トリからキノコ 自然見て歩き

足の向くまま気の向くまま トリからキノコまで
自然の中が心地よい

イカル

2022-01-18 | 野鳥


黄色い嘴が青空に印象的だった
古名は「いかるが」で、奈良県の斑鳩(いかるが)に住む鳥が名前の言われ
地名が鳥の名前になった

太い嘴が特徴のアトリ科の鳥
留鳥又は漂鳥 北方のものは冬には暖地に移動する
平地から山地の林、冬には林のある農耕地や苅田などに居る
樹上生活が主で木の実や昆虫を食べるが、時には地上を歩いて草木の種子を採食する
硬い種子も食べるが、それより柔らかいムクノキの実や木の芽などを好んで食べる
飛行ははっきりした波状飛行で、群れで飛ぶときは群れ全体が上下に動く

ペアーの仲がとても良い
雌が卵をあたため、オスは給餌にやって来る、などは当たり前
メスが巣を離れる時は巣の内外で囀りを交わし、オスが迎えに来てから仲良く出かけ食事が終わったらオスは巣まで送り届ける
更にヒナが成長してメスも餌を運ぶようになると、オスメス共に行動し揃ってヒナの給餌に帰って来る
と言うことでいつも一緒の仲良し夫婦
斑鳩に居た聖徳太子の17条憲法の初めの「和をもって貴しとなす」はイカルの仲良しの姿を見て感じ入ったことがきっかけと言われている

雌雄同色
頭と顔の前面が黒く、体は灰色、初列風切りには白い斑がある
嘴は太くて黄色い
大きさ23cm
コメント
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