先週、日テレ系の「嗚呼!花の料理人」という番組で、有名なイタリアンのシェフ落合務さんが“次世代ロールキャベツ”なるものを作っていた。今までの概念をくつがえし、煮込まないこのロールキャベツは、ロールキャベツ嫌いのゲスト木村祐一もその旨さに驚いていた。木村はかねがね、なぜ煮込むのか疑問を抱いていたそうだ。これと同じような理由で私は肉じゃがが嫌いだ。何かというと、日本の代表的な家庭料理だとか、肉じゃがを作るのが上手な女性は良いお嫁さんになるだとか言われるが、あれって本当にうまいか?第一、あの甘ったるい砂糖は必要なのか?あんなぐちゃぐちゃに煮込まないで、肉もじゃがも玉ねぎもそれぞれ焼いて食った方がよっぽどおいしい(と思う)。