花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

我が家の庭の花々と浴室のリニューアル

2018年04月25日 | 日常の日記
春の嵐が通り過ぎていきました
これで和室前の棚に咲いている「フジの花」も終わりです。



毎年12月初めにご近所仲間のノンちゃんが剪定してくれる我が家の藤棚・・・
今年は例年より10日以上も早い4月中旬から咲き出しました。



そして東側に植えてある更紗ドウダンも、追うように可愛いベル状の花を付けていました
春の到来がいつもの年より早かったので、花々がいっぺんに咲き出した感じです。

当然雑草の伸びも早くて毎朝15分の草取りに追われていますが、夫が管理していた芝生が半分以上姿を消し
気が付いたらタツナミソウとヒメフウロだらけになっていた



これはこれで良い事にしようと思うようになりました。

我が家の庭の二倍以上の広さがあるご近所仲間のFさん宅は、屋根より高い山モミジや桂の木々の下に
フキとクリスマスローズの葉が茂る自然いっぱいのお庭ですものね。



週に2回は趣味の会に一緒に通っている元スッチーの奥様に、毎年早春に「フキノトウ」を摘ませていただき
私は滅多にしない天ぷらを揚げて、春の香りを楽しんでいます。おっと話がそれました



我が家の庭には白いタツナミソウの方が圧倒的に多いのですが、青紫も増えてきました。
こちらは大歓迎です



薄紫のスミレが終わった頃、僅かに残った芝生の中に白いスミレが咲き出していました。

浴室をリニューアル
スケジュールがたて込んでいた昨年の11月末に頭がクラクラしだして、病院に行ったら血圧が172もあった
ホームドクターに勧められ一番軽い降圧剤を飲みだした話を息子にすると
「血圧が高いと冬の入浴中のヒートショックのリスクが高くなるからユニットバスにしろ」と強く言う。

なんでも冬の浴室での死亡例は交通事故死の三倍、年間16000人もいるらしい
今年の冬は特に寒くて、私自身入浴するにも命がけと感じていた。

入浴の30分前に脱衣所の電気温風ヒーターを点け、15分前にシャワーを流して浴室を温めた。
電気代もガス代も水道代も増えてビックリ
水道の検針員に漏水を疑われたりもしたわ。

2月に息子の会社のショールームに連れて行かれておよそを決めたが、彼は転勤で忙しくなり
我が家の工事は暖かくなった4月に延びてしまったのだ。



築31年の浴室はピンクのタイル貼りの2畳弱の広さに出窓付き、白いバスタブは足を延ばす余裕があった
その窓が北側全面のハメ込み型で、これも寒さの一因だったらしい・・・

工事は床下までタイルを砕いてセメントを流す。
この時土台の基礎部分が腐っていることが多く、その場合は費用も工事期間も増えると言われていたが
我が家は幸い大丈夫だった(それはわりと珍しい事だよと息子が驚いていたが)

ユニットバスを組み立てると厚みで四方が5㎝づつ狭くなる。
バスタブも当然小さくなり、窓も半分になった。

今まで使っていたブラインドが使えなくなったので、鉢植えを置いて外から影が見えないようにした。



暖房・乾燥・冷風・換気システムが加わりとても快適
狭くなるのが気になっていたが、このコンパクトな空間が思った以上に落ち着く・・・

今まではタイルの目地のカビ予防が大変だったが、ユニットバスはお掃除も簡単だ

浴室内で倒れた時救出しやすい様に、入り口の折り戸を引き戸に替えた関係で電気のスイッチや
洗濯機用の蛇口の位置が変わり、台所の食品保存庫を半分削らずを得なくなったが、
目の前の老後問題を考えればそれも致し方ないと思う。

脱衣所の床の一部がふかふかしていたので、床も張り替えて工事は8日目の18日に終わった。
リビングに移動していた洗面所や台所の品々を片付けたり捨てたり、工事で埃が飛び散り
ザラついた家中を掃除機かけて、廊下やリビングのフローリングを雑巾がけするのに三日かかった。

今週に入りようやくコーラスやストレッチ体操に通っているが、流石にどっと疲れたわ



気が付いたら夏日があって色鮮やかなアッツ桜が咲きそろい、門の横に飾りました。



2年前にパトロール仲間から戴いたスズランが、今年初めてお花を付けたのも嬉しい



トウハツアヤメにオダマキも緑の庭に色を添えています。

今の季節我が街を歩くと、家々の庭や幹線道路の両脇にはツツジと花水木が咲き乱れ
黄色や白のモッコウバラやクレマチスがフェンスに絡んだりしています。

夫が育てた鉢植えのクレマチスは我が家にもあったはずだが去年から見当たりません
そしてもっと悲しいのは・・・


(2015年5月3日撮影)
東隣のお宅の庭を任されていた(サラリーマンから庭師になった)夫が、我が家との間のフェンスに植えた白いモッコウバラ
それが毎年GWが近づくと咲き出して・・・

我が家の食卓テーブルのある東南の角のコーナー出窓から、この楚々とした白いお花が目の前に見えていました。
でも・・・



(2016年8月3日撮影)

2014年に突然亡くなった夫の代わりに、事務局長をしていた後輩が隣家の庭を引き継ぎ
ご主人の希望で茂り過ぎるモッコウバラに替えて、夏に咲く青紫の「ルリマツリ」を植えた。

暑い中、食卓に座ると見えるこの涼しげな色が私を癒してくれたが・・・



(2018年4月25日撮影)

ナント
今年は木々が茂り、様々な花々が咲き出した今現在がこの状態

この冬、お隣のS家には色々な出来事が起こり今は空き家となりました。
私たち近所仲間は気配を察してあれこれと心配し、民生委員さんに相談した結果

老後を生きることの切なさをイヤと言うほど味わう事になった展開に、私も他人事ではない」と落ち込んだが
話すと長くなりますので、またの機会に綴りたいと思います。



濃いピンクの「シラン」も早々と咲き出した。
私はGW頃から梅雨前の時期が一番大好きだ~

ストレッチの講師が常に言う言葉
「一昔前までは血圧の高い人と糖尿病を患っている人が認知症になるリスクが高いと言われていたけど」
「今は違います。家にこもって一人でTVばかり見てる人が一番危ないという結論です」

「最近、自動車の安全性が進み、交通事故の年間死亡者は減って5000人」
「でも老人が増え転倒して亡くなる人が増えて年間7000人!、転んで骨折して寝たきりになる人も一番多い」
「皆さん、軽い筋トレで筋肉維持に努め、せっせと外に出て人と会い話すことが大事です」

私は周りに迷惑かけたくないから実行していま~す

そして生活面でも認知症や寝たきりになるリスクはできるだけ取り除くために
夫を亡くした翌年は外階段に手すりを付け、今年はお風呂をユニットバスにリニューアル

次にしなくてはならない老い支度は何かしら
まずは夫の遺品の整理からですね。これが一番つらいです



コメント (18)
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