
アザミは種類も多く似た花で識別が難しい花だ
タカアザミは頭花の柄が長く、上へ高く伸び上がっているのでこの名がある
北方系ノアザミで、アジア東北部に広く分布している
アザミはキク科植物で、タカアザミは川原や少し湿り気のある草地などに生える2年草
高さは1~2mにもなる
茎は角ばり太さは1cm以上ある
根生葉や下部の葉は花期には枯れて無くなる
茎葉は長さ15~25cmあり、羽状に深裂する
裂片は細くて5~6対あり、頂裂片は尾状に長く尖り、側裂片は間が広くあく
8~10月、頭花は紅紫色で3cm程の大きさで長い柄の先にぶら下がって下向きに咲く
花冠は長さ2cm、総苞は卵球形、総苞片は線形で8列に並び外片は反りかえる