徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

僕が「熊本学」にハマったワケ

2014-08-11 21:29:43 | 
 熊日新聞の連載コラム「わたしを語る」は現在、考古学者の富田紘一さんである。
 1997年、僕は20数年ぶりに熊本に帰って来た。帰って来て気付いたのは、熊本に生まれ育ったにもかかわらず、熊本について何にも知らないということだった。このままじゃあまりにも寂しいと思い、今さらの勉強をしようと思ったのだが、何をどこから始めればいいのか見当もつかない。そんな時、ふと目にしたのがケーブルテレビで放送していた富田紘一さんが案内する「熊本城見てある記」や「城下町見てある記」だった。熊本城と城下町から入った僕の学習は、その後、歴史、文化、民俗などへと興味が広がって行った。しかし、いまだに「へぇ!そうなの!」と初めて知ることが次々と出てくる。「熊本学」は無限に広がっているが、ともかく扉を開いてくれたのは富田紘一さんであることは間違いない。そんな感謝の気持を抱きつつ、連載コラムを読ませていただいている。