花と緑を追いかけて

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いっぱいの主婦の日記です

鎌倉・建長寺、そしてランチ

2006年06月02日 | 鎌倉散策
鎌倉散策の最後は「建長寺」まで足を延ばしました。
さすがに「鎌倉五山」の第一位のお寺です。
高さ30メートルの三門(重文)がそびえ立ち、規模が違いました。

三門横にある梵鐘は「国宝」、創建当時の数少ない遺品の一つだそうです。
でも写真を撮りそこなってしまいました


こちらは仏殿(重文)です。

「建長寺」は臨済宗、建長寺派の大本山。
北条時頼が、蘭渓道隆を開山として創建したわが国最初の禅の専門道場で、創建当時は主な建物が中軸上に並ぶ「伽藍配置」だったそうです。


方丈に入ると、心字池を配した庭園があります。
山も借景になっていた「円覚寺」の方丈のお庭と違って、こちらのお庭の正面には建物が見えて・・・
お庭を眺める廊下のベンチに腰掛けてしばし休憩、携帯の万歩計を見ると、1万歩近くなっていました
もう十分に歩きましたね



こちらは「唐門」(重文)です。
同じような門を、京都の醍醐寺でも見ました。

「建長寺」には、牡丹がたくさんあったのですが、お花はもう終わっていました。
他にお花はあまり見当たりませんでしたが、樹齢750年の柏槙の古木がありました。こちらも国の重要文化財・・・ここのお寺は重文のオンパレードですね



境内の通り道はすべてコンクリートで固められて、団体様ご一行がゾロゾロやってきても大丈夫。
そんな中で「シャラ」の蕾を見つけました。別名「夏椿」
私は白しか見たことがありませんでしたが、ここの札には「アケボノ」と言う名が、今頃はもう綺麗に咲いていることでしょう。



「建長寺」を最後に、この日は北鎌倉駅に戻って家路につきましたが、最後に私たちのお昼に食べたランチメニュー「姫会席」(3600円)をご紹介しておきましょう。

鎌倉でちゃんとした昼食を食べるのなら、やはり予約しておいた方が良いようです。私たちは急に思い立って行く事にしたので、前日ネットで調べて、東慶寺前にある和食のお店「光○」に予約を入れました。
「姫会席」・・・最初に食前酒と一緒に出されたお料理を見て途方にくれました
一口ごはんと、赤だしの味噌汁、そしてトマトの上にホタルイカが載ったお皿



お店の中は案外狭くて、椅子席が四席、座敷席も三席、あとはカウンター席でした。
私たちは膝が悪いN子ちゃんがいるので椅子席を予約しました。
続いて出てきたのが洋風のお皿に乗った前菜・・・味はちょっと濃い目ですがマァ~マァ~のお味
咽が渇いていたので、ビールを頼みました。
マウスオン、そして次がカツオのタタキです。


タラの芽と海老とゴボウの天ぷらです。甘く煮たゴボウの天ぷらが珍しい
ここでやっと、今日のお料理の和紙で書かれたお品書きがバタバタと配られました。
混んでいてお忙しいのは分かりますが・・・丁寧な心くばりが感じられません
マウスオン、そして次は私の好きなロールキャベツ
お料理は美味しいのですから、接客に工夫があれば☆三つです。


このあと、混ぜご飯に香の物とハマグリのお吸い物が出て、最後のデザートは抹茶のムースでした。
少しづつ出されたお料理ですが、けっこうお腹がいっぱいになりましたよ
もう少し静かな、落ち着いた場所だったらもっと良かったのに・・・
最初に予定していたお店が定休日だったのでちょっと残念でした。

又このお店は、人力車を引くハッピ姿のイナセナお兄さんが、お客さんを連れて来ていました。
人力車のコースに入っているのかも知れませんね。



コメント (23)
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