花と緑を追いかけて

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いっぱいの主婦の日記です

早春の花を求めて鎌倉へ(1)

2016年02月20日 | 鎌倉散策
今週は好天気が続きましたが、週末は雨になりましたね。

そろそろ梅以外の早春の花々が咲き出しいるはずと
春風に誘われ、18日(木)にカメラを抱えて鎌倉に行ってみました。

「宝戒寺」の福寿草
萩寺で有名な「宝戒寺」ですが、この時期は梅と福寿草が見られます。


福寿草が見事に咲いていました


福寿草を写真に収めていると、15~16人の団地様ご一行がやってきて
講師の女性が「お釈迦様の命日が2月15日ということで、各お寺では涅槃図を掲げますが」
「この宝戒寺さんではまだ観られますので、本堂の中に入ってゆっくりご覧ください」と・・・

私はすでに本堂前でお参りを済ませていましたが、御一行様と一緒に中に入りました。
撮影禁止ですが、確かに入り口の目の前に「涅槃図」が掲げられていました。

「中央の宝台の上に、頭を北にして横たわるお釈迦様が描かれています」
「これが北枕の由来ですね」
「右脇を下にしているのは、西方浄土に向かうという意味だとされています」

フムフム・・・
こうした説明付の案内を受けると良く解りますね。


本堂前の梅はそろそろ終わりのようで、境内には多くの梅の花びらが足元に散っていました。
枝垂れがこれからのようですが・・・


本堂右横にある大聖歓喜天堂前の紅梅が目を惹きました。
(扉のガラスに写っている梅が分かりますでしょうか?)

前回来たのは丁度2年前の2月17日、雪の中に咲く福寿草を見に来ましたこちらです。

あの時は父の危篤状態が続き、連日の病院通いがあり
その合間にカメラを持って心癒しにきた覚えがあります。

2年前は梅が花盛りでしたが、今年は散り始めていて・・・
やはり暖冬ということで早かったのでしょうか?


2年前に比べると、福寿草はずいぶん増えてあちこちに咲いていました。


お目出度い名前のお花が増えるのは嬉しい事です

他には「椿の花」が目立ちました。


こちらは大きなフキノトウ、春の香りが味わえますね。

「浄妙寺」のセツブンソウ
宝戒寺の福寿草を堪能してから、歩いて15分の「浄妙寺」に向かいました。

日差しはもうすっかり春の光です
厚手のダウンを着ていたので汗がにじみました。


4年前の梅の時期に行った時、浄妙寺の本殿前に「雪割イチゲ」が咲いていたのですこちらです。
4年前は3月12日に行っているのでまだ早いかなぁ~?

それにしても以前の記事を読むにつけ、私にとっての鎌倉は親の介護の合間の癒しだったと実感です。

今回は浄妙寺の山門から本堂までの梅もまだ5分咲き程度で、ちょと寂しかったですね。
宝戒寺の梅とは種類が違うのでしょうか?

本堂前の梅の木の下で見た「雪割イチゲ」を目を皿のように探したら、
しおれて倒れている無残な姿でした


その代り思いがけずに楽しめたのは「セツブンソウ」


4年前は2~3輪しか見られなかったのに、今回は群落で咲いていました。


15~16年前に、バスツァーで秩父の小鹿野町両神地域(旧・両神村)の
セツブンソウ自生地に行ったことがあります。

あそこの群落には到底叶いませんが、鎌倉のお寺でこれだけ楽しめたのは初めてでした


年によって、咲く時期もお花の順番も違ってくるのですね。
お花の撮影会や旅行を決めるのは本当に難しいといつも思います。

前回は見頃だった山門前の梅もまだチラホラ」緑の梅の「青軸」です


大部収まってきたものの、まだ私の頬の内出血は残っていますが・・・
この日は最初からマスクを外してカメラのファインダーを覗きました。

この2週間、マスクをして趣味の会や防犯パトロールには参加していましたが
飲食を伴う友人との遊びはパス、そろそろ限界です

もう気にしないことにして・・・

怪我をしてから初めて、友人と食事の約束をしました。
まずはちょっと薄暗いお店を探す事に致しましょう・・・



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28 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (京都で定年後生活)
2016-02-21 07:08:19
おはようございます。
私も早春の草花が好きでよく撮影にでかけますが、フクジュソウやセツブンソウ、ふきのとうなどを見ると春到来近しと思い、心がうきうきします。
いいですね。
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宝戒寺 ()
2016-02-21 11:35:48
こんにちは。
新婚当時、宝戒寺と庭続きの所へ住んでましたので懐かしく拝見しました。
あれから半世紀も経ちましたので随分変わっている事でしょう。
以来何度か出掛けましたが、この時期は行った事がないので福寿草を見たのは初めてです。
フキノトウがもうこんなに大きくなっていましたか。
浄妙寺へも回られたのですね。
セツブンソウ、鎌倉のお寺でこれだけ楽しめるとは!びっくりですね。

