われていたそうです。


白い壁にペパーミントグリーンの窓枠が爽やかで、窓の外の木々の緑も眩しいくらいです。


この日見た洋館の中では、私一番のお気に入りです。


この応接室には暖炉もありました。
こんな家に住んでみたいですね。

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お客さま用のダイニングルームのテーブルセッティングがステキです。マウスオンでご覧下さい

ここのみならず無料開放されている洋館のほとんどが、12月に入ると
華やかなクリスマス飾りがなされますので、その頃訪ねるのがお薦めです。


高台にあるため、窓からは横浜の街が一望できます。


♪窓を開けれ~ば、港が見える~♪
今ではビルに隠れて海は見えませんが、昔はきっと見えたのでしょう

イタリアの領事館があったこのイタリア山から、大丸谷坂をドンと下ると
5~6分でJR[石川町駅・元町口」です。
関内駅から一人で歩いて歩数は12000歩以上・・・
若者を真似て、素足にサンダル履きで歩いたら、流石に足が疲れました。

友人達には残念ながら時間がなくて、この「西洋館めぐり」のコースを
案内できませんでしたが・・・
古い横浜のハイカラな雰囲気を感じたい方は是非訪ねて見て下さい。

翌々日は結局、短大時代の友人達とは「港の見える丘公園」からタクシーに乗り、
関内駅近くの居酒屋さんで飲んでしゃべってお食事をして・・・
そして最後に、若い頃と同じ様に弾けました。

可愛いベィビ~♪ ハィハィ♪あの娘はルイジアナ・ママ~♪
さぁ~さぁ~ダンスのニューモード手と手を繋いでロコモーション♪

みんなノッテルか~い、イェ~イハッピーバースディも祝っちゃいます

懐かしい60年代や70年代ポップスで弾けましたが、私たちは汗がタラタラ、息がゼイゼイ
2回目の最終ステージの時は席から立てませんでした。
去年60歳を過ぎてから結婚し「幸せ太り」のCちゃんも、楽しそうでヨカッタ!ヨカッタ!

一年半ぶりに仲間と会った日の最後は、オールデーズの生演奏が楽しめる
関内駅前のセルテ11Fの「リトル・ダーリン」で盛り上がり
気持ちだけは若かりし頃に戻った私たちでした
 
 
コメント (30)
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