トリからキノコ 自然見て歩き

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カンコウバイ

2022-01-14 | 樹木 草花


昔から日本人にはなじみ深いウメ
もうカンコウバイ(寒紅梅)の花が真っ盛り
早咲きのものは暮れの頃から咲いている種もある

ウメ:
バラ科サクラ属の中国中部原産の落葉小高木~高木 高さ5mほどになる
日本では600種はあるとされている
花は5弁だが、品種によって6~8個のものや、八重咲のものもある
多数ある雄しべが花弁化して八重になっている
果実は核果、6月頃に黄色に熟す
未熟な青梅には青酸化合物があり、成人で300個が致死量、まだ出来ていない未熟なうちは食べるな・・と言うことらしい・・熟したり加工すると分解され無害になる
核の中の「天神様」と呼んでいるものが種子
種子にも青酸化合物があり、こちらは100個が致死量・・大事な種は食べさせないと言うこと
子供の頃核を割って天神様を食べたけど危なかったかも・・1~2個だったから何ということもなかった

果実は食用、薬用、染色の媒染剤に使われている
花の鑑賞が主体のものを花梅、果実の収穫が主なものを実梅と区別しているが実際は厳密な区別はない
園芸種は、野梅系、紅梅系、豊後系、杏系に分けられている