花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

春の庭

2006年03月08日 | 花シリーズ
今日は「春本番」を思わせる暖かさでしたね。横浜は20度を越えたとか・・・
動くと暑いくらいで、暖房も必要ありませんでしたね


真夏のパースから帰ってきて10日が経ちました。
日本の寒さが身にしみて、ジックリ我が家の庭を見る余裕がありませんでした。
今日の陽気に誘われて、庭に出てみると、ナント春の花々が咲きだしているではありませんか









以前このブログにUPした「マンサク」が満開となり、白梅は散り始めています。
替わりに八重の紅梅が満開です。









白モクレンの蕾みも大きく膨らんできました。
春がようやくやって来ましたね~
そんな中、主人がパースから帰ってきました。
私が帰国した後も、連日36~7度のカンカン照りのお天気が続いたそうで、すっかり日焼けしています。
弟子のJさんが請け負ったお庭を見て、図面を書く日々だったとか・・・
ずっと風邪気味で調子が悪く、「やっぱり一人は淋しかった」と弱音を吐いていましたわ。







1月から咲いている椿の仲間の「侘び助」は,
健気にひっそりと咲き続けています。
お茶花として用いられる、私の好きなお花です。














足元に目をやると、濃い黄色のスイセンが・・・
パースに行く前から八重の日本スイセンは咲いていましたが、こちらはまだ蕾だったんですよ。
2輪草や肥後スミレの葉っぱも茂りだして、これからのお楽しみです










いつの間にかクロッカスも満開です
こうして見ると我が庭は、手のかからない多年草のお花ばかりですね
仕事を辞めたら、寄せ植えやらハンギングバスケットなどをノンビリとやるのが私の夢ですが・・・









こちらはもうすぐ咲き出しそうな「ヒュウガミズキ」
パースで南国の鮮やかなお花を見た目には、このような楚々としたお花が愛おしく思えます












 ヒマラヤユキノシタはまだ蕾み。
日当たりの悪い所に植えているから、ちょっと可哀想
パースの家みたいに、広いお庭が欲しいです。
でも手入れが大変かな?
お抱え庭師がいるんですけど~~






こちらはおまけの「シイタケ」です。
朽ち果てる寸前の木に成りましたね
一昨年主人が新しいクヌギの木にシイタケ菌を埋め込みましたが、3年経たないとシイタケは出てこないので今年は諦めていました。でもナント古い木に、最後に3つなりました
畑もやってシイタケ栽培もやって、naoママは山奥に住んでいるのか?って言われそう








オマケついでにもう2つ、パースに行ってる間に咲き出した「蘭」ギンギアナムです。
可憐でしょう













お花が下を向いているから「本当に蘭?」って疑っちゃいますが、覗いてみるとやはり「蘭」に間違いありません。










以前にUPした「シンピジュウム」も元気でお留守番していましたよ。
その代わり観葉植物の葉がちょっと黄ばんでいました。
寒かったのね~ゴメンナサイ

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<西オーストラリアの青い空>③パースの中心街

2006年03月06日 | パース滞在記
今日は春の嵐のような強い南風が吹きました。「春一番」でしたね。
オーストラリアに行ってる間にもう吹いたと思っていたけど・・・

先日の英会話教室でボブ先生に「perthの発音はパースではなくてプヮ~スだよ」と注意されました。
歯に上下の唇をはさんでプヮ~と声を出し、最後にあごをだしてス~,

            ☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー
2月21日
翌日から南の方に「2泊3日のドライブ旅行」に行く予定になっています。
主人がサンダルを買いたいと言うので、スワン川沿いの都心まで出ることにしました。
3日目の空もピカピカの青空です

キングス・パーク
最初に高台にある都心の公園「キングス・パーク」で昼食のオニギリを食べることにしました。
ユーカリ並木を登って行きます。
昨年の9月に来た時は、ここで野生の白いフリージアをたくさん見ましたね
家から20分あまりで見晴らしの良い中央駐車場に到着です。
この日はちょっと蒸し暑さが感じられました。
売店で冷たい生ジュースを購入






日本人のカップル「海外ウエディングツァー」で来たようです。
これから近くの教会で結婚式でしょうか?
「お幸せに」
芝生に座ってオニギリを食べていると、日本人のファミリーがやってきました。
しばし歓談。オーストラリア人と結婚した奥様と2人の男の子、そして日本から遊びに来たお母様と弟のお嫁さんとその小さな子供だそうです。「母は初めてのパースなの。義妹が連れてきてくれたから嬉しい」・・・






