花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

ワンゲルの「鎌倉お寺巡り」と大河ドラマ「鎌倉殿の13人」

2022年01月16日 | 鎌倉散策
新しい年がスタートして早半月が過ぎました。
大晦日から息子宅に出向き、元旦を息子宅で迎え午後から家族揃って
横浜じぃじ(夫)が眠る鎌倉のお寺に、お墓参りに行った様子は前回このブログでUPしましたが・・・


(12月20日頃から咲き出したシンピジューム・1月12日撮影)

翌日の2日~3日と息子は「箱根駅伝で俺の出た〇大を応援してくる」との事で
箱根に宿をとり、小太郎を私に預けて、家族で出かけて行きました



リビングに布団を敷いて並んで寝るほど、小太郎とは濃厚な時間を過ごしましたが、、、
流石に年末年始の疲れがどっと出て、小太郎が帰ったとたんにダウン

その上雪かきが加わり、肩こりが酷くて胃腸の働きが鈍り三連休は吐き気で寝込んでしまいました
私もノンビリ温泉に浸かりた~~い

息子に背中を揉んでもらってだいぶ楽になり回復しましたが、、、
夫が居た時と同じようなお正月準備や雪かきはソロソロ限界かな~?と痛感した次第です。

ワンゲル初歩き「鎌倉お寺巡り」プロローグ(1月14日)
三連休後の週は普段通りの趣味の会やワンゲルも始まって大忙し
間に小太郎預かりもあったりで、PCを開く余裕もありませんでした。

ブログ仲間の皆様には、未だに新年のご挨拶にも伺えずに失礼しております

鎌倉五山第2位「円覚寺」
さて新年初の「鎌倉八十八カ所お寺巡り」は北鎌倉駅前に集合して「円覚寺」から始まり
山之内・扇ケ谷地域の13ヶ所のお寺を巡り、最後は「寿福寺」で解散でした。



集合は9時20分、北鎌倉駅前にある円覚寺には、朝の9時半前に境内に入りました。
この日は快晴で朝は冷えましたが、観光客はチラホラ程度で絶好の見学日和
風もなく冷たい空気が清冽でした。

鎌倉時代中期の8代執権「北条時宗」の時代に創建された禅宗(臨済宗)のお寺です。
私の実家のお寺のご本山ですので、散策にカメラ撮影と数え切れないほど訪ねているお寺で
国宝の「舎利殿」と「鐘楼」が有名。「元寇」を撃退した北条時宗の廟もあります



長い長い階段を登って行くと国宝の「鐘楼」がありますが、もっか整備中でした。
でもこの高台から、このコース唯一の富士山と丹沢連山の眺望が得られましたよ



その後「明月院」「東慶寺」「浄智寺」「海蔵寺」などの有名どころを巡り
お寺のお庭や道端で咲いている黄色い「ロウバイ」を堪能しました

青空に映えてまさに見頃のロウバイは蝋細工のような美しさですね

鎌倉5山第3位「寿福寺」
途中三カ所が初見の初参りでしたが、最後の「寿福寺」はカメラ撮影でもこのワンゲルでも何度も来ています。



源頼朝が没した翌年、妻の北条政子が栄西を開山に招いて建立したお寺で
三代将軍源実朝も再三参詣したそうです。



裏山の「やぐら」には源実朝と母・政子の墓と言われている五輪塔があります。



並んでいる実朝のやぐらの方が一回り大きい・・・

初歩きのこの日は22500歩、丁度6時間の午後3時半で解散でした。

一昨年の1月から始まったこの「鎌倉八十八カ所お寺巡り」も残す所1コースとなりました。
再三新型コロナによる「緊急事態宣言」で延期になりましたが、、、
私たちはすでに80カ所近くのお寺を巡った事になります

全部覚えているかと聞かれれば自信がない、「何が何やらごちゃごちゃ状態・・・」

でも頻繁に出てきたのが源頼朝やその妻政子、そして執権政治を掌った北条氏や畠山氏、
三浦氏、梶原氏などの御家来衆です。

おりしも今年のNHK大河ドラマは「鎌倉殿の13人」、このドラマを参考に学びたいと思いました

NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」
1月9日から始まりましたね。第一回目の「大いなる小競り合い」
脚本は三谷幸喜ですからコントのような喜劇仕立てで笑わせてもらいました



鎌倉殿(かまくらどの)とは鎌倉幕府の将軍の事です。
頼朝の死後、2代将軍・頼家の時代に、北条義時ら13人の家臣は合議制を敷きました。
これがドラマの題名の13人なのですね。



主人公は小栗旬さん演じる「北条義時」、北条政子の弟です。
初回は平清盛に敗れて伊豆に流されていた源氏の直系「源頼朝」に振り回される
伊豆の弱小豪族の次男坊のオロオロする姿が描かれます。

歴史上では有名な武将として扱われていませんので、演じるキャストの関係性を頭に入れておかないと
訳が分からなくなりそうです。



「腐敗した朝廷政治を倒し、質実剛健な武家社会を築いた」と肯定的に捉えられてきた鎌倉幕府ですが
最近の研究では印象が異なるそうです。

幕府を支えた13人は、むしろ内ゲバで殺し合うヤクザ同士のような関係ではないかと・・・
今回のドラマでも、権力争いを軸にした北条家の勃興が描かれるとの声もでています

喜劇のように感じる三谷幸喜の脚本ですが、清盛から頼朝の監視役を任された伊豆の豪族伊東祐親が、
頼朝の子を産んだ娘八重の長男(孫)を殺すようにと部下に命じ、川に沈めるシーンを彷彿させる場面に
ゾッとさせられました



でも、とにかく面白くて笑わせてくれます。
ファーストシーンと最後のシーンは、北条の館にかくまっていた頼朝の存在が知れて、
攻めてくる伊東軍から逃すために、義時は姫に仮装した頼朝を乗せて馬で疾走します。

この時「ドヴォルザークの新世界より」の軽快な音楽がBGMに流れてビックリ
姫に変装した大泉洋の頼朝にも笑ってしまいましたわ

会話も現代語で「首ちょんぱ」とか「ゾッコーン」等テンポも良くて分かり易い・・・

大河ドラマに重厚さを求める人には無理かもしれませんが、私は面白いので続けて視るつもりです。

最近の大河ドラマで熱心に見たのは「真田丸」、これも三谷氏の脚本でしたし
しばらくは「鎌倉八十八カ所お寺巡り」の記事と大河ドラマをリンクして、学んでいきたいと思っています。

日に日にオミクロン株の感染者が増えて、2月のワンゲル「鎌倉八十八カ所お寺巡り」のフィニッシュが
無事迎えられるかどうか?と言う状況です。
リーダーさんも予想が付かず、参加の申し込みは様子を見てからとの事でした。


そんな中、板橋区に住むOL時代の友人と、山口県に住む高校時代の友人から
第三回目のワクチン接種が決まったとLINEが来ました。
2人共、2月の中旬に1~2回目を打った病院で予約できたそうです。

横浜はどうなるのでしょうか、前回のような混乱がない事を願いたいです。


コメント (10)
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