内出血は時間の問題、マスクを外されて友達とのお食事、
大いに楽しんで下さいね。
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時がたてば・・・・ (mako)
2016-02-21 11:44:56
私も転倒で顔の怪我を始め
何と、帯状疱疹が顔に出来ると言う
最悪な経験をしました。

それも・・・2度も
顔面麻痺にならなくて本当に良かったと
思っていますが、それに比べたら
内出血はすぐ良くなりますよ

春になればお出かけのチャンスも多くなる事と思いますので、気分一新楽しんでください。p(*^-^*)q がんばっ♪
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Unknown (うさきち)
2016-02-21 14:06:09
宝戒寺の福寿草、浄妙寺のセツブンソウ・・・やはり鎌倉は素敵なところですね・・・

春を感じさせていただきました・・・
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雪割りイチゲ (だんだん)
2016-02-21 17:20:32
残念、雪割りイチゲに逢えなかった~
フクジュソウが沢山咲きましたね~
まだセツブンソウが咲いてるのにはビックリです!
記念公園はすっかり終わってるから(行った方が教えてくれました)
旧両神村、私たちも行きましたよ♪
山裾にロープが張られて、小指の先ほどのセツブンソウを下から覗いてね。
あんな辺鄙な所に大勢来ていて、人気があるなぁと驚きました。

naoさんが外向きになったせいか、文章が滑らかになってきましたね。
少し前まで、キリキリするような文に引き摺られていました。
良いことだと思います♪
返信する
春、到来! (ラッシーママ)
2016-02-21 17:35:33
nao♪さんにとっての鎌倉は心を癒した時には絶好の場所ですね。
「宝戒寺」の福寿草、2年前に比べて沢山増えていたようで、喜ばしい事です。

我が家の裏庭、何年も花が付いた事無かった福寿草
去年初めて咲いたのですが、11月に裏のフェンスの工事で
土が引っ繰り返されたので、今年は何が咲くか見当がつきません。

フキノトウは知ってますがセツブンソウはnao♪さんの写真で初めて知りました。

顔の内出血もだいぶ治まり、マスクも外せたとの事
もうランチも楽しめますね。
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Unknown (tona)
2016-02-21 23:42:06
ご友人と薄暗いお店で・・というのにはちょっと楽しませていただきました。ホントにそうですよね。その気持ちがよくわかります。

鎌倉の私も行ったことがあるお寺、まるで全然違いますね。
これが同じ所?と色あせたピンぼけのわが写真を見て呆れました。
セツブンソウは私も今年見る事が出来たのですが、ここでは全然気がつきませんでした。一体どこを見ているのやらo( ̄ー ̄;)ゞううむ
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☆京都で定年後生活さんへ (nao♪)
2016-02-22 08:46:47
年明けとともに水仙や早咲きの梅が楽しめますが、こうして福寿草やセツブンソウが咲きだすと早春を感じますね。
こちら昨日の日曜日は上着の要らない暖かさでした。
でも、今日は冷たい風が吹いています。
ハウは三寒四温で、すんなりとは来てくれないようです。
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☆紅さんへ (nao♪)
2016-02-22 09:00:45
紅さんんの新婚時代は鎌倉の宝戒寺近くだったとはお聞きした覚えがありますが・・・
庭続きだったとは!
本当にお近くでしたのね。

白萩で有名なお寺ですが、この時期の梅と福寿草も見事です。
私の知るこの早春の鎌倉のお寺では、ここが一番福寿草が多く楽しめそうです。

そして浄妙寺のセツブンソウ・・・
境内にあるのは知っていましたが、こちらも増えていてビックリでした。
でも雪割イチゲは残念!
お花はその年、その年で状況が変わるのですね。

コンシーラを買い頬に塗って、マスクを外して友人と食事とビールを楽しんできました。
内出血も少しづつ消えつつありますが、心の傷はまだ治りませんね。



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☆mkoさんへ (nao♪)
2016-02-22 09:14:40
顔の帯状疱疹は大変だったと思います。
私がエジプト旅行から帰った3日目に、父が目の横に出て本人は訳が分からずかきむしり・・・
私は連日病院通いに付き添い大変な思いをしました。
忘れもしません。あれから私のバタバタが始まりました。

内出血はだいぶ薄くなりましたが、まだシミのように残っています。
一緒に食事をした友人にさらしたら、だいぶ度胸が着きました。
「ほとんど分からないわよ」と慰められましたが、コンシーラのお蔭ですわ。

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