60代中頃のお母様に「飛行機に慣れたら又一人でこれますよ」と声をかけたら「慣れてももう来れないの。この思い出を一生大事にします」とのお返事でビックリ、娘さんを異国に嫁がせた母親の心情は良く分かりますが、何か訳あり
娘さんの出産に、アメリカまで一人ですっ飛んで行けるミサさんは、「とてもお元気でお若いわ~」
気がつくと明るかった空は一転暗くなり、黒い雲が広がっていました。







中心街でお買い物
雨まで落ちてきたので、慌てて車に乗って、街の中心街に出ました。
パース駅の南側に、デパートやショッピングモール街が広がっています。

前回も紹介しましたが、その中のロンドンコートは有名ですね。
来る度に寄る、ヘイSt.モールのサーファーショップ「クイック・シルバー」で,孫のハー君用にTシャツを買いました。息子夫婦には??決まりません
主人がサンダルを買った靴屋さんで、私も赤いサンダルを捜しました。
明るいパースでは、パ~~っと明るい色が似合うのです。
でも悲しいかな甲高幅広の私の足に合うのがありません。






ビジネス街のセントジョーンズテラス。
雨はすぐにやみましたが、東の空が真っ暗で雷が響いています
この手前に「デューティーフリーショップ」があり、覗いて見ました。
この3月で仕事を辞めるので、記念に「ブラックオパールのプチペンダント」が欲しいな~色々説明を受けました。
でも帰りの飛行機の切符がないと免税にならない「又来ます」
買うチャンスを逸しちゃったわ






帰りにアジアの食材を扱っている「ライオン」に寄って、お米を買いました。
(私たちオニギリばかり食べているもんね。だってこれが一番美味しいんだもの)
オーストラリア産の「コシヒカリ」は10kg20A$でとても安い・・・
でもこんなに多くは要りません。3kg袋を購入です。

スーパーでも「スシライス」と言う名前のジャポニカ米が売られていますが、ライオンで買うお米の方が美味しいらしい。日本のお米と変わりない味です
その他、ここでは納豆でもおでんの具でも何でも揃っています。お値段は日本の倍以上しますが・・・

この日の夜は、お隣のRさん宅のバーベキューパーティーに招待されていました。
前回は主人の先輩のY夫妻と一緒だったのですが、今晩は我々2人だけ?ちょっと心細い
前回の模様はこちらですhttp://blog.goo.ne.jp/nao5512/d/20051005

オーストラリア時間と言うのがあって、約束した時間の10分以上後に訪ねるのがエチケットらしい。
家に帰ってシャワーを浴びて着替えてから、6時10分にお隣を訪問しました。



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<西オーストラリアの青い空>②インド洋へ

2006年03月05日 | パース滞在記
雛祭りが終わったとたん「春」がやってきたようなお天気です。
私もやっと仕事の週が終わり、今日の日曜日は弟夫婦と一緒に、両親の入っている施設に行ってきました。お土産はオーストラリアのチョコレートです。

先週の今日の夜、パースを離れたのですが、もうずっ~と以前の事のように感じてなりません。
忘れないうちに記録に留めておきたいと思います。

              ☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆
2月20日(月)
朝はノンビリと8時過ぎまで寝ていました。
この日も空がスコ~~ンと真っ青に晴れ上がっています
庭の東屋で朝食をすることにしました。

お隣の庭の黄色い「ゴールデンシャワー」の花が目の前に咲いています。
この東屋があるのは南側の庭、南半球は太陽が逆だから、日本で言えば北側の庭と言えます(嗚呼!ややこしい!)
日当たりの良さを尊ぶ日本と違って、リビングダイニングは日当たりの悪い方を向いているのです
最初は信じられませんでしたが、この強い太陽の光の中で生活することを考えれば充分に納得できます。









太陽の光は強烈ですが、午前中は薄い上着が一枚必要な涼しさです。
暗くて分かりずらい写真ですが、東屋の中を気持ちの良い風が吹き抜けて行きました。













疲れがまだ残っていたので、朝食は手抜きです。前の晩の残ったご飯をオニギリにしました。後はベーコンと玉子とお漬物、あらあら野菜が足りないわ
右のマンゴーは大家さんの差し入れです。このように切って食べるのが良いのだそうですが、日本では中々ここまで大きく熟れたマンゴーは見ませんね。







