徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

八朔と猛暑

2024-08-02 21:23:08 | 季節
 昨日は八月朔日。藤崎八旛宮に八朔詣りに行った。節供なので拝殿でお詣りした後、境内の末社をお詣りして廻った。その間の暑さといったら…。八朔というのはもともと旧暦での節供で、新暦では今年の場合、9月3日になるようだ。その頃になると、稲穂が頭を垂れ始める頃で、摘んだ御初穂を神に供える習わしがあったので、八月朔日を「ほづみ(穂摘)」ともいうようになったそうだ。
 各末社の神前には神饌が置かれていたが、右の写真のように「酒・塩・オクラ」だった。オクラは季節野菜の代表として供えられたのか、本来ならばこれに御初穂が供えられていたのだろう。
 家に帰り着いてホッとしていると、テレビでは京都祇園の八朔の習わし、芸舞妓さんたちの関係先へのお礼参りの様子がニュースで流れていた。
 下の写真はちょうど10年前、京都祇園の八朔の様子を報じるTBSのニュース映像の一部だが、当時もやはり相当暑かったと見える。新人舞妓時代のまめ藤さんが写っていて懐かしい。