シメ
2022-01-06 | 野鳥

枯葉の上をシメが歩いていた
奈良時代には「ひめ」、平安時代には「ひめ」「しめ」併用で、江戸時代から「しめ」と呼ばれるようになった
イカルに似ているがより小さいので「ひめ」と呼んだという説もあるが
「し」は地鳴きのシッで「め」は小鳥を表す接尾語と言う説が有力
畑などで穀物も食べ、嘴で器用に皮を剥くことから「豆回し」の俗名がある
冬鳥
北海道や中部以北の本州で、少数が繁殖している
平地から山地の林、農耕地、樹林の多い公園などに居る
年によって渡来する数に変化が大きい
樹上や地上で草木の種子を食べる
地鳴きは「チッ」「チッチ」など、時に「ツィー」と言う声を出す
太い嘴で硬い種子を割るときは、30kgもの力を出すという
ずんぐりした体形で尾は短い
太くて淡灰褐色の嘴、白色の初列風切基部と大雨覆
オスは茶褐色の頭部
大きさ19cm