食事をしながら見た青空です。
空は澄んでいて雲ひとつありません。
隣の公園のユーカリの木に、珍しい小鳥がいっぱいやってきます。
その鳴き声を聞いているだけでも気持ちの良い朝が体験できました。
風邪気味だった私ですが、心地よい暖かさが効いたのか?大分良くなりました。
替わりに主人がダウン気味午前中いっぱいゴロゴロしていました。
私は家中に掃除機をかけました。





高い飛行機代出してきたのに、家にコモっていたんでは勿体無いと主人が言い出して(貧乏性なんです)、余ったオニギリ持って、パースの西に広がるインド洋を見に行きました。



「夏休み」は終わったそうで、子供たちの姿は見えませんでしたが、若い人々が海水浴を楽しんでいました。
日本なら当然並ぶパラソルが見当たらない・・・みんなオイルを塗って日光浴をしていました。
そう言えばこれだけ強烈な太陽が照っているのに、街で日傘をさしている人がいません。
たまに見ると雨傘を日傘代わりにしている日本人の旅行者です。









これが本マグロで有名なインド洋ですよ~
こんな海水浴場がずっと続いているのですから、混雑は全然ありません。
そして浜辺にはゴミ一つ落ちていませんものね。我が家にあるゴミ箱と同じものがちゃんと並んでいて、みんなそこに捨てていきます。
モラルの問題ですよね。パースが「世界一清潔な街」と言われる所以でしょうか?







水着は持ってきましたが、主人の体調がイマイチなので海には入りませんでした。
この景色を見ながらオニギリを食べました。
今回簡単に取れる「アクアラングのライセンス取得」を勧められましたが、条件は200mの泳ぎと10分間の立ち泳ぎが出来る人でした。
私はかすりもしません。スッパリと諦めましたわ。







帰りにスーパーに寄って夜のおかず用に鮭を買いました。
日本は半身の切り身ですが、丸のままの切り身で、倍の大きさです。
お値段も倍しましたが・・・
何だかオーストラリアくんだりまでやって来て、毎日スーパーでの買い物に追われている感じです
これがステイと言うものの現実です。



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パースへのお土産準備

2006年03月03日 | 日常の日記
今日は桃の節句・・・でも何だかまだまだ寒いですね~
我が家には娘も孫娘もいないから、お雛様には縁がありませんが、昨日見てきた吊雛とタペストリーをUPします。
電池不足で暗く写ってしまいちょっと残念ですが・・・

友禅染めをやっているmasaさんが、仲間たちと開いた「手作り工房展」に行ってきました。
上の右のタペストリーは白地の絹にmasaさんが立ち雛と桃の花を染めたもので、5万円也。吊雛は手が込んでいて値段がつけられない
女の孫ができたら是非欲しいような良い物でした










黒の紋付もこのような洋服にリフォームされました。
タペストリーの「壽」の字とお花はmasaさんが染めたそうです。シックで素敵
着物や帯をリフォームした作品が多かったのですが、他に「裂織り」の袋物やアクセサリーもあって、私の着ていたダークグレーのセーターにピッタリのブローチを思わず買ってしまいましたよ









パースに行くとき、いつも頭を悩ませるのが主人の弟子のJ夫妻やお隣のR夫妻への日本のお土産です。
今回も箱根の「寄木細工」の小箱を持って行きましたが、この価値が果たして分かるかしら?・・・
実はパースでデザイナーをやっているJさんの奥さんが、日本の着物地を使っての小物を売り出す計画をしている事を耳にしました。
それならmasaさんの作品をお土産に持っていくのが最適ですが、間に合いませんでしたねぇ~






主人は今年又何度か行く予定なので、次回用にいろいろ買い込みました。
右上は白の博多帯の地に桜の花びらを染めたランチョンマットです。
赤い小物はジュエリー入れにでも・・・
こちらは着物をリフォームした袋物
他に敷物や着物布の切れ端なども買いました。
これで次回は悩まなくて済みます。
masaさん助かりましたありがとう。





一緒に行った小町さんは、masaさん恵心の作品「色即是空」のタペストリー。
沙羅さんは裂織のポシェットを購入したようです。
次回は5月に友禅染の一日体験教室を行う予定とか・・・
又3人で行きましょうね。



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<西オーストラリアの青い空>①パース到着

2006年03月01日 | パース滞在記
留守している間に、我が家の庭のマンサクや梅が咲きそろいましたが、サムイ、サムイ・・・
3月は雨のスタートですね。
真夏の太陽の中で8日間過ごした身にはこたえますが、こうして三寒四温が続いて、本格的な「春」がやってくるのですね。

          ☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆
2月18日
カンタス航空「パース便」は成田を20:40に出発です。
横浜から特急「成田エキスプレス」を予約していましたが、我が家近くから乗ったJR根岸線が人身事故で大幅に遅れました。
十分に余裕を持って出たので特急には間に合いましたが、ちょっと嫌な予感・・
案の定、搭乗手続きの時、主人の機内持ち込み手荷物が11kgあり「重すぎる」という事で引っかかりました
カンタス航空は預かり荷物は20kgまで、手荷物は7kgまでだそうです。
結局4kg近くあるパソコンは私が持つことに・・・

2月19日
西オーストラリア州の州都パースは地図の左下赤丸の所。10時間ちょっとの飛行で日本時間の朝7時(現地時間は6時)パース国際空港に到着です。
前回もブログにて紹介しましたが、農業&畜産の国オーストラリアは、世界でも有数の厳しい税関検査があります。入国時も持ち物をX線で調べられます。

今回も漬物や海苔を手荷物で持っていきましたのでちゃんと申告しましたよ。こちらはオーケーだったのですが、預かり荷物がX線検査で引っかかりました。
大家さんへのお土産「贈答用山○海苔」。包装紙は剥がされ、箱の中の缶を見て「what?」「今見せたのと同じ海苔。same,same」
「次回はちゃんと全部見せろ」と英語でぺラペラやられてちょっと冷や汗もの。ハイハイハイ~「understand」






早朝なのに今回も大家さんのMさんがタツ君とヒロ君を連れて空港まで迎えに来てくれました。
「もう道は覚えたからいいのに・・・でも心強くて助かる」これが我々夫婦の気持ちです。
前回はレンタカーが動かなくて大変でした。彼が全部業者に交渉してくれて助かったんですよ
今回は家でパソコンを繋いでもらいました。
でもパスワードを忘れて開けないこの事は書き尽くしましたのでこれでおしまいにします。



フリーマントルへ
この日は日曜日、パース市内のお店はほとんどお休みです。生活を始めるにはまず食料品が必要。
パースから20kmの所にある港町「フリーマントル」ではバザールが開かれているので2人で車で行って見ることにしました。
大道芸人が出ていたりで、とても賑やか
朝は涼しかったのに、どんどん気温が上がっている感じです。ギンギンの太陽が眩しくて、サングラス無しでは歩けませんでした。








2人とも空腹でフラフラになっていました。
早朝の機内食を食べただけだもんね
オープンカフェでちょっと訳の分からないサンドパンを食べました。













私はビーフ&サラダ、主人はサーモン&サラダ。そしてコーヒー
これで2人分22A$です。
1A$が90円ちょっとなのでそこそこ高い
オーストラリアはライフラインは安いけど、物価は日本と同じくらいです。





少し元気が出たので、バザール市場に行きました。
土日だけ開かれるバザール。
パース近郊の人々が作った工芸品やお土産物、野菜などが並びます。
何だか頭がボ~っとしていて、何を買えば良いのか?決まりません
取り合えず主な野菜だけは買い揃えました。










この夜は大家さん親子を招待していたので、ディナーのメニューを考えねば・・・
ヒロ君は孫のハー君と同じまだ1歳8ヶ月。
お母さんが病気療養のため日本に帰って久しいので、ママの味も
嗚呼~駄目だわ。思考力が低下していて浮かばない









結局インフォーメーションでスーパーマーケットを聞き、そこで調味料やお肉などを買いました。「ジャパニーズ?エビ、カニ、ここでOK」と紹介された港の水産物店まで歩いて行く元気はありませんでした。
日陰のオープンカフェでは、大勢の人々がお茶を飲んでいるのですが、見えませんね~紫外線が強すぎて巧く写真も撮れません。






夕食は簡単なお醤油味のジンジャーポーク(豚の生姜焼き)で済ませました。野菜も一緒に炒めてね。
ヒロ君にはひき肉と野菜のみじん切りを入れてのオムレツです。
ホテル泊まりなら良いのですが、日曜日到着のパース入りはちょっと心身ともに辛いものがあります
でも私の仕事の都合で仕方がないんですが・・



大家さん親子を見送った時、南十字星の位置を教えてもらいました
東隣のRさん宅の屋根の上に、5個のひし形の形に並んだサザンクロスがハッキリと見えました。
疲れがス~~っと抜けていきましたね
三脚を使って主人の一眼レフのカメラで撮りましたが、さぁ~~果たしてちゃんと写っているかな?







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