ヨーロッパを鉄道で旅する人にとってのバイブル的存在といえば、「トーマスクック時刻表」。1873年創刊といいますから、140年の伝統ある時刻表です。それが、突然、この8月号をもって「休刊」になると発表されました。
http://www.fahrplancenter.com/End%20of%20Thomas%20Cook%20Timetables.pdf
したがって、日本語版も次号から休刊となってしまいます。紙媒体苦戦が伝えられて久しいですが、寝耳に水のような今回のリリース。大変驚きました。
トーマスクック時刻表日本語版と言えば、私の執筆活動の原点となった書物です。その創刊号である1985年春版に原稿を執筆したのが、この世界に入るきっかけだったからです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/6b/8a818bb2abafcd850b7ed297cabf3c27.jpg)
何本か原稿を寄稿したのですが、そのなかのお気に入りの記事が「線路の響きは、音楽の響き」。「ヨハン・シュトラウス号」「モーツァルト号」といった音楽にゆかりのある列車についてまとめたものでした。そして、こうした記事をまとめ、さらに書き下ろした原稿を加えて自費出版した本が「ヨーロッパ 鉄道と音楽の旅」でした。幸運なことに、朝日新聞で取り上げられ、これがきっかけでヨーロッパの鉄道旅行の本を書くようになり、そして国内の鉄道本へと発展していくのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/b6/fc0dea5009256855ebd2bd5eb09dce59.jpg)
この本は、2000年に改訂版が出て(そのときは自費ではなく、商業本として発売されました)、今なお書店で見つけることができます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/43/ab9a9ad7f0fa20ba5d30dab95e6a1c9e.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/14/84267506704c0ab11e47a3b93c5c0d82.jpg)
私の記念すべき第1作というわけですが、トーマスクック時刻表が存在したからこそできあがった本なのです。そういう意味で、今回のトーマスクック時刻表の事実上の廃刊は、師を失ったような残念な気持ちで一杯なのです。
<iframe src="http://rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?t=nodatakashi-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4773366346&ref=tf_til&fc1=000000&IS2=1<1=_blank&m=amazon&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=FFFFFF&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>
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したがって、日本語版も次号から休刊となってしまいます。紙媒体苦戦が伝えられて久しいですが、寝耳に水のような今回のリリース。大変驚きました。
トーマスクック時刻表日本語版と言えば、私の執筆活動の原点となった書物です。その創刊号である1985年春版に原稿を執筆したのが、この世界に入るきっかけだったからです。
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何本か原稿を寄稿したのですが、そのなかのお気に入りの記事が「線路の響きは、音楽の響き」。「ヨハン・シュトラウス号」「モーツァルト号」といった音楽にゆかりのある列車についてまとめたものでした。そして、こうした記事をまとめ、さらに書き下ろした原稿を加えて自費出版した本が「ヨーロッパ 鉄道と音楽の旅」でした。幸運なことに、朝日新聞で取り上げられ、これがきっかけでヨーロッパの鉄道旅行の本を書くようになり、そして国内の鉄道本へと発展していくのです。
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この本は、2000年に改訂版が出て(そのときは自費ではなく、商業本として発売されました)、今なお書店で見つけることができます。
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私の記念すべき第1作というわけですが、トーマスクック時刻表が存在したからこそできあがった本なのです。そういう意味で、今回のトーマスクック時刻表の事実上の廃刊は、師を失ったような残念な気持ちで一杯なのです。
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