花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

親友の想いを受けとめて・・・

2016年02月17日 | 日常の日記
シンピジュームが次々と咲きだしました。
我が家には12鉢のシンピジュームがありますが・・・

お正月飾りに間に合った、薄いピンクのシンピが咲き終わる頃、
黄色とピンクが咲きだしました


毎年夫がお正月の玄関飾り用に、新横浜の「ヨネヤマ」から購入してきたシンピジューム
風水的に北玄関には黄色やオレンジ色が良いと言われ、この色が数鉢あります。

        

ハイキング中に転んで頬を強打してから10日が過ぎました。

腫れがひき、擦り傷のカサブタが剥げて、顔は少しスッキリしましたが
左目下の頬の内出血は小さくなったもののまだ消えない・・・
鏡を見るたびに落ち込みます

目じりのシワやたるみ、そしてシミそばかすが気になるお歳頃なのに
醜い内出血が加わるなんてもうショック

美白化粧水やローヤルゼリー入りの美容液を塗りたくっても効き目なし
女の誇りも吹き飛び、外出時は常にマスクで隠します。

嗚呼、夫を亡くして1年半、そろそろ私も第二の青春を楽しもうと
少し前向きになっていた矢先の災難です


そんなわけで、趣味の会には参加していますが
写真仲間の殿方たちからの撮影会や飲み会のお誘いもお断りして・・・

足は何ともなかったので、マスクをして夕方のうす暗い中での防犯パトロール(6500歩)と、
空いている時間は駅前のデパートやショッピングセンターに出かけるのみ

ワタクシこの10日間、半径2㎞以内で生活していましたよ。

そんな中、昨年12月に亡くなった学生時代の親友taeさんのご主人から
仕事で上京するとかで、我夫のお墓参りに是非伺いたいとのお電話

山形のtaeさんのご主人と、我夫のお墓参り(2月16日)
「お忙しい中わざわざご足労おかけしては申し訳ない」とお断りしたのですが
「泊りのホテルは横浜の関内ですし、taekoに頼まれていましたから」と・・・

これはマスクをしてでも受けねばと思いましたね。
(夫同士はもう一人の仲間のチーちゃんが62歳で結婚した時、3夫婦で会っているのです)


朝10時、鎌倉の空は快晴となりました
ご主人曰く「taekoは晴れ女だったから」とのこと

墓所のあるお寺の梅も咲きだしていました。

ご主人は小さな我が家の墓前にお線香を手向けてくれて・・
「これでtaekoから頼まれていたことの一つが果たせました」とニッコリ

taeさん、貴女の想いを受け取りましたよ、ありがとう

taeさんは、白血病の治療中ながら時々電話をくれて、
「横浜の主人の実家のお墓参りと、naoさんのご主人にお線香をあげに是非伺いたい」と
常々言っていましたね

結局彼女の願いは果たせず、亡くなってから横浜のご主人様のご実家のお墓に埋葬されました。
先月の23日には私も49日法要と納骨に参列させていただきましたこちらと、こちらの後半で紹介しています。


「僕は仕事で哀しみを紛らしているけど、それでも家での一人は淋しいです」
「naoさんの辛さは、自分も一人身になってとても良く分かりますよ」と・・・

taeさんの闘病中の二年間は殆ど彼女のそばに付き添っていたご主人さま。

「仕事はスタッフ任せだったので、久しぶりに店頭に立って疲れました」と仰っていて
午後は八王子とのことで、お参りが済んだらそのまま大船駅まで車でお送りしました。

相方を失った者同士、本当はゆっくりお食事でもしながら語り合いたかったのですが、
私もマスクをはずす勇気もなかったしで、悔やまれました。

大船「常楽寺」

taeさんのご主人をお見送りした後、私はtaeさんを想い、夫を想い
涙が止まらなくなり・・・

心を沈めるために近くの名刹「常楽寺」に寄ってみました。


鎌倉幕府三代目執権の北条泰時が建立したお寺のようです。


オジサンが長い間、御本尊の阿弥陀如来さまからパワーをもらっているのか?
仏殿の前から動きませんでした。

仏殿の左手には文殊堂があり紅白の万両があちこちに見られます。


仏さまを拝みながらも私はまだまだ修業がが足りず・・・

あれだけ見事に転んだら「頸椎や脳にだって衝撃があったはず」
「最近指の関節もこわばりがちだし、会話中に名詞がすぐに出てこないのはそれらの影響?」
などと、あれこれ不安になります。


この日は週末の23度の暑さの後の冷え込みでしたが
鎌倉は風もなく、力強い日差しに春を感じました。

この常楽寺から我が家のお墓があるお寺経由で、今泉観音を経て六国見山へのハイキングコースがあります。
墓友になったSさんと1月に歩く計画がありましたが、悪天候で延期

そろそろ私も早春の風を受けながら、近くの鎌倉から歩いてみようと思いました。
まずは顔も晒して前向きにですね。


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22 コメント

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回復を祈ります (夢子)
2016-02-17 14:18:11
 まあ、大変なお怪我のようで…
顔面の怪我は、痛かったことでしょう
歳を重ねると、思わぬところで躓いたり、転んだりが多いようですね。
身近にも、そんなお話をよく耳にします。
家の中で転んで、足の指を骨折したとか…

私は、naoさんのように山登りをするエネルギーはないのですが、せっせとフィットネスクラブに通ってアンチエイジングを目指しています(^_^;)
転倒予防運動とか、バランス運動、ヨガなど、軽度の筋トレですね。
継続は力なり。頑張ります

taeさんのご主人とお墓参りをされたのですね。
taeさんの想いが叶い、喜んでいることでしょう。
ひとり残される生活とは、寂しく辛いものです。
こればかりは、経験しないとわからない辛さですね。
私も、生きることは辛いと嘆き苦しみました。

