徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

古調 よへほ節

2014-08-14 18:19:25 | 音楽芸能
 明日から「山鹿灯籠まつり」。サラリーマンの頃、盆休みで里帰りすると、たいがいこの祭りの日に勤務地へUターンしなければならなかった。だから僕はこの祭りには「夏の終わり」のメランコリックなイメージがつきまとう。
 それはさておき、今では「山鹿灯籠まつり」とは切っても切れない関係の「よへほ節」だが、現在の「よへほ節」は昭和8年(1933)に山鹿温泉の再興を願う旦那衆が、野口雨情に依頼してリメイクしたもの。もともとの「よへほ節」は明治初期頃から歌われていた座敷唄。いつも見慣れた灯籠娘の踊る「よへほ節」とはかなり趣きが異なる。たまにはこんなしっとりとした「よへほ節」もいいものだ。