徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

個人情報の流出

2005-07-02 11:15:29 | その他
 連日、個人情報の流出を伝えるニュースが絶えないが、地元の肥後銀行と熊本ファミリー銀行でも、延べ約7万5500人分の顧客データの紛失があったそうだ。いずれも「誤って廃棄したようだ。外部流出した可能性は低い」などと気休めを言っているがわかったものではない。その根拠は何も示されていないからだ。もし本当にそうだとしたら銀行ともあろうものが、何とずさんな情報管理をしているのかと思うが、こうした個人情報流出のほとんどが内部の人間が持ち出して起こる。かつて1万人を超える個人情報を取り扱った経験から言えば、内部の人間が何らかの意思を持って持ち出さない限り起こりえないのだ。どうして名前や住所がわかったんだろうと思うようなDMをもらった経験のある人は多いと思うが、流出した情報がそんなDMに使われていても何の不思議もない。