まだ観ていないが、シェールが久しぶりに出演した映画「バーレスク」が評判のようだ。たしか僕らと同年代だから、64歳になっているはずだ。映画のスチールなどを見ても、今や“怪女”といった様子だが、ちょうど僕が大学に入った1964年、ソニー&シェールとして出した「アイ・ガット・ユー・ベイブ」が大ヒットした頃は可愛らしかった。その後、ひとり立ちして映画にも進出。1987年の「月の輝く夜に」では、名監督ノーマン・ジュイソンの腕もあって、アカデミー主演女優賞を受賞した。1998年にリリースした「Believe」が大ヒットして、グラミー賞を受賞、アメリカにおける映画と音楽の2大栄冠を受賞した珍しいスターとなった。わが青春時代のアイドルの一人である。