nodatchのブログ

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箱根登山鉄道の新車アレグラ

2014-11-06 17:10:00 | 国内の鉄道
箱根登山鉄道に25年振りの新車「アレグラ」が登場、11月1日より運転を開始しました。さっそく取材をしようと、3連休あけの4日火曜日、快晴だったので出かけました。

少しでも時間を有効に使うため、珍しく東海道新幹線「こだま」で小田原へ。さっそく1日乗車券「トコトコきっぷ」を買って、箱根湯本へ向かいました。「アレグラ」の運行スケジュールは、登山鉄道のホームページに出ています。ほぼ15分おきの電車を2本やり過ごして「アレグラ」に乗るよりは、まず撮影と、普通の電車で1つ目の駅塔ノ沢へ。撮影名所の出山鉄橋へ行ってみることにしました。駅から歩いて15~20分ほどですが、国道1号線(東海道)はだらだらとカーブしつつ上る一方です。やや急ぎ足で歩いたら、息も絶え絶えでした(笑)。あの道を正月には箱根駅伝の選手が走るのですよね。とても真似はできません。

出山鉄橋とほぼ並行してクルマも通れる広さの吊り橋が架かっているので、撮影は簡単です。すでに「同業者」が3~4名待機していました。そのうち1名は女性。鉄子さんは確実に増えました。

数分後に、箱根湯本発強羅行きの電車が通過、「サンモリッツ号」でしょうか?

この電車が、画面左手のトンネル内で半周して、背後の山中にある出山信号場で停止、そこで箱根湯本行きの「アレグラ」編成とすれ違う予定です。まぶしいので手でかざしながら山中を見ると、新型車両らしき姿がこちらへ進んでいるのが見えます。スケジュール通りなので安心してファインダーを除きながら待機です。そして初めて目にする「アレグラ」が最後尾に連結されてやってきました。

連写しながら、ズームアップして「アレグラ」だけを撮影。

真横写真なので、20分ほど待って、「アレグラ」の強羅行きを撮ることもなかろうと現地を撤収。東海道を下りながら塔ノ沢駅へ。「アレグラ」に乗ってみることにしました。しかし、大変な混雑ぶり。車内で写真を撮るのはおあずけで、強羅で降りるときに車内を撮影したり、その後も、「アレグラ」に乗ったり撮ったりしました。あっという間に3時を過ぎ、山影で写真を撮るのは厳しくなってきたので、箱根湯本の温泉でまったりして過ごしました。

なお、アレグラの車内の様子などは、All Aboutの記事にしましたので、そちらをご覧ください。

また、秋の箱根登山鉄道については、拙著『一度は乗りたい絶景路線』(平凡社新書)もご覧ください。

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