鰯雲でしょうか・・・
日中は暑くなりましたが、もうすっかり秋の空ですね。
今年も早10月・・・
この2ヶ月間は何が何だか分からないままに過ぎた感じが致します。
いまだに時々感情がコントロールできなくなり、相変わらず安定剤に頼っている日々・・・
洗濯物を干していると、甘い香りが漂ってきます。
お向かいの家の大きな金木犀がたわわに花を付けているからでしょう
我が家の庭の金木犀はものの見事に刈られましたので、お花はちょぼちょぼです
他の木々もバッサリと
「奥さんが簡単に手入れができるように」と、主人の仲間たちが切ってくれました。
庭の主のような大きなヤマモモの木もご覧のとおり・・・
写真には写っていませんが、手前の芝生も綺麗に刈られてさっぱりしました。
8月上旬の主人の入院と同時に、我が家の庭は木々が茂り草ぼうぼうとなり
息子が主人の仕事仲間にTELをして
主人の道具類の片づけと、庭の手入れを頼んだのです。
作業場代わりになっていた駐車場は、主人の仕事の道具であふれていて・・・
私は愛車のマークXを入れられなかったのです。
息子が「せめてお袋が駐車できるようにして欲しい」と仲間たちに訴えたら
主人が亡くなった一週間後に9人がやってきて、要らない物を産廃に出して片づけてくれました。
上と下の写真は1回目の片付けの後の写真です。
主人が15年間、それなりにお金もかけて集めた大事な大事な道具類ですが、
私や息子が持っていても宝の持ち腐れです。
主人の仲間や後輩たちが使ってくれるのが一番良いと考えました。
「形見分けということで持って行ってください」と声をかけたら
9月20日に11人のお仲間が来てくれて、高価なものはセリにかけ、軽トラ3台分の産廃に出す費用を
ねん出し、合わせて我が家の庭も刈ってくれました。
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皆さん元サラリーマンで、リタイヤ後の第二の人生「庭師」になった方ばかり・・・
同じ職業訓練学校で1年間学んだ仲間たち、一人一人が独立していますが
主人が学級委員長をやっていた「エクステリアコース」の11期は団結力が強く
卒業後「十一(といち)造園研究会」という技術集団を設立して、後輩たちも受け入れ面倒を見ています。
本当に良い仲間に恵まれました。
「三ヶ月以内に仕事の税金の申告をしなければならず、途方に暮れている」と訴えたら
代表のF氏が「見てあげますよ」と言ってくれました。ホッ
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十時やお三時の茶菓子と飲み物や、皆様への手土産も用意し
息子と二人で2日間バタバタしたら流石に疲れ果てましたが・・・
駐車場の中は棚も取りはずされ、簡単な工具と私が畑用に使うスコップやクワ
雪かき用のスコップが残るだけで、ものの見事に片付きました。
ホッとしたような?、主人の匂いがなくなり淋しくなったような?
ちょっと複雑な心境です。
主人の仲間に紅一点の山ガールがいます。
畑もやっている元リケジョこちらです。
(ちなみに彼女が主人のことを記してくれた記事はこちらです)
時々お取り寄せで野菜を送ってもらいましたが、この日手土産にカボチャと冬瓜をいただきました。
早速煮込んだり、スープに入れたりしていただきました。
右のジャコは高校時代の友人が山椒と一緒に炒ったお手製を送ってくれたもの・・・
お一人様の夕食にしては豪華になりました。
主人が亡くなってしばらくは、主人の知り合いが大勢お焼香に来てくれて
一日に三組も重なる日もあり・・・
中には20数年間通った近所の床屋さんのマスターも、涙ながらに参ってくれました。
主人の良き人間関係を知らしめてくれましたが・・・
最近は私の友人がお弁当持参でお焼香に来てくれることが多くなり、
先週はOL時代の仲間が4人来てくれて「同窓会状態」でした。
こちらはカメラ仲間のSさんが、栗ご飯を作って持ってきてくれました。
友人たちと話しているとしばし淋しさを忘れますが、帰った後に一人身を痛感し辛いです。
今週は中学時代の幼馴染のtomoちゃんが、お野菜たっぷりの焼き肉弁当持参で来てくれて
昼食&夕食(出前の寿司)と付き合ってくれて、お話いっぱいした翌日は、
孫娘を預かる水曜日・・・
皆で楽しく我が家でお食事をしましたが
私も流石に接待疲れとストレス続きで、調子を崩しております
昨日、生命保険の担当者が二人、ようやく我が家に来てくれて
1時間半かけて手続きを済ませたら目が回りだしました
今日は朝から頭がクラクラしているのでお医者様に行きました。
主人の四十九日も迫ったこの時期に、抗生物質を処方され
私自身がダウン寸前となっております
木曽の御嶽山噴火のニュースはショックでした。
主人のことがなかったら、今年の紅葉登山に考えたかも知れません。
今は山どころではない私でも、ニュースの画面に見入っています。