花と緑を追いかけて

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いっぱいの主婦の日記です

相模川を歩こう、「山中湖を目指して」(最終章2)

2015年10月04日 | ハイキング・散策
騒がれた「爆弾低気圧」も、
我が家周辺はたくさんの落ち葉を散らしただけで去って行きました。

そしてこの週末は気持ちの良い秋日和が続いています

先月行った「山中湖」周辺はすでに色付き始めていましたから
高原はそろそろ紅葉が見頃になっているのでは?と思います。

9月19日、三つ峠駅から「相模川」の源流の山中湖を目指しました。
そのフィニッシュ版をご紹介いたします。



前回ご紹介した「増上寺」を後に、途中街道筋の神社の境内で昼食タイム・・・
その後もひたすら歩いて、長い登りを頑張って進むとやがて観光客の姿が多く見られる「忍野八海」に出ました。

天然記念物である「忍野八海」は、富士山の伏流水に水源を発する湧水池です。
最初にお釜池を観ましたが、単なる大きな水たまりのようで写真は撮りませんでした


桂川の流れの方が綺麗ですね

多くの観光客が日本語ではなかったので、私たちは足早に通り抜けました。

ここには杓子岳&鹿留山を登った後に山仲間と来ているし
ドライブで夫とも来ているのですが・・・
あの時に見た池はどこだったのかしら?


忍野八海を後にして、観光バスが行きかう道路をひたすら歩きます。

周囲は畑が広がっていました。
この赤い蕎麦の花は観賞用でしょうか?

やがて林の中に黄色の建物が目立つようになりました。

ロボット工場こんな所に最先端の工場が




標識に「FANUC通り」と書かれた道路が500mも続いていました。
「富士通の関連会社だね」と、私の前を歩く殿方が教えてくれました。


道端には「木の子」が・・・
長雨の後にやっと晴れ間がのぞいた、シルバーウィークの最初の日でした。


緑の丘の上に「ホテル・マウント富士」が見えてきました
あの向こう側は目指す「山中湖」です

モミジの紅葉が始まっていました。こちらは「ハゼ」の葉でしょうか?


ずっと軽い登りを歩いてきました。
ここは富士五湖の高原地帯、我々が住む首都圏より早い紅葉が見られます。

あれから2週間、今頃はもっと紅葉が進んでいることでしょうね


道端に「ナンテンハギ」が咲いていて、その横に葉っぱの形が違う同じ紫のお花が見られました。

この日一緒に歩いたブログ仲間の山野草に詳しい山小屋氏の説明で
「これは南天の葉によく似たナンテンハギ」

そしてもう一つは「クサフジ」との説明を受けました。
クサ藤の写真はボケたのでボツです

富士山の噴火による溶岩石でしょうか・・・イチイの赤い実がたくさん見られました


北海道では「オンコ」と呼ばれたイチイの木の実
甘くて美味しかったです

更に歩いて行くと、こんな看板が現れました


「花の都公園」も、「紅富士の湯」も、夫と何度か行きました。
この辺りはいつも車で通りましたね

そんなこんなを思い出しながら、ワンゲルの会の仲間たちとひたすら歩いて行きました。

桂川(相模川)がようやく見えてきました間もなく源流の「山中湖」です


ちょっと胸が高鳴ります


山中湖の湖畔にたどり着いたすぐの所に、あっけなく現れました
9時20分に三つ峠駅を歩きだしておよそ7時間、距離は20㎞
万歩計は八王子の友人宅から3万歩弱でした、

ここが山中湖から相模川に流れ出す始まりです


夫を亡くして4か月目の去年の12月に、標高ゼロメートルの「相模川」の河口に立って以来
9ヵ月目でようやくその源流(980m)にたどり着きました


春の相模湖から、なだらかながらもずっと登りのコースを4回に分けて歩いてきましたね。
源流から河口まで流路は109kmに及ぶようです。


富士山の北東でいちばん近いところに位置する「山中湖」。
湖面の面積も6.57平方キロメートルあり、富士五湖で最大・・・
湖面の標高は980.5メートルと最も高く、日本全国でも3位の高所にあります。

この日は富士山が見えなくて残念でしたが、無事に踏破できて感激しました。

これも道案内をしてくださったリーダーさんのお蔭
一緒に歩いて下さったワンゲルの会のお仲間たちのお蔭
感謝申し上げます。

ここで解散でしたが、東京駅行きのバスに乗る人が4~5人・・・
後は皆さんと一緒に「河口湖行き」のバスに乗りこみました。

実は私、前日に泊まった友人宅にスイカを忘れたのか
朝から見当たらず、乗り物の支払いにバタバタしました。


湘南地区に住んでいる方3人は、前もって「河口湖発藤沢行き」の直行バスに予約を入れていたらしい・・・
中央高速から圏央道を通り藤沢駅まで2000円と、電車より安いようです。

「当日券があればバスに乗ればいいし、なかったら富士急の電車で帰えれば」と勧められましたが
バスの出発までまだ1時間あり、席がない場合ここから電車で横浜まで一人で帰るのも淋しい・・・

結局山小屋さんに勧められ、湘南地域以外の皆さんと一緒に富士急に乗って
途中の八王子で懇親会に参加して、横浜線経由で帰りました。

5000~6000円分入っていたスイカはついに見つからずで、アチャーですが
前日墓参りで夫の姉妹たちと語り合い、その夜は友人宅に泊まって楽しい夜を過ごし、
そしてお天気に恵まれた中、相模川の源流まで歩いて・・・
最後に男性4人、女性3人で美味しいビールで乾杯

シルバーウィークの始まりに、楽しい2日間が過ごせて良かったです。


コメント (18)
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