花と緑を追いかけて

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いっぱいの主婦の日記です

遅まきながら「寒川神社」に初詣

2022年02月11日 | 日常の日記
節分の豆まきを終えて立春を迎え、窓辺に差し込む日差しも力強くなってきました。
そして2月5日の大安は「吉」が万倍にもなる「一粒万倍日」でもあり、おめでたい日だそうで・・・
早速、古い私のお雛様を出して飾りました。



女の子の邪気を払うお守り人形のお雛様は「2月の大安の日に飾るのよ」と伯母が教えてくれましたね。

私は母方の祖父母にとっては「初孫」でした。
戦後の何もない時代に、祖父母と跡取り娘の伯母が揃えてくれた古びたお雛様です。



その後両親が五人囃子や右大臣左大臣などを順次買い足してくれて、7段飾りとなりましたが
祖父母の愛情が感じられるこのお内裏様と三人官女だけは処分できずにいました。

仕事や親の介護で忙しくしていた時期は気持ちに余裕がなくて飾っていませんでしたが
「飾らないとお雛様は風邪をひく」という伯母の言葉がこの時期になると蘇り
母を見送って以来飾るようになりました。



所で皆様はこのようなお正月飾りはどうしていますか?
例年なら地域の小学校で「どんどん焼きと交流会」があるので、私はそこに持って行きましたが
昨年と今年はコロナ禍で中止・・・

夫は畑で燃やたりしていましたが、乾燥化の中それも怖いし現在は禁止です

相模の国の一之宮「寒川神社」に初詣(1月17日)
寒川神社に初詣に通い出して、古いお札だけでなく松を含めてこれら全部を納めてくれる事を知りました。
そして「初詣と言うのは元旦から節分までをいう」と、何かで読んで1月中に行ってきましたよ



11月から月・水・金と孫の愛犬小太郎を預かるようになって、長時間出かける用事は木・金に集中
土日は混むので「いつ行こうか?」と迷っていたけど・・・

1月17日の月曜日、お嫁ちゃんの仕事が急きょ休みとなり「小太郎預かりはなし」との連絡が入り
「それいけー」と、松飾の松と神棚のゴボウや古いお札を手に持ち飛び出しました



大船から東海道線に乗り茅ヶ崎で相模線に乗り換えて11分、「宮山駅」で下車して歩いて10分弱で
「寒川神社」の鳥居に到着。

例年のお正月三ヶ日には入場制限されて1時間待ちの参道も、コロナ禍の月曜日は空いていました。



昨年は縄が張られて使えなかった「手水舎」ですが、今年は脇に並ぶ細い竹から水が流れていて
柄杓を使うことなく手を清めることができました。

コロナ禍も3年目となると、いろいろ工夫もなされていますね。



令和4年の寒川神社迎春ねぶたは「雷神・風神」です。
この迎春ねぶたは毎年デザインが変わります。



節分までが「初詣」と成るらしいので、立春を迎えたらこのねぶたは取り外されるのかな~?



私はこのまま本殿には進まず、右手奥の大きなテントが張られていた「古札納め所」に行き
七草まで門に飾った松飾や、昨年1年神棚に飾ったシメ縄ゴボウやお札を納めました。



こちらが「寒川神社」の本殿
全国唯一の「八方除けの守護神」として、約1600年の歴史を持つ由緒ある神社です。

例年の三ヶ日の本殿前広場は人で溢れて、入場制限でしばし待たされますが・・・
この日はご覧の通りで、全く並ぶ事無くお参りできました。



お参りしてから、右手のお札売り場で神棚用のお札と、孫達用の干支のお守りも買いました。
夫がいつも購入していた「天照皇大神宮」のお札は売り切れ(昨年3月に来た時は買えたのに)

帰路はお正月三ヶ日には多くの露店が並んで賑わう参道脇の道を行き
二軒だけ開いていたお店で甘酒を飲んで一休み・・・

薄曇りながら風のない穏やかな日和で、分厚いダウンコート姿で駅に向かって歩いていると
少し汗ばんできましたね。



今年の神棚は「寒川神社」のお札と「八方除けのお札」でしつらえました。

私は夫のように毎日お水を替えて柏手を打つことはできませんが、1日と15日は新鮮な御榊を買ってきて
お灯明をあげて柏手を打っています。時々忘れますが・・・

実家の父は化学者でしたので、目に見えない神や仏を信じる事はありませんでしたが
夫の実家は神事をちゃんとやる家でした。

母方の跡取り娘だった札幌の伯母(母の姉)が熱心な仏教徒で、、、
夫の転勤で札幌に4年住んだ時、私は神仏を敬う気持ちを仕込まれたような気がします。
子供が居なかった伯母は私に色々託したかったのでしょう。

私は次の世代の息子夫婦に託す気持ちは特にありませんが(夫の供養は託しますが)
夫のやっていた事を続けて行く事と、ご先祖様を敬って行くのが私の役目だと思っています。

遅くなった昨年の「寒川神社」へのお参り(令和3年3月24日)
昨年はお正月明けから細菌性の疾患を患い、2ヶ月間もスッキリせず・・・
健康診断でも色々引っかかっり、5㎏近くも痩せて「免疫力低下」を恐れて外出は控えていました。



緊急事態宣言が3月中旬に漸く明けて、真っ先に行ったのがお彼岸のお墓参りとこの「寒川神社」
迎春ねぶたはもう見られませんでしたが、静寂の中に「春」を感じて感動しました。



本堂前には結婚式の花嫁・花婿さんがご家族と撮影中、絵になりますね~


早咲きのピンクの濃い桜も残っていて・・・陽光の中、ソメイヨシノ?も咲き出していました

真冬のお正月の風景と違いましたね。


(昨年3月24日撮影)

寒川神社は神奈川県の茅ヶ崎と厚木の間に位置する高座郡寒川町ににあります。
のどかな田園風景の中、相模川水系の「目久尻川」の土手は黄色い菜の花で染まっていました。
この3月後半の時期の寒川神社はお勧めです。

去年の3月の桜の頃はようやく緊急事態宣言が明けた喜びと、桜が見られる喜びとで溢れて
ワンゲルも始まり春を楽しみましたが・・・
ゴールデンウィークにはマタマタ宣言が出てガックリ、この2年間はそれの繰り返しでした。

今回もオミクロン株の感染者が増え始めたこの日、これ以上延ばしたらもっと増えるかもと出かけたのですが
行って正解でした。
これから先はどうなるのでしょうか

まずは三回目のワクチン接種と、飲み薬の特効薬に期待ですね。

コメント (14)
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