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トホシテントウ幼虫

2021-11-09 | 虫類


とげとげが痛そうなトホシテントウの幼虫が、カラスウリの葉に居た
このとげとげでは鳥たちも食べるのを躊躇するだろう

幼虫のこの姿で落ち葉の下などで越冬して、4月頃の蛹を経て成虫は4月から10月まで見られる
幼虫は刺があるが、蛹にも刺がある
普通ナミテントウやナナホシテントウなどの多くは成虫で越冬するのに、ちょっと変わっている
ナミテントウなどは、アブラムシなど葉の害虫を食べるので益虫とされるが、トホシテントウは植食性で、幼虫成虫ともにカラスウリ類の葉を食べる

成虫は赤地に黒い斑紋が10個ある
体の表面に細かい毛がまばらに生えていて、時にくすんで見える
大きさは6~9mm

成虫(6月のもの)