花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

GW・新緑と爽やかな風の中を歩いた「弘法山」

2018年05月06日 | 山シリーズ
GWも終わり、明けた今朝は小雨降る曇天が広がりました。

GW期間中の先週は頸椎の手術を受けて6日目の弟を見舞い・・・
弟と同じ頃右手親指を骨折し、全身麻酔で手術を受け一泊入院した孫のハー君の消毒とレントゲン検査の為の病院に
仕事のある母親に代って付き添い、中学校まで車で送り届け

5月2日&3日はオカータンと孫たちが千葉に単身赴任しているオトータンのマンションを訪ねる方々
家族でホテルに泊まってディズニーランドを楽しむというので、請われて私は近くの息子宅に泊まり込み
子犬の小太郎君の世話でバタバタしていました。


(5月4日・弘法山公園にて写す)
でも・・・
私自身は晴天に恵まれた中、GW前半は伊豆に一泊の泊まりで出かけ・・・
後半は古くからの山仲間3人で近場の山登り・・・

ご覧の通りの見事な富士山に遭遇できましたので大満足です

古い山仲間3人で「弘法山公園ハイキングコース」を楽しむ(5月4日)
私と鎌倉に住むカズさんは横浜9時発の相鉄線特急に乗り、次の駅の二又川でアキさんと合流
終点の海老名で小田急線に乗り換え、10時前に「秦野駅」に到着。



北口のコンコースを通り抜け、信号を渡ってそのまままっすぐ進み、「まほろば大橋」を渡ったら右に曲がり
すぐの階段を下って水無川沿いの遊歩道を歩いて行きます。

川の水が透き通ていてとても綺麗

この日はGW後半の4連休二日目・・・
前日の3日がメイストーム襲来でお天気が荒れましたから、河原にはたくさんのファミリーの遊ぶ姿が見えました。



二つ目の階段を上って県道71号線にぶつかったら、交差点を渡って左に曲がります。
そのまま進み「弘法橋」を渡るとこの看板が現れました。駅からここまでがおよそ1.4km

休日はザックを背負った多くのグループがぞろぞろ行きますので、迷うことはありませんが
地図のない方は駅で「案内パンフレット」をもらうと便利です。
(私はネットのこちらを参考に印刷していきました)



ここからこのコース一番の登りが始まります。
私たちは登山靴の紐を締め、杖を取り出し10時半に登りだしました。

風は強いものの青空に恵まれた連休二日目、赤ちゃんを背負子に入れて登っているお父さんなど
若いファミリーやシニアの団体、そして山ガールのグループも多い・・・



40分かけて登っていくと「浅間山」頂上の表示板が現れました。



ここから見事な富士山の姿を見ることができました~
トップの富士山の画像は、コンデジのズームを使ってこの時撮ったものです

私たちはここのベンチで持ってきたパンを食べながら1時間ほど休憩
去年10月の「赤城山登山」以来の、半年ぶりの再会にお喋りに花が咲きました



次の「権現山」を目指して眩しいばかりの新緑の中を行くと、右手に相模湾が望めて
三浦半島と江の島も確認できました。

枝に白いお花をいっぱい付けた木が風に揺れています。
「何のお花?」とカズさんが問うので「ニセアカシアではないかしら」と私は答えました。

遠い昔、小学校の登校路で見た、初夏になると見事に咲きだす「新潟大学の農学部の垣根」の
白いニセアカシアの花を思い出しました。



反対側の左手には目の前に「大山」がそびえていて、その存在感の大きさにカズさんは驚いていました。
このコース、私とアキさんは三度目、でもカズさんは初めてだったのです。

