花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

「港の見える丘公園」のバラと「外人墓地」

2012年05月25日 | 我が街・横浜

我が家のバラ「クィーン・エリザベス」が咲きだしました

今の家を建てた時、母が愛した実家のバラを挿し木して我が家にも植えました。
白や真紅のバラは駄目になったけど、このバラだけはもう25年近くも咲き続けています


ちょっと小ぶりのバラですが、カエルちゃんのお布団がわりになっているようです
朝の八時半、起しちゃってゴメンナサイ・・・

バラを愛した実家の母も、今では藤沢の病院で寝たきり状態・・・
鼻に通した管からの栄養注入だけで、もう1年半も口から食事や水分は摂取していません

先日NHKTVの「クローズアップ現代」に、突然母がお世話になっている病院と
院長先生が登場しビックリ
題して「どう迎える人生の最期・問われる延命医療」

一緒にTVを見ていた主人が
「俺には一切管やイロウなどの処置はしなでくれ」
「葬式も墓も要らないからな
と言い出しました。

おっと今回はそんな深刻なお話には似つかわしくない、バラの美しい横浜山手地区のご案内です。

「港の見える丘公園」
前々回にご紹介したましたが、横浜の市花が「バラ」
そしてここ「港の見える丘公園」には、2009年に横浜開港150周年を記念してつくられた
大輪のバラ「はまみらい」がたくさん咲いていました。


その横には紅白のバラ「ラブ」が、「ベイブリッジ」を背景に咲き乱れていました。
横浜らしいショットですね


でも、バラにピントを合わせるとベイブリッジがボケ、橋にピントを合わせるとバラがボケる
被写界深度が問題なのでしょうが・・・

両方にピントを合わせるにはどうしたら良いのかしら
カメラ教室をお休み中の浪人の一人撮影は、教わる人がいなくてお手上げです


「ラブ」はアメリカ産のバラです。


公園内にある「イギリス館」の反対側に廻りました。

ローズガーデンの薔薇に包まれるようにして横浜市のイギリス館が建っています。
かつて英国総領事公邸として建てられたもので、横浜市指定文化財にもなっている建物です。

コンサートホールや会議室として利用されてきましたが、2002年(平成14年)からは一般公開もなされています。


英国産の「ウィンチェスター・カセドラル」

こちらは姉妹のように並ぶフランス産のマチルダ
ふんわりとした美しさの中、母娘の違いも感じられます

同じフランス産、真紅のビクトル・ユーゴ
こちらは日本産の「正雪」・・・


「万葉」は日本の万葉時代の、朝焼けの色でしょうか・・・
私のお気に入りの「茜色」「曙色」です。


1962年にオープンした「港の見える丘公園」

目の前に「横浜港」の倉庫群と「ベイブリッジ」が見渡せますが
近年はMM21に観光客をとられ、この公園も淋しい限り・・・
でも、バラの季節は賑わいますね。


園内には「イギリス館」の他に「大仏次郎館」もあります。

バラが横浜市の花として制定され、その制定記念として1991年(平成3年)5月にバラ園がオープン。
以来約70種、1500株ものバラが咲き誇って公園を彩ってきました。


「外人墓地」
港の見える丘公園から2~3分歩くと、元町に通じる斜面に
洋風の墓石が建ち並ぶ「墓地」が右手に見えてきます。


19世紀から20世紀半ばまでの間、40ヶ国・4400名の人々が眠っているそうです。
今はビルが建ち並ぶ風景が広がりますが、昔はここから渡ってきた故郷が忍ばれる青い海が見えたのでしょう。


基本的には関係者以外立ち入り禁止です。
でも最近は運営資金集めのため、夏場などの休日昼間に一部を公開していることがあるそうで
そういう日に当たれば、\200~300 の募金で中を散策することが出来ます。


外人墓地の向かい側のあるのが、横浜の老舗レストラン「山手十番館」
ティールームもありますので、ここでお茶するのも良いですね。

MM21が新しい横浜なら、この山手界隈は異国情緒たっぷりの古い横浜が味わえます。

こちらの地図を参考に、教会や西洋館巡りもお薦めで
特に12月入ると、華やかな「世界のクリスマス」を無料で見て回れます。
このブログでも紹介していますので参考にして下さいこちらこちらです。

こうして私の横浜散策も終わりました。
汗をかいても片手では満足にシャンプーも洗顔もできません
翌日は美容院、その次にはエステに行ってサッパリしました。

包丁も握れませんのでお食事もお刺身やら出来合いのお惣菜が増え、
しばらくは散財が続きます
コメント (24)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする