トリからキノコ 自然見て歩き

足の向くまま気の向くまま トリからキノコまで
自然の中が心地よい

クサギカメムシ

2021-11-07 | 虫類


今日は24節季の立冬・・そろそろ冬の気配がする
今日から立春前日までが冬と言うこと

冬になろうというこの時期に、まだクサギカメムシが木柵の上をノコノコ歩いていた
朝晩はもう寒いだろうに・・越冬する場所探しでもしているのかも・・

成虫で越冬して4~10月頃まで見られる
山間部などでは成虫が越冬のため集団で家屋に入り込み悪臭を放ち、不快害虫として知られる
林、桑畑、果樹園などに生息している、市街地の公園などでもよく見かける
多食性でダイズ ササゲなどの豆類、ミカン カキ モモその他種々の果実の汁を吸うため害虫とされる

産卵は植物となる葉の裏に20~30個産み付けられる
幼虫は成虫に似た姿で、スギやヒノキの球果に良く集まる
成虫は暗褐色の地に不規則な黄褐色の斑紋がある
大きさや色彩にかなり変異がある
大きさは約16mm