その崇高な姿に「大山信仰の賑わいが分かるような気がするね」と3人で納得しました。

手前の薄紫のお花は「桐の花」、「先日行った伊豆にもたくさん咲いていたわ」と私
「20年位前に登った奥多摩の本仁田山の下りで見たじゃない」とアキさん。

30年近く前からの山仲間同士、共通の思い出はすぐに蘇ります。



このコース、弘法山まではベンチやトイレがあちこちに完備しています。
二人連れのおじ様たちの手製の昼ご飯が美味しそうだった・・・

この先も緩い登りの階段を上っていくと車道に出て・・・



数台の車が止められる駐車場を左手に見ながら、標識に導かれ山道の右カーブを登り次の「権現山」を目指します。。

全く同じコースを昨年の12月初めに、ワンゲルで「忘年登山」として歩きました。
この辺りの真っ赤に色付いたモミジの紅葉が素晴らしかった

「紅葉が美しければ新緑も綺麗なはず」と思って決めた今回のルートです。



最後の20分は輝くような新緑のトンネルの中の登りでした



登り切った所で振り返ると、ド~~ンと見えてきた「富士山」
一眼レフカメラを持ってこなかったことを後悔しました



そして左手に続く「箱根連山」です。
あの峰々、登山道がない二子山以外は全部この仲間と歩きましたね。



この展望台が建つ広場が「権現山」頂上です。
丁度正午でしたので、広場の周りではお弁当を広げる人々で溢れていました

私たちは展望台に上り、眼下に広がる秦野の街の向こうにそびえる富士山をはじめとする箱根連山と
伊豆半島、それに重なる真鶴半島・・・

そして横浜や三浦半島・江ノ島を眺め、北側の丹沢・大山などを一望できる絶景スポットを堪能しました。



私たちはまだお腹が空いていなかったので階段を下り馬場道を通り、800m先の「弘法山」に向かいました。
両側には桜が植えられています。
弘法山は桜で有名な山なのです。

以前、アキさんと来た時は春の「桜祭り」の最中で、この道には提灯が並んでいました。
あの時の桜はまだ一部咲きで残念でした



山頂へ続く緩くて長い階段を上がり、12時15分にようやく「弘法山」に到着しました。

弘法山は、弘法大師が修業したと伝えられていて、山頂には釈迦堂が建てられています。
半年前の晩秋に来た時は、釈迦堂横の大きなイチョウの木の黄葉が見事でした

今の季節は鐘楼や井戸の周りの新緑に目が行きましたね。

弘法山の山頂近くにも駐車場がありますので、ここまではたくさんの人々で賑わっていますが・・・



ここから先は人々の姿がぐぅ~っと少なくなります。
晩秋は黄葉の中、落ち葉を踏み分け歩いた印象的な道でした。

新緑の季節は権現山までの輝く緑の方が魅力的です
山は季節によって魅力が全く違いますね。

道端に我が家の庭で咲いている「タツナミソウ」によく似たお花を見つけました。
ただ葉の形が違います。

「もしかしたらラショウモンカズラ
帰宅後、山渓の山野草の本で調べたらピンポ~~ンでした。



               他にも二人静の姿があちこちに見られました。



午後2時前に「吾妻山」に到着、ここのベンチで持ってきた🍙を食べました。

シートを敷きクーラーボックスを横に、自家製の草餅やフキみそなどを並べて売っているおじさんに声をかけられ
3人とも買ってしまった。

吾妻山から先は緩い下りが続き、15分行くと鶴巻温泉方面に下る標識が現れます。



私たちは右に下って行き、25分で小田急「鶴巻温泉駅」に到着しました。



3時近くなのでお茶とお喋りを楽しむことに・・・

駅前の喫茶店で私はコーヒーフロートで喉を潤しました。
ケーキも美味しそうでしたが、吾妻山で食べた「草餅」でお腹がいっぱい

「風が強かったけどお陰で清々しい中での歩きが楽しめたし、緑が眩しくて感動モノだった」
「今日の天気予報は突然の雷や雨に注意だったけど、最後まで青空で良かったね」
「家族向けの簡単コースだったから不安なく、ゆっくりとお喋りを楽しみながら歩けてサイコーだったわ」

55歳まで一緒の職場(銀行)でアルバイトをしていた私たち、40代50代とアルプスの山々を歩き回っていましたが
その後別々の道に進み、お互い親の介護や子供の結婚出産などで中々一緒に山には行けなくなりました

最近たまに会う時は3人共疲れ果てていて、この位の山歩きが丁度良くなりましたわ

1月からのワンゲルで歩いた街歩きやハイキング、ご近所仲間と行った音楽会や桜見物
若い頃のOL仲間と行った美術館や食事会

そしてGW前半の伊豆の緑の高原の風景や、黒柴の子犬の小太郎との触れ合いなど
画像やエピソードなども沢山ありますが・・・

まずは最新の爽やかな風と緑と富士山に感動した「弘法山公園ハイキングロード」をお知らせしたくてUPしました。





コメント (20)
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