日中は相変わらずの蒸し暑さに閉口しますね。
そして旧盆明けの今週はお天気が不安定で、連日雷鳴がとどろきました


我が家近辺はパラパラ雨程度でしたが、横浜の中心部にはゲリラ豪雨も襲来

そんな中、主人はゴルフ



連日嬉々としてお出かけです。
私も見たかった美術展と映画に行ってきました。
横浜美術館「プーシキン美術館展・フランス絵画300年」
モスクワのプーシキン美術館から、珠玉のフランス絵画66点が来日し、
地元の横浜美術館で開催されています。
8月21日(水)MM21にある美術館に行ってきました。
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以前の古い横浜美術館には何度か行きましたが、
このラウンドマークタワー横に移ってからは初めてです。
この前の通りは良く歩きますが・・・
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この日の翌々日には「来館者20万人」を突破したそうで、それなりに混んでいましたが
作品の前でジックリ観賞する事ができました

実はこの美術展は2年前の春に開催される予定で、予約チケットも販売されましたが
あの震災での放射能問題もあり、延期されていたようです。
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17世紀古典主義の巨匠プッサンにはじまり、18世紀ロココの代表ブーシェ、
19世紀のアングル、ドラクロワ、ミレー、
印象派やポスト印象派のモネ、ルノワール、セザンヌ、ゴッホ、
そして20世紀のピカソやマティスまでが並びます。
私は以下3枚のポストカードを購入しました

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ピエール=オーギュスト・ルノワール≪ジャンヌ・サマリーの肖像≫
ルノワールを象徴するような、華やかさと明るさに満ちている作品です。
ジャンヌ・サマリーは、コメディ=フランセーズの花形女優で、
1870年代後半のルノワールのお気に入りのモデルでした。
当時の肖像画には珍しい暖色系の色調に、モデルの愛らしい表情があいまって、
画家の印象派時代最高の肖像画とも評されているそうです。
バックをピンクにしたことで、よりいっそう頬の色、ドレスの色などが柔らかく引き立っていると、
500円で借りた音声ガイドで水谷豊さんが説明していました。
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ジャン=オーギュスト=ドミニク・アングル≪聖杯の前の聖母≫
筆跡の残らない滑らかな描写はアングルの特徴だそうです。
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フィンセント・ファン・ゴッホ≪医師レーの肖像≫
ゴッホの耳切事件後、精神病院に入ったとき診療に当たった見習い医師の肖像画です。
この絵をゴッホから贈られた本人は気に入らず、鳥小屋の穴をふさぐのに使ったという逸話も・・・
最後は安く売りさばいてしまったようですが、それらを見つけて購入する目利きが
この頃のロシアにはいたということですね。
エカテリーナ2世らロマノフ王朝の歴代皇帝や貴族、
そして19世紀の産業革命に台頭した大商人たちによってもたらされた
フランス絵画の数々を堪能しました。
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エントランス部分は吹き抜けになっていて、広くて余裕のある造りは
有名な丹下健三氏の設計だそうです。
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次回は「横山大観展」が催されるようです。
近場だし、これからもショッピングがてら一人でふらりと出かけてみようと思いました。
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美術館前の通りに面して、二つの池と花々が配置されています。
蒸し暑い中、ミストが流れて子供達は大喜び

そして横浜美術館のまん前が、今年の6月21日にオープンした、大型商業施設
「MARK IS みなとみらい」です。
「MARK IS みなとみらい」でお買い物
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東横線から乗り入れているみなとみらい線「みなとみらい駅」に繋がっているようで
ビルの中は混んでいました。
5階にはアミューズメントパークと屋上庭園「みんなの庭」があるそうです。
開園時間は、なんと23時まで

外壁にもフラワーボックスが並び、緑いっぱいのビルという感じです。
水遣りが大変そうですが、緑はいつまでも保たれて欲しいですね。。。
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食事と山用のポロシャツを買って外に出てみると、大きな水溜りができていて
ゲリラ豪雨が通り過ぎて行った後でした


映画「終戦のエンペラー」
そして主人が泊まりのゴルフで居ない翌日は映画鑑賞です。
前回「リンカーン」と、アカデミー賞作品賞受賞の「アルゴ」を一緒に観にいった
いつものご近所仲間2人を誘う事も考えましたが、皆忙しい身・・・
前日同様気軽に一人で、桜木町駅前の映画館に行きました。
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昭和20年8月、広島長崎に原爆が投下され、日本はポツダム宣言を受諾し第二次世界大戦が終結
半月後、マッカーサー率いるGHQ(連合国軍最高司令官総司令部)が
厚木に上陸するところから物語は始まります。
マッカーサー(トミー・リー・ジョーンズ)は先ず日本の文化に精通していた
フェラーズ准将(マシュー・フォックス)に「真の戦争責任が誰にあったのか」を
突きとめるよう指示します。
日本が戦争に突入していった責任は誰にあるのか?
「天皇裕仁に罪はあるのか

天皇を戦犯として処刑したいワシントンと、混乱を避け速やかに再建に向けたいマッカーサーは、
その難問をフェラーズに一任するのです。
原作は岡本嗣郎『陛下をお救いなさいまし 河井道とボナー・フェラーズ』(ノンフィクション)
映画は河井道の代わりに、架空の人物アヤという女性を登場させ、
フェラーズとの恋愛を絡ませれいますが、
それが少々物語を中途半端にさせている感じです。
もっとリアルな緊迫感と深みが欲しかったですね。
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ここで登場する脇の日本の俳優たちがそれなりに頑張っていました。
ハリウッド作品とはいえ、企画は天皇の側近・関屋次官の親戚に当たるという奈良橋陽子氏。
日本市場向けのハリウッド映画ということのようです。
中村雅俊が演じる近衛文麿が
「日本の行った侵略行為は、あなた方のやり方を手本にしたものだ」
「他国を侵略したあなた方から奪ったに過ぎない」と言う台詞が
一番心に残りました。
終戦の翌年生まれの私は、戦後の歴史そのものの中で育ってきました。
あの廃墟と化した中から立ち上がり、今の繁栄を築いた
日本人の底力は本当に凄い

映画館は90%の入り、観客席のほとんどが私と同年代か?それよりも上??
そんな感じがしました。