癌との闘病をはじめ、苦難は次から次へと発生し…
孤軍奮闘して30年が経ちました。
荒波に揉まれ続けたせいか、何があっても動揺しない度胸がつきました(^_^;)
哀しみも力なるべし冬木立…といったところでしょうか。

今月は、母が急逝し、ひと騒動がありました。
明日は、終活講座を受講してきます。楽しみ~♪
naoさんが、一日も早くマスクが外せる日がやってきますように…
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Unknown (京都で定年後生活)
2016-02-17 14:57:20
こんにちは
転倒で怪我、大変でしたね。
お大事にしてください。
内出血は時間はかかりますが、良くなりますのでもうしばらくの辛抱だと思います。
返信する
Unknown (kiki)
2016-02-17 16:39:58
こんにちは
大変な大きな怪我でしたのね。
まして顔となると、左目まで内出血とは驚いています。
10日が過ぎて少しずつかさピタになっているころかしら?
そんななかtaeさんのご主人とお墓参り、ありがたいですね。すばらしい友情だったんでしょうね。
お部屋の中はシンピジュームで香りがいっぱい、ご主人の思い出もお花の中に詰まっているんでしょうね。

鎌倉には名所がたくさんあり、一人沈んでいるときなど
お寺に行って心を洗い流すことも必要なのかも・
私も昨年からは遠くに行ってないので、そのうち県外に出てみようかと思っています。
無理せず身体に聞かせながら行動していきたいと思います。
返信する
☆夢子さんへ (nao♪)
2016-02-17 22:43:03
お母様が急逝ですか・・・
大変でしたね。ご冥福をお祈りいたします。

私の母は3年前に2年間寝たきりのままで逝きました。
そして一昨年が父と夫・・・
来月父の三回忌です。

母が倒れて以来のこの5年間は常にバタバタとしていて、心休まる日はありませんでした。
そして今は別の意味で心が休まりません。
生きて行くという事は辛いことが多いと知ったこの5年間でもありました。
夢子さんは孤軍奮闘して30年ですか!凄い!
>哀しみも力なるべし冬木立<
とは応援歌を頂いたような心境ですが・・・
夢子さんには若さがあった!
古希の歳を迎えた私は、転倒に要注意!ですわ

全く突然の転倒でお恥ずかしい限りです。
元気なつもりでも確実に老化は進んでいます。
怪我は治りつつありますが、まだ女としてマスクは外せません。
taeさんのご主人にも理由を言って、マスクで頬を隠しました。

お忙しい中、taeさんの想いを果たすべく鎌倉の片隅のお墓まで来てくれました。
本当にtaeさんは良いご主人をお持ちでしたね。


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☆京都で定年後生活さんへ (nao♪)
2016-02-17 23:25:44
内出血がこのままシミとして残るのではと心配になります。
そして頸椎や頭は如何なものかと気になりますね。

確実に加齢現象実感ですが、「今の私は寝込めないぞ」という思いが強すぎて、逆に無茶しているのかも知れません。
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☆kikiさんへ (nao♪)
2016-02-17 23:43:51
頬の擦り傷はもうカサブタも剥がれて、殆ど目だたなくなりました。
目に直接の影響はありませんでしたが、目の周りが腫れて二重まぶたが一重になり、内出血のシミが目立ちました。
腫れはひきましたが、内出血がまだ消えません。
医師の話では三週間かかると言われました。
それだけ柔軟性も集中力も衰えてきたということですね。
もう山はやめるべき?、でも家の中でも街中の道路でも転ぶ時は転ぶようですね。
骨折=寝たきりが恐ろしいので、要注意ですが・・・

taeさんのご主人、奥様の願いをかなえて嬉しそうでした。
優しい方で、taeさんは幸せだったと思います。
暖かくなったら、こちらの友人三人で、横浜のtaeさんのお墓参りに行きたいと思っています。


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Unknown (恵那爺)
2016-02-18 08:28:30
顔だと怪我の痕なかなか治らないですね。

シンビジュームが綺麗です。
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親友 (おみや)
2016-02-18 09:38:06
おはようございます。
お顔の怪我、本当につらかったとおもいます。
taeさんのご主人がお墓参りに来て下さったこと、良かったですね。
taeさんのご主人も、辛い思いをされたことでしょう。お二人の友情がいかに深かったことが今更に思います。
親友、いいものですね。
私の所も5月で一周忌ですが、naoさんみたいな友人はいません。
とてもうらやましいことです。
つらくなったら鎌倉には心を解ってくださる
おみやが沢山あります。そこへ行って
心を静めてくださいね。
早く治ることをお祈りします。
転ぶことは私達には一番影響があります。
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Unknown (山小屋)
2016-02-18 10:09:53
顔の傷くらいで引きこもっていてはダメですね。
人間は外観より心が大切です。
いつも前を向いて歩いてください。
また、新しい発見があると思います。
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Unknown (うさきち)
2016-02-18 14:52:55
シンビジューム・・・美しく咲き誇っていますね・・・
育てるのが難しそう~~!!

顔の怪我・・・痛みはありませんか?
私も例のうなぎを食べた頃からひじ・膝の皮膚病がなかなか治らなくて、大変でした。皮膚科の先生には、年のせいと言われ、手入れを続けてやっと治りかけてきました・・・

naoさん治りはじめたら早く治ると信じて?下さいね・・・
暖かくなったらまた一緒に・・・よろしくお願い致します・・・
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