今日から「第20回熊本城坪井川園遊会~秋の宴~」が城彩苑で始まった。
今日のプログラムは「くまもと花魁道中」の1日目。連休初日で好天にも恵まれ、城彩苑に入りきれないほどの入場者で賑わった。
「花魁道中」といっても往昔をしのぶ模擬の趣向ではあるのだが、最近は祭りなどを盛り上げるツールとして各地で行われているようだ。熊本の場合は2011年の九州新幹線開業に合わせ、かつて城下町の経済を支えた坪井川舟運の復活とその流域文化の伝承を願って「花魁道中」が始められたと聞く。
その年から遡ること76年、昭和10年に開かれた「新興熊本大博覧会」の際、二本木遊郭で行われた「花魁道中」が熊本最後のホンモノの「花魁道中」だったようだ。
この「新興熊本大博覧会」の公式ガイドブックには県内外の多くの企業や団体が広告を出しているが、二本木遊郭も広告を出していて、68の店(妓楼など)が名を連ねている。この最後の「花魁道中」はさぞや盛大で華やかだったのではないかと思われる。
お練りの前の記念撮影
花魁は外八文字を繰り返しながら城彩苑内を練り歩く。
今日のプログラムは「くまもと花魁道中」の1日目。連休初日で好天にも恵まれ、城彩苑に入りきれないほどの入場者で賑わった。
「花魁道中」といっても往昔をしのぶ模擬の趣向ではあるのだが、最近は祭りなどを盛り上げるツールとして各地で行われているようだ。熊本の場合は2011年の九州新幹線開業に合わせ、かつて城下町の経済を支えた坪井川舟運の復活とその流域文化の伝承を願って「花魁道中」が始められたと聞く。
その年から遡ること76年、昭和10年に開かれた「新興熊本大博覧会」の際、二本木遊郭で行われた「花魁道中」が熊本最後のホンモノの「花魁道中」だったようだ。
この「新興熊本大博覧会」の公式ガイドブックには県内外の多くの企業や団体が広告を出しているが、二本木遊郭も広告を出していて、68の店(妓楼など)が名を連ねている。この最後の「花魁道中」はさぞや盛大で華やかだったのではないかと思われる。
お練りの前の記念撮影
花魁は外八文字を繰り返しながら城彩苑内を練り歩く。
そうでしょうね。
>九州新幹線開業に合わせ、かつて城下町の経済を支えた坪井川舟運の復活とその流域文化
なるほど、船~車~新幹線という時代の流れの中で、私は海運という手段を最近、おぼろげにイメージできるようになりました。
昭和10年をググったら「築地市場開場」と出てきました!
「新興熊本大博覧会」に最後のホンモノの「花魁道中」といい、その繁栄ぶりと大きな歴史の流れを感じます。
うわっ、このビデオ昨日撮られたんですね!
いやいや、とても新鮮な気持ちで拝見させていただきました。
有難うございました。
交通の発達と経済や文化の発展が密接にリンクしていることを感じさせる催しでした。
昭和10年の「新興熊本大博覧会」は熊本の歴史にエポックを画した一大イベントだったのです。
過大なご評価に恐縮です(-_-;)
偏向した記事も多々あると思いますが、どうかお付き合い願います。