昨日の「第二回山鹿をどり」の中から「俚奏楽 山鹿湯籠踊り」を取り上げてみました。これは山鹿に伝わる五つの古い民謡を本條秀太郎さんが、新しい感覚で俚奏楽として編曲、構成したものです。出端(でたげなたん)に始まり、「いらんせ」、「古調よへほ節」、「山鹿ねんねこ節」、「山鹿盆踊り」、「よへほ節」、そして入端で締めくくられます。本條秀太郎さんの演奏による「俚奏楽 山鹿湯籠踊り」はCD音源では何度も聴いていますがナマで聴くのは初めて。特に、今日、山鹿灯籠踊りでお馴染みとなった「よへほ節」の源流である「古調よへほ節」は、いかにもお座敷で唄われていた時代の雰囲気そのままの味わいがあり、山鹿の文化裏面史を見ているような感覚を覚えました。
惜しむらくは、「山鹿ねんねこ節」の場面で、花道を照らすライトが真正面から当たって撮影を中断、その部分をカットせざるを得なかったのが残念です。

惜しむらくは、「山鹿ねんねこ節」の場面で、花道を照らすライトが真正面から当たって撮影を中断、その部分をカットせざるを得なかったのが残念です。

唄・三味線 本條秀太郎 踊り はつ喜流月若
三味線 本條秀五郎 はつ喜流月乃
三味線 本條秀慈郎 花童ゆりあ
三味線 本條秀英二
三味線 本條秀五郎 はつ喜流月乃
三味線 本條秀慈郎 花童ゆりあ
三味線 本